カンパニュラの銀翼



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初公開日(参考)2012年10月
分類

長編小説

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カンパニュラの銀翼

2012年10月24日 カンパニュラの銀翼

1920年代後半の英国―エリオットには秘密があった。資産家の子息の替え玉として名門大学で学び、目が見えなくなった「血のつながらない妹」のため、実の兄のふりをして通いつめる日々。そんなエリオットの元に、シグモンド・ヴェルティゴという見目麗しき一人の男が現れる。物憂い眩暈。エレガントな悪徳。高貴な血に潜んでいる病んだ「真実」―精緻な知に彩られた、めくるめく浪漫物語。第2回アガサ・クリスティー賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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カンパニュラの銀翼の総合評価:6.67/10点レビュー 6件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(3pt)

2回目はどこを読もう

…と思わせる作品でした。
きらきら光るモティーフやエピソードはそこかしこに散りばめられており、ぐいぐい読ませる力はあったのですが、最後まで読み終えた後の感想と言えば「思ったよりシンプルで解りやすい話だったな」といったもの。
幻想小説ミステリ風、つまり皆川博子や津川泰水みたいな作風なのかしらーと思いながら読んでましたが、どうも違う感じ。
上手く説明出来ませんが。
こんなに長くなくても良かったんじゃ…
この長さの分キャラクターが掘り下げられてると言うわけでも無かったし…
カンパニュラの銀翼Amazon書評・レビュー:カンパニュラの銀翼より
4150312036
No.5:
(2pt)

すごい! が、二度と読みたくない。

第2回、アガサクリスティー賞受賞作品ということで読んでみた。
 とにかく「ハイブロウ(ハイブラウ)」な作品である。読むにはそれなりのリテラシーが必要であり、
この手の文体に慣れていない人には覚悟が必要だろう。文体は常に翻訳調であり、どうすればこのような
文章が書けるのかとあきれるほどだった。また、哲学的解釈やムダな講釈が多すぎる。読むのに非常に苦
労し、通常の同じ厚さの本の三倍は時間がかかった。普通の人が思いも付かないような語彙(辞書にも載
っていない)や表現がそこここに使われている。それは翻訳本を思わせる雰囲気(外国作品らしさ)を醸
し出すことには貢献しているが、一方で理解しにくく、かつ読みにくさを増幅させている。
 おそらく、この作者は天才だろう。多方面の知識がそこかしこにちりばめられていて、読む人を選ぶ。
たしかに、これだけの作品を書ける人は、日本中探しても何人もいないだろう。その知識は、哲学、語学、
アナグラム、回文、外国の風俗、歴史などと幅広い。
 だが、それが面白くて良い作品かと言われると、ちょっと違う。賞の審査では、この作品を満場一致で
受賞作に推したらしいが、いわゆる「ミステリー」とはまるで違う。しいていえば、「外国作品翻訳物風
時代ファンタジー」とでも呼べるだろうか。たしかに、亡霊めいた話などは「ミステリー」ではあるが、
「本格推理」でないだけでなく、「広義の推理小説」にも当てはまらない。
 アマゾンのレビューや読書メーターなどでも、この作品を絶賛している人が多く、低く評価している人
は少ない。だがそれは、「すごい作品だ」というだけであり、「良い作品」「おもしろい作品」「人にも
勧めたくなる作品」とはまた違う。少なくとも私は、この作者の作品を二度と読みたいとは思わない。
 作者の実力を鑑み、☆は3〜4くらいあげても良いが、私は敢えて☆2とした。この作品に高評価を与
えている人達の中にも、内心ではもっと低くしたいと思っている人もいるのではないだろうか。だが、そ
れを声高に言わせないほどの「すごさ」が、この作品にはあるのだろう。それに屈して高く評価した人は、
ある意味、「裸の王様」と言えるかも知れない。
 たしかに、このような濃密で高尚な作品をゆっくりと堪能したいという人も一部にはいるかもしれない。
だが、それはあくまでも「一部」の読者であり、多くの一般的な読者には向かないと思う。
カンパニュラの銀翼Amazon書評・レビュー:カンパニュラの銀翼より
4150312036
No.4:
(1pt)

つまらない

ミステリーというよりはゴシックファンタジーじゃないですか。 それにしてもひどすぎる。 内容が何もない。 あり得ない設定に辟易します。 文章も非常につたないので読んでいて疲れました。 とにかくつまらない作品で気持ち悪かったです。
カンパニュラの銀翼Amazon書評・レビュー:カンパニュラの銀翼より
4150312036
No.3:
(5pt)

ミステリーではあるが、ミステリー以外でも楽しめる

ストーリー展開がつねに予想の斜め上をいくので、密度が濃くて気が抜けません。とばして読んだりできない緻密な運び。ちりばめられた要素が終盤にかけて一気に集約され、スリリングな場面になるところは、本当に素晴らしかった。

ミステリー小説であることはまちがいなく、大きな謎から、こまごまとした謎めいた要素まで、きちんとロジカルに謎解きされていきます。ただし全体の雰囲気は、うっとりするほど繊細だったり、退廃的だったりと、ゴシック文学のようです。その世界観に浸って読んでいると、しばしばミステリー小説であることを忘れます。

読み終わってすぐに2周目に突入しました。2周目も良かったです。それは登場人物の設定とか魅力が大きいかもしれません。個人的にはシグモンドが大変好みで、彼の精神構造と行動原理にじわじわとやられました。しびれました。
カンパニュラの銀翼Amazon書評・レビュー:カンパニュラの銀翼より
4150312036
No.2:
(4pt)

じっくりゆっくり

アガサ・クリスティ賞受賞作品だが、所謂ミステリではないし、ミステリ的などんでん返しや叙述トリックがあるわけでもない(ということは踏まえた上で、そっち方面の期待はしないで読むほうが良い)。衒学趣味的な幻想小説?

 文章に淫しているかのような書きっぷりが少々くどく、与太話(失礼)が長過ぎると感じる部分もあった。もっともその“文章”で成立している作品だとは百も承知の上だし、興味深いネタが多々散りばめられているのだけれど。

 面白いのは確かで、しかしそれは“一気読み必至!”とか謳われる類のリーダビリティとは対極的な、じっくり染みこんで来ていつのまにか世界の見え方を変えてしまうような代物。余裕があるときにゆっくり読むのがオススメ。
カンパニュラの銀翼Amazon書評・レビュー:カンパニュラの銀翼より
4150312036



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