聖者の凶数: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

3.00pt (10max) / 1件

6.00pt (10max) / 10件

Amazon平均点

3.63pt ( 5max) / 16件

楽天平均点

3.92pt ( 5max) / 29件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

40.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2013年12月
分類

長編小説

閲覧回数4,073回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数21

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

2016年01月15日 聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。連続殺人を予測した如月塔子ら警察の捜査もむなしく、第二の事件が発生。またも記された数字は、犯人からの挑発なのか。謎と推理の応酬の果てに彼女らが辿りついた、残酷で哀しい真相とは。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

聖者の凶数: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)の総合評価:7.00/10点レビュー 17件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

う~ん

何気なく買った「石の繭」という作品がこの著者を知った一作目でした。
その時は気軽に読めるし登場人物それぞれ嫌味がなくまぁあまり捻ってはないけど面白いな、と思ったので他の著作も追っていきました。今回初めて発売日を待って新作を買う形になりましたが……う~ん。
何かだれたな~というのが読後第一印象でした。
取り敢えずあらすじにしっかりと書かれてる「十一係が挑む、最も残酷で哀しい事件の真相とは?」という煽りには期待しない方が良いです。もう何十回となく使い古された陳腐な真相ですね。

この捜査一課十一係シリーズは基本まず事件が起こる→主人公含む警察が捜査に乗り出す→犯人の独白が入る→容疑者が浮かび上がる→犯人の独白→逮捕事件解決、の流れで話が進み完結します。今の所前4冊同じ展開でした。
まぁそういう手法を作者が意識してこのシリーズでは使ってるのかな、と思うのですが正直何回もされると飽きるんですよね。犯人はこんな辛い目にあって理不尽な目にあって復讐をするんですよ、的な言い訳をされているようで。
今回の話はこの犯人の独白が最終局面までありませんでした。今回約280pの分量の本の中で220pになっても犯人の独白が起こらない。おぉっ!と思いましたね。そうですよね、毎回毎回同じような手法取りませんよね、と少なくなっていくページを捲りながら内心思いましたよ。ところがその数ページ後から怒涛の犯人言い訳タイムです。
「かれこれ昔、こんなひどい事件がありました、そこで俺の大事な人がこんな酷い目に合いました。俺が殺した奴はこんな悪人でした、だから復讐したんだよ!!!!!!」ってやつです。同じ展開ばかりで胸やけがしますね。


さてあんまり悪口ばっかり言っててもあれなので良い点もあげて置きます。
相変わらず読みやすい文体だな、と思います。主人公塔子と鷹野のコンビももどかしいながらもお互い慣れてきたのか気安い雰囲気も出てきてしっくりきます。ただだんだんこの二人以外の十一係の存在が薄くなって来ていますね。基本捜査は二人組で行い当然役割分担をするので主人公組とその他の視点を全部描写してはストーリーがばらけてしまうので仕方がないのでしょうが…。作者さんは徳重さんがキャラとしてはお好きなのか塔子=鷹野>徳重>>>その他、になってきている気がします。徳重さんの人情味溢れ落ち着いた思いやりのあるキャラは私的には好きなのでまぁ良いのですがせっかく前作や前々作では尾流川さんや手代木さんにもスポットを当てかけていたのになげっちゃりでは勿体ないなーと思います。

まぁシリーズもしっかり続いているようですしこのままいけばそのうちドラマ化とかされそうだなと思います。


伊木都木
Y72I2FH9
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(2pt)

高野如月刑事の名コンビが難解な事件に取り組む物語です。ぜひ読んでください。

今回は、放火の事件から発生した1人の男の復讐を描いた物語です。最後に驚くべき事実が明?ぜひ最後まで読んでください。
聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)より
4062932946
No.15:
(2pt)

モツ鍋の中に焼肉をいれてしまったような

今までこのシリーズは1,2,3,5巻を読みました(4巻は今から)。

どれにも共通して不満なのは、犯人の最後の独白が長すぎる。
この5巻も真犯人がわかったあと長々と独白が入る。別の巻では警察とも反応できなくなった真犯人が誰に喋っているのか、長々と殺人に至る経緯や心情を語っている。一体あなたは誰に向かって語っているのか。

なんというか、しらける。

真犯人の独白を聞かせたい相手が見えない。もちろん読者なのはわかっている。でも読者という存在が感じられた瞬間にこれが「作り物」だということを読者に実感させてしまっている。

例えば父が娘に残す遺書であったり、真犯人が細かくつけていた日記であったりすればすべてを告白することに対して納得できるのだけど、そうではない。

真犯人が事件の詳細やその時の感情について読者に説明する形式になってしまっている。

なんだか、しらけてしまう。

今作についてはいろいろ詰め込みすぎていた感も拭えない。
(以下ネタバレあり)

・・・・・
・・・・
・・・
・・


最終的に真犯人と呼べる人物が一人、そしてそれに便乗した人が二人。
どちらかだけで良かったのでは。

正直に言ってくどい。くどいし、長い。ただでさえ犯人の独白について不満があるところに、2回も聞かされるのはつらい。
最後まで読み終わったところで、真犯人のことはすっかり忘れている。便乗した二人とその関係者の話しか頭に残っていない。

真犯人が殺人に至る理由やその手口については多少言いたいことはあれど、悪くない。
便乗した二人の話については混乱しやすい説明であったものの、悪くない。

でもそれを一つにまとめるのは失敗だと思う。

火事で死んだ家族の復讐のための連続殺人事件と、臓器移植のために入れ替わった人生を元に戻す話しと、それぞれ分けたほうがすんなり落ち着いていたと思う。

混ぜ合わせたことで読者の意識がどちらかに偏ってしまってもう一つの話が意識に残らなかったり、輪郭がぼやけてどちらも色あせてしまったりしている。
なんとなくだけど、先に連続殺人事件の話があり「これじゃ弱いかな」と臓器移植の話を追加したように感じる。モツ鍋の中に焼肉をいれてしまったような。

全体としては好きな話でちゃんと最後まで読むくらいは面白かった。まだ読んでいないシリーズ作についても読むつもりはある。

ただ名探偵役であるはずの鷹野が最後にならないと活躍せずその活躍がいきなりすぎることと、塔子がうっとうしくておせっかいで押し付けがましい女性になってきているのが気になる。
移植手術受けたばかりで、その親の犯罪に心を痛めている人におせっかい押しつけがひどすぎる。

もう1冊読んで続きを読むか考えている。
聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)より
4062932946
No.14:
(1pt)

つまらない

この警視庁殺人分析班シリーズつまらない。途中でやめました。
聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)より
4062932946
No.13:
(5pt)

スリル満点でおもしろいです

とてもおもしろかったです。状態も悪くなくてとてもきれいでした。
聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス)より
4062990024
No.12:
(4pt)

読みやすく、気に入っています

他の方のレビューにもありますが、一つひとつの文章が短く、簡潔で、読みやすく、
ぐんぐんと読み進められて、引き込まれていきます。
優秀な? 探偵がてできて、ラストは関係者を一同に集めて推理と説明 という小説には
飽き飽きしていたので、警視庁殺人分析班が事件を見極めていく過程そのものに
試行錯誤もあり、失敗もあり、意見を遠慮なく出し合う信頼関係も好印象です。
WOWWOW にははいっていないので、amazon prime で、この小説のドラマは
石の繭、水晶の鼓動 だけしか見たことがありません。
なので、それらの小説はドラマで結末などが分かっているので、読む気にはなれません。
いまのところ、このシリーズがとても好きなので、全部読もうと思っています。
聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)より
4062932946



その他、Amazon書評・レビューが 16件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク