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ヴェサリウスの柩
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ヴェサリウスの柩の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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完成度の高い受賞作。題材が暗いので、楽しく読破というわけには行きませんが、麻見ファンなら必読。 | ||||
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2006年に出た単行本の文庫化。 第16回鮎川哲也賞の受賞作。 トリックはすごい。この点では、日本のミステリ史上に残る一冊だろう。愕然とさせられるし、心の底から納得する。 ただ、設定面では傷の多い作品だ。さすがに荒唐無稽だし、主人公にはいらいらさせられっぱなし。 第二作以降に期待である。 | ||||
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なぜか事件が起きても警察に報せない。自分が襲われて殺されかけても警察に報せない。 素人探偵が訪れた相手が全く怪訝に思わず、なんでもペラペラ喋ってくれる。 20年も前のことを克明に記憶している。 なぜ警察に通報しないで自分たちで調べるのかの理由がない。 献体については足りないみたいに描かれているけれど、本作が執筆される何年か前にある大学に申し込んでみたら 十分足りてるから。と断られた。もう少し調べたり考えたりした方がいいと思いました。 | ||||
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鮎川賞受賞作としての麻見氏のデビュー作である。 大学の遺体解剖室での解剖中の遺体から脅迫文を入れこんだ管が発見されるという不可能性と猟奇性が見事に備わったつかみで引っ張る。 その後の展開もかなり無理がある展開ながら、リーダビリティーは抜群によく、最後まで興味を惹きつけながら一気に読ませるよくまとまった内容だ。 選考委員の言葉にもあるが、本書は江戸川乱歩賞受賞作として出ていても違和感のないテイスト、つまり、本格志向は薄く、いわゆる特定業界専門知識を散りばめたサスペンス的展開の趣向が強く、鮎川賞の江戸川乱歩賞化が加速するのではという危惧が定義されている通り、冒頭の不可能趣味は本格趣向では料理されず、トリックとかが突出している訳ではない。というか本書には本格推理的なケレン味溢れるトリックがないというのは読む前から認識されていた方がいいだろう。 | ||||
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舞台はとある大学病院の解剖室、「ご遺体」と呼ばれる献体を学生が解剖実習する場面から幕を開けるミステリー。 まず現在の献体の制度をあまり詳しく知らなかったので、興味深かった。「真夜中の〜」でも感じたことだが、著者はかなりの「うんちく男」のようで、鼻につく方もいるかもしれない。 事件は、解剖中の「ご遺体」から現職教授を誹謗する文書が発見されるところから始まる。これはいい着想だと思うし、最後まで面白く追いかけさせられた。ただ、やはりかなりご都合主義な感は否めないので、星は四つ。でも、最近こればっかり言っている気がするが、先が楽しみな作家の一人であるのは間違いない。 | ||||
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舞台はとある大学病院の解剖室、「ご遺体」と呼ばれる献体を学生が解剖実習する場面から幕を開けるミステリー。 まず現在の献体の制度をあまり詳しく知らなかったので、興味深かった。「真夜中の〜」でも感じたことだが、著者はかなりの「うんちく男」のようで、鼻につく方もいるかもしれない。 事件は、解剖中の「ご遺体」から現職教授を誹謗する文書が発見されるところから始まる。これはいい着想だと思うし、最後まで面白く追いかけさせられた。ただ、やはりかなりご都合主義な感は否めないので、星は四つ。 でも、最近こればっかり言っている気がするが、先が楽しみな作家の一人であるのは間違いない。 | ||||
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