ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一
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ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一の総合評価:
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潜入捜査がバレるという怖さで、ページをめくる手が止まりませんでした。とにかく早く続きが読みたい! | ||||
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筆者のハラマキシリーズが好きでこの本にたどり着きました。 面白く一気読みしました。 が、とても後味悪く…。 どこかで救われるのではとかすかな期待を持っていましたが。 | ||||
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息子の不祥事のため、オレ詐欺に潜入捜査する父親のお話。 警察小説といったら途中で苦労はあったとしても、最後はやっぱりハッピーエンドだと思うのですが、この作品の主人公は、最初から最後まで不幸続き。ついでにその先どちらに向かっても地獄という終わり方…。主人公があまりに不幸で孤独で、救いもないので、読んでいてかなり疲れました。 この作品がシリーズ化されることはないとは思いますが、もしされても絶対に読みたくないなあ…。 | ||||
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著者は不思議な名前だな、と思った。 警察小説の著者は オトコだと思いこんでいた。 途中まで読んで、なんか 雰囲気が違うので、おかしいなぁと思った。 それで、ネットで調べたら 女子だった。 女子の警察小説は、独特の陰が存在している。 と言っても、初めて読むのだから すべてをくくるわけにはいかないが。 全部読み終わった後に、ちっとも 気分が良くならない。 問題は、すこしも 解決していないのだ。 ハイエナが だれなのかも 見えない。 『悪』は、薄ら笑いをして 終っている。 ここでの主題は パンセ。 『権力なき正義は無効なり。正義なき権力は横暴なり。』 定年を間近にして、キャリアで 知能犯のベテラン刑事 本城仁一。 警視庁2課で、復興庁審議官大平雄也の汚職事件を追いかけていた。 それで、タイに飛び、追っかけ対象は タイからカンボジアに逃げる。 追いつめたが 地雷の埋めてある野原で 自殺をする。 そのことで、本城は、非難を受ける。 一方で 息子は ノンキャリのエリート。 管理官として、おれおれ詐欺を 追いかけている。 この息子、出世欲が強く、清濁合わせ飲むこともでき、 キャリアの父親の捜査能力は買っているが バカにしている。 本城仁一の妻は、夫の無能を非難していることが、 息子にも反映しているのか。 その息子が 睡眠強盗に会い 『警察手帳』を盗まれたと 父親 本城仁一に打ち明けるが、父親は 正直に上司に報告しろと いっていたが、その警察手帳を取り戻すことで物語は展開していく。 本城仁一は なぜそうしたのか? おれおれ詐欺の仕組みが 金主ー番頭ー架け子ー受取など、非常に機能が分担化している。 警察は 架け子をつかまえるので、精一杯。 おれおれ詐欺の被害が 2014年で560億円にも上ると言う。 それだけの 大きな市場を形成している。 架け子の教育が 素晴らしい。格差に対して怒りを誘導して 税金の不公平、そして一躍 金持ちになると言う物語で洗脳する。 警察手帳がぬすませたボスが 味田と言われる。 これが、意外と不気味な存在感を持っている。 そして、引き際が 実にしっかりしている。 味田という名前は、家族5人殺された、食堂の名前だった。 夫婦の関係、老人介護、親子の関係、が 様々な形で出てくるが どうも、希薄で、うまくいっていない。 その軋みが 噴出する。それぞれの思惑がある。 『めぐみ』という存在も、不気味だった。 本城仁一は、何のために 刑事をするのか? そして その息子は 警察官僚の中で 出世できるのだろうか? 気持ち的には、出世してほしくないなぁ。 | ||||
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いぶし銀の叩き上げ刑事の主人公に女性でも感情移入しながら一気読みしてしまいました。半グレ、ヤクザ、中国系マフィアの台頭…複雑で組織化されたオレオレ詐欺の犯罪過程や残酷な暴力描写もリアルな一方で、全体の話も、最後の最後まで謎が解けず読み応えがありました。正義のみが彼の理解者なのでしょうか。主人公の境遇、周りに味方がいない孤独なところが時々読んでいて辛かったです。最後は切ないエンディング | ||||
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