水底の棘 法医昆虫学捜査官



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初公開日(参考)2014年07月
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長編小説

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水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)

2016年08月10日 水底の棘 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾・荒川河口の中州で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。捜査本部の岩楯警部補と鰐川は、被害者の所持品の割柄ドライバーや上腕に彫られた変った刺青から、捜査を開始。まず江戸川区の整備工場を徹底して当たることになる。他方赤堀は自分の見解を裏付けるべく、ウジの成長から解析を始め、また科研から手に入れた微物「虫の前脚や棘」によって推理を重ねていった。岩楯たちの捜査と赤堀の推理、二つの交わるところに被害者の残像が見え隠れする!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

水底の棘 法医昆虫学捜査官の総合評価:8.55/10点レビュー 29件。Bランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(9pt)

危なかったね。『水底の棘』の感想

どの作品も詰めの甘さを感じる。しかし、面白いのなんの。もう何回も読みたい。

▼以下、ネタバレ感想

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フェルマーを愛する一人
BQY6QLCN
No.5:
(6pt)

水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想

今回も赤堀の行動と話が良かった。
地味な事件を地味に捜査する刑事ものに
とんでも先生が絡み面白いシリーズです。
前作にもありますが
変なサスペンスもどきが最後にありますが
あたしには不要に感じられます。

jethro tull
1MWR4UH4
No.4:
(7pt)

海もいけるんだ

 
 法医昆虫学捜査官シリーズの第三作。 遺体の第一発見者となった赤堀さん、今回は蟲を追って河から海へ・・・。
自然に晒された屍は想像もよらない変貌を遂げる。 科学の力でどれだけ真相に近寄れるか見物です。 流石の安定したシリーズ★は7つ

りーり
9EDFH0HC
No.3:
(7pt)

水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想

法医昆虫学捜査官赤堀涼子シリーズの3作目。
良くも悪くも相変わらずの安定感ですが・・・それにしても、レビューを描きづらいシリーズだなぁ。
今作の赤堀は水死体の第一発見者。
赤堀が第一発見者ならでは、の展開はなかったのですが、今作は解剖医の見解を覆す活躍を見せます。
今作は水死体を扱うため水中生物がメインで、残念ながら蛆虫は少なめ(笑) なので「虫の声」を聞いての驚く推理、というこのシリーズ最大の面白味が影を潜めてますかね。
あと、岩楯、鰐川のコンビがあんなハンパな連中に窮地に陥るというラストの展開は不要かな。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想

明るい天然、しかも変人の赤堀涼子の三作目です。
大吉昆虫コンサルタントの助っ人で、荒川で大量発生しているユスリカの駆除にやってきた赤堀ですが、中洲で死体を発見してしまいます。
解剖の結果絞殺体と判断されるのですが、身元が全くわからず捜査は難航します。

とっかかりは、寒い時期にはいるはずのないハエなのですが、いくつかの川が合流する近くとあって、死体がどこから流れ着いたのかが焦点になっていきます。

過去2回の事件捜査でそれなりに警察の信頼を得た赤堀は、相も変わらず空気を読まないマイペースで、説得力のある事実を積み重ねていくのですが、そのペースにすっかりはまっていく岩楯刑事と鰐川刑事のコンビがとてもいいですね。
直接事件とは関係のない岩楯刑事の禁煙にまつわる話は、最高に楽しめます。

今回はグロテスクな虫の話はちょっと少な目で普通の警察小説の比重が多くなっていますが、それでも自然界に対する愛情はひしひしと感じます。実際に実践されているのかはわかりませんが、冒頭の殺虫剤を使わない駆除というようなことが色んな意味でひろがっていけばいいなと思いました。

事件そのもののミステリー度はそれほどでもないのですが、虫の薀蓄が最高に面白いです。
シリーズとして続けて行ってほしいですね。

たこやき
VQDQXTP1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想

事件現場の虫の生態から事件を捜査していく法医昆虫学捜査官シリーズの第3弾。
本作では水死体を扱っており、過去作とは違う水に関連した虫の展開で、新たな場を作ったと感じました。虫に関しての薀蓄と、登場するキャラクター達のやりとりは今回も楽しませて頂きました。

点数が低い気持ちとしては、今回は虫に関する刺激が弱め。事件発生の序盤と終盤の解決は虫に関する話でシリーズとして特徴的なのですが、中盤の事件捜査については虫があまり関係していなくて、普通の警察小説を読んでいる気分でした。

虫についての表現も大分落ち着いて淡泊になってます。
1作目では、ウジの表現をウニョウニョと気持ち悪く描いていて、その気持ち悪い虫の話の土台があってこそ、明るいキャラの赤堀が輝いていたり、皆が嫌がる虫から事件が解決する気持ちよさがあったりしたのですが、今作では虫の気持ち悪さがサッパリなくなっているので、なんというかギャップの面白さや個性的な要素が弱まり、よくある警察小説に感じてしまった気持ちでした。

気持ち悪いのが苦手な読者もいますし、今作ぐらいの表現ならTVドラマ向けだなと感じたりと思うところですが、個人的には何か物足りなさを感じました。

とはいえ、虫の捜査や登場キャラの楽しさは安定なので次作も期待です。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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