閉じられた棺



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初公開日(参考)2017年06月
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長編小説

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閉じられた棺 (クリスティー文庫)

2017年06月22日 閉じられた棺 (クリスティー文庫)

招待先のアイルランドの荘厳な子爵邸で、ポアロと盟友キャッチプール刑事は再会を果たす。その夜、ディナーの席で、招待主である著名作家が全財産を余命わずかな秘書に遺すという不可解な発表をした。動揺した人々がようやく眠りについたころ、おぞましい事件が…。“名探偵ポアロ”シリーズ公認続篇、第2弾!(「BOOK」データベースより)




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閉じられた棺の総合評価:6.00/10点レビュー 4件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

古式ゆかしいミステリ

名探偵ポアロシリーズの初の公認続編の作家に選ばれた著者によるシリーズ第二弾となるもの。
前作「モノグラム殺人事件」の続編であるが物語としては独立しているのでどちらから読んでも構わない。
古式ゆかしいミステリの体裁そのままに書かれているのでじっくりと読書を楽しめる。
館にいる人物は手紙で招待されたポアロと相棒のスコットランドの刑事と使用人を含めて14人。
ひとりの人物が殺されるが各人の証言が錯綜する。さあ、ポアロと一緒に事件の解決をするのはあなたです。
手掛かりはすべてポアロと共有しているのですから。
最初から最後まで登場人物の喋ることを一言一句聞き逃してはいけません。
そこにほんの少し想像力を働かせれば良いのですから。( ´艸`)
ちゃちな内容なら公認として出版されませんよ。そこはお墨付きです。 動機、方法、ミスリード、仕掛けは納得できます。
私は楽しめました。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(3pt)

そこに愛はあるんか?

前作(モノグラム殺人事件)、本作と読んできて、確信した。これはクリスティーではない。公認なんていうのは遺族のいやらしい金儲けであって、そこに愛はあるんか? と思わざるを得ない。アガサは草葉の陰で嘆いているのではないか。

クリスティー作品がほかのミステリと一線を画すのは、それまで見ていた絵がラストでまったく違う絵に見えてくる、というようなミスディレクションの切れ味だと思う。レッドへリング、語り、プロットのうまさ、と言ってもいい。

本書はいたって普通のミステリである、ギリギリ及第点ぐらいの。それは作者が違うんだから当たり前ではないか? という意見もあるだろうが、公認というのがどうも引っかかるのだ(ソフィー・ハナに非はないと思う…多分)。

本国イギリスではその後も公認続編が出ているが(現在5作)、日本では本書以降翻訳されていないのは、思いのほか商売にならなかったからだろう。ちなみに今クリスティーのレガシーを「正統に」継いでいるのはアンソニー・ホロヴィッツだ、と個人的には思う。
閉じられた棺 (クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:閉じられた棺 (クリスティー文庫)より
4151301054
No.2:
(2pt)

読みづらい

アガサ・クリスティー財団公認の語られなかったポワロものである。が、クリスティとは天地の差だ。まず一冊が長いし、語彙が(翻訳なので確証できていないが)豊富で、物語がわかりにくい。ミステリ界のハーレクイン・ロマンスかソープオペラである(だから多くの層に売れたのだ)クリスティとは全く違う。ついでに、ポワロの助手役が刑事だ。クリスティ物だと思わなければ、70点くらいのミステリだと思う。
閉じられた棺 (クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:閉じられた棺 (クリスティー文庫)より
4151301054
No.1:
(3pt)

若干弱いが、謎解きを楽しめる

ミステリ作家で元子爵夫人のレディ・プレイフォードの屋敷に招かれる。彼女の遺言が変更され、全財産を秘書のジョセフに遺すと発表される。そしてその晩にジョセフは殺害される。クリスティの世界観を踏襲してポアロの推理が展開される。犯人は意外のようで意外でもない人物だった。推理は多少強引なところもある。もっと推理にキレが欲しかった。ポアロがもっといやらしいほど自信家であったならもっと良かったかもしれない。ポアロが前面に出ている感じがしなかった。改めてクリスティの人物造形などが優れていたことに気がついた。作品としては及第点だが、クリスティの域には達していない。
閉じられた棺 (クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:閉じられた棺 (クリスティー文庫)より
4151301054



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