モノグラム殺人事件
- エルキュール・ポアロ (40)
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モノグラム殺人事件の総合評価:
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著者初読み。とにかく読み辛かった。私はクリスティ、ポアロシリーズを読み込んでいる訳ではありませんので、本家と比べてどう、とかは分かりません。本作をただ1冊のミステリーと見て、読み通す事が物凄く苦痛だったのです。単純に、登場人物が多すぎて整理できないし、感情移入するキャラも居ない。謎解きも、伏線を拾って行けば辿り着ける、と言う物でもない気がするしなぁ。みんな嘘つきばっかりなんで、分かる訳ないよ。そのせいで複雑なストーリーに感じ、面白く思えなかったです。余計なことはせず、ポアロはクリスティが書いたのを読もう。 | ||||
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新品同様でよかった | ||||
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翻訳なのか原文なのかわからないのですが、特にセリフの部分が、英語教材のぎくしゃくした和訳、みたいな感じで、読むのが辛かったです。そのせいか、登場人物の個性も際立たなくて、人のイメージが浮かびづらい… ストーリー展開も合わさって、特に前半は読むのがつらすぎて、何回か別の本を読んだりしていました。 そして、クリスティってすごいなぁとか、クリスティ作品をいい感じに訳してくれた翻訳者の方々はすごいなぁと思っていました… そんな苦痛でしたが、でも後半は、急にテンポ良くなり、セリフの違和感も忘れるほど集中できました。ここまで一週間ほどかかって読んでたのに、後半は一気に読むことができました。 結論としては、読んでよかったです。もちろんクリスティのポアロ、としては違和感ありますが、それなりに楽しめました。 クリスティが好き、で、なんとなくあの雰囲気を味わいたい、なら読んでも良いと思います。 次作も買っているので、こちらも楽しみにできる、という期待が持てるようになりました(前半読んでた時は、後悔してました…) ポアロ、って設定じゃなければ、もっと自由にキャラクターを作れたりしたでしょうし、ポアロであるがゆえに、作者も大変だったんじゃないかなーと思いました。がんばってポアロ風にすることがなければ、もっと読みやすくておもしろいミステリーになったのではないかと思います。 | ||||
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クリスティーのポワロの世界が完全に再現されている素晴らしいパスティーシュ!クリスティー全作品を完読し、もっともっと!と望んでいる愛読者にはこのような作品が存在していることに大いに感謝したい。 「カササギ殺人事件」作中でこの作品についての賛辞があったので、あちらを読了後すぐに読んだ。内容には文句のつけようがない! しかしながら問題は翻訳。 一体全体どうしてこんな直訳文章なのか?かろうじてポワロだけは本人らしい言い回しを保っているが、ほとんどの話し言葉が全くこなれていなくて読みづらいこと! 地の文章も一人称なのでそちらもわかりにくい。リズムが無く、強調点と軽口の違いも表現されていない。原文に忠実にしたいのかもしれないが、結果的に意味や心情がわかりにくく作者の意図が伝わらない(それでいて「レディスアンドジェントルマン(メンではなく)」が繰り返されるのは気になる)。 翻訳者は作品を読み込んで、作者が読者に読みとってほしい緊張感やユーモア、登場人物の個性や関係性の発展などを、自分も作者の気持ちになって日本語で表してほしいものだ。 | ||||
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名探偵ポアロが事件を解決するので、どうしてもアガサ・クリスティの作品と比べてしまう。そんな比較に意味はないのだが、どうしても比較をし、違いを見つけ、「偽物臭いなあ」と感じてしまう。本作品は、偉大なミステリ作家と比較せず、素直に謎解きを楽しむのがよい。ホテル内で同時に三人が死体で発見されるインパクト、長期間に渡る人々の感情、巧妙なトリックなどを素直に楽しめばいい。ポアロが主人公でなくても、話題になる作品だろう。多少トリックが複雑で、真相を理解するのに頭を使ったが、そこは著者の味なのかもしれない。 | ||||
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「ポアロの公認続篇」という売り文句に踊らされて買ってしまったが、失望しただけ。 クリスティの作品に満ちていた「古き良きイギリス」の雰囲気はどこにも見当たらず、無理をして似せようと努力した虚しさが感じ取れるだけ。私は途中で諦めて、「これはクリスティのポアロと同姓同名の探偵が現代にいるのだ」と思い込もうとした。 結局、この作品は、新作が決して発表されることのないポアロものでもっと稼ごうという、誰かさんの企みで産み出されたのだ。そうまでして稼ごうなんて、あまりにあくどいんじゃないですか? | ||||
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