ヴェサリウスの柩



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初公開日(参考)2006年09月
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長編小説

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ヴェサリウスの柩 (創元推理文庫)

2012年05月30日 ヴェサリウスの柩 (創元推理文庫)

解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ヴェサリウスの柩の総合評価:7.86/10点レビュー 7件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

ヴェサリウスの柩の感想

解剖実習中に遺体の中からメッセージの書かれた紙が発見される。いったい何時、誰が、どうやって仕組んだのか?掴みは完璧でした。しかし余りにも大きな仕掛けは、その必然性や整合性の為に強引な設定を必要としてしまう。ラストまで読んで説得力を感じるかどうか、鮎川哲也賞受賞作として本格推理と呼べるかは、評価が難しいかも知れません。個人的には、主人公=ヒロインに魅力を感じず、応援する気になれなかったのが残念な所。とは言え、読み易い文章と飽きさせず連続する事件で、サスペンスミステリーとしては十分面白かったかなと思いました。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

麻見ファンなら必読の一冊。

完成度の高い受賞作。題材が暗いので、楽しく読破というわけには行きませんが、麻見ファンなら必読。
ヴェサリウスの柩Amazon書評・レビュー:ヴェサリウスの柩より
4488023908
No.5:
(4pt)

いくらなんでも

2006年に出た単行本の文庫化。
 第16回鮎川哲也賞の受賞作。
 トリックはすごい。この点では、日本のミステリ史上に残る一冊だろう。愕然とさせられるし、心の底から納得する。
 ただ、設定面では傷の多い作品だ。さすがに荒唐無稽だし、主人公にはいらいらさせられっぱなし。
 第二作以降に期待である。
ヴェサリウスの柩Amazon書評・レビュー:ヴェサリウスの柩より
4488023908
No.4:
(2pt)

素人探偵ものの不自然さ満開

なぜか事件が起きても警察に報せない。自分が襲われて殺されかけても警察に報せない。
素人探偵が訪れた相手が全く怪訝に思わず、なんでもペラペラ喋ってくれる。
20年も前のことを克明に記憶している。
なぜ警察に通報しないで自分たちで調べるのかの理由がない。
献体については足りないみたいに描かれているけれど、本作が執筆される何年か前にある大学に申し込んでみたら
十分足りてるから。と断られた。もう少し調べたり考えたりした方がいいと思いました。
ヴェサリウスの柩Amazon書評・レビュー:ヴェサリウスの柩より
4488023908
No.3:
(5pt)

本格ではないが非常によく構成されている

鮎川賞受賞作としての麻見氏のデビュー作である。
大学の遺体解剖室での解剖中の遺体から脅迫文を入れこんだ管が発見されるという不可能性と猟奇性が見事に備わったつかみで引っ張る。
その後の展開もかなり無理がある展開ながら、リーダビリティーは抜群によく、最後まで興味を惹きつけながら一気に読ませるよくまとまった内容だ。
選考委員の言葉にもあるが、本書は江戸川乱歩賞受賞作として出ていても違和感のないテイスト、つまり、本格志向は薄く、いわゆる特定業界専門知識を散りばめたサスペンス的展開の趣向が強く、鮎川賞の江戸川乱歩賞化が加速するのではという危惧が定義されている通り、冒頭の不可能趣味は本格趣向では料理されず、トリックとかが突出している訳ではない。というか本書には本格推理的なケレン味溢れるトリックがないというのは読む前から認識されていた方がいいだろう。
ヴェサリウスの柩Amazon書評・レビュー:ヴェサリウスの柩より
4488023908
No.2:
(4pt)

遠大なる復讐の物語

舞台はとある大学病院の解剖室、「ご遺体」と呼ばれる献体を学生が解剖実習する場面から幕を開けるミステリー。
まず現在の献体の制度をあまり詳しく知らなかったので、興味深かった。「真夜中の〜」でも感じたことだが、著者はかなりの「うんちく男」のようで、鼻につく方もいるかもしれない。
事件は、解剖中の「ご遺体」から現職教授を誹謗する文書が発見されるところから始まる。これはいい着想だと思うし、最後まで面白く追いかけさせられた。ただ、やはりかなりご都合主義な感は否めないので、星は四つ。でも、最近こればっかり言っている気がするが、先が楽しみな作家の一人であるのは間違いない。
ヴェサリウスの柩Amazon書評・レビュー:ヴェサリウスの柩より
4488023908



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