現着: 警視庁心理捜査官 KEEP OUT II
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 | 2016年02月05日 現着: 警視庁心理捜査官 KEEP OUT II (徳間文庫) 公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。わけあって所轄署に飛ばされてもなお、冷静な分析で事件解決の糸口を見つける地味系心理捜査官爽子。男社会の警察で、眼の前の事件以外のものとも闘いながら、女だてらにと眉をひそめる男どもを尻目に、女だからこその度胸で難事件に立ち向かう―。本書のための書下し新作ほか極上の全三篇!(「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
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| 面白い展開ですね。それぞれ違うストーリーです。面白く最後まで読めました。 | ||||
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| この作家は知らなくて書店で初めて買い、面白くて続編をと思った。警察物で女性が主人公だと、妙に勝ち気過ぎたりお色気路線が多い中、地道に頑張る姿が応援したくなりました | ||||
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| 童顔で小柄な２７歳の女性刑事・吉村爽子は男性社会の警察組織の中で、その明晰な頭脳と行動力で孤軍奮闘します。感情をあまり表に出さず、人付き合いも苦手なために孤立しがちですが理解ある女性上司、柳原明日香の支援もあって難事件を解決に導きます。 ただこのシリーズ、男性刑事たちのほとんどが無能、傲慢で嫌なヤツとして描かれています。爽子が若い女というだけでバカにして意見を聞こうとしません。捜査本部は容疑者を逮捕しますが、爽子は鋭い洞察力で状況や供述の不自然さに疑念を持ち、「真犯人は別にいるのでは？」と意見を言いますが頑迷な男の上司に怒鳴られたり他の刑事から笑われたり、いつも悔しい思いをして、仕方なくルール違反の単独捜査をよぎなくされます。この小説に登場する有能な刑事は、主役の吉村爽子、元上司の柳原明日香、後輩で部下の支倉由衣の女性３人だけです。他の男たちは、いつも３人の女性刑事たちの引き立て役のような扱いになるのが残念です。 | ||||
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| シリーズの中でも傑作です。本シリーズに登場するオールスターキャストをプロットに無理なく配し、その個性をもってストーリーを盛り上げる。しかも、前半は吉村爽子、後半は柳原明日香と主人公を引き継がせる強かさ、舌を巻きます。是非、前作までのシリーズを読まれた方がよいかと。事件は八王子管内で発生した刺殺事件から端を発し、夏の茹だるような暑さの中、捜査本部の捜査方針に疑問を抱いた吉村爽子の推理から圧倒的な展開を持って終盤に向かいます。お勧め | ||||
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| 爽子の独壇場を期待していたけど、それは無し。でも支倉の話の回は新鮮で面白かった。それにしても柳原明日香はすごい。ちょっとスポットがあたった瞬間からぐいぐい引きつけて離さない。公安仕込みの追尾シーンは細かく、臨場感がありついつい楽しみにしてしまっている。 | ||||
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