しだれ桜恋心中



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初公開日(参考)2014年10月
分類

長編小説

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しだれ桜恋心中

2014年10月24日 しだれ桜恋心中

若手文楽人形遣いの屋島達也は、 師匠・吉村松涛のもとで充実した修業の日々をおくっていた。 そんなある日、達也は怪しげな魅力を持つ 花魁の文楽人形「桔梗」を見つける。 桔梗は『しだれ桜恋心中』という演目専用に 作られた、特別な人形らしい。 だが、約60年前に『しだれ桜恋心中』が上演された際、 技芸員が次々と不審死を遂げていたことを知り、 達也は桔梗に近づくことを恐れはじめる。 一方、補助金削減問題に揺れる日本文楽協会は、 『しだれ桜恋心中』を呪いの演目として興行し、 観客を呼びこもうとするが……。 一つの演目に込められた想いが引き起こす 悲劇を描いた、第4回アガサ・クリスティー賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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しだれ桜恋心中の総合評価:5.25/10点レビュー 8件。Dランク


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No.8:
(2pt)

現実と非現実の融合ができてない

ネタバレになりますが、
人形が人間のように口をきき、振る舞う、
それがファンタジーとしても受け入れられない書き方でした。
人形が心を持ってしまって、物語が動くって話はアリなんですが、
この作品にはまだそこまでの強引さが感じらません。
視点もブレブレ、時間の経過もわかりにくい。
二度読みはないですが、結末が気になる程度には楽しめました。
しだれ桜恋心中Amazon書評・レビュー:しだれ桜恋心中より
4152094907
No.7:
(4pt)

「推理小説」ではないが楽しめる。

第4回アガサクリスティー賞受賞作なのだから、当然、ミステリー(推理小説)だと思って
買う人がいるだろう。だが、そういう人は裏切られることになる。正直な話、私自身も、これ
が受賞作で良いのかと疑問を持つ。アガサクリスティー賞は、第3回の「致死量未満の殺人」
でやや本格ミステリーとしての方向性を取り戻したかに見えた。が、これまでの傾向を見ると、
どうも方向性が定まっていないように思える。第1回「黒猫の遊歩あるいは美学講義」は、
タレーランやビブリアにも共通する、ゆるい謎解きの連作短編+α。第2回「カンパニュラの
銀翼」は、ホラー風味の強い外国時代ファンタジー。
 この「しだれ桜」は、カンパニュラに通じるものがある、というよりも、完全にオカルト
ホラーファンタジーであり、「推理小説」とは決して言えない。とまあ、ここまでは主催社
に対する「小言」、「苦言」である。
 それを抜きにして、単体の小説として読んだ場合、この作品はけっこう楽しめた。レビュー
の数字が極端に悪い(星5個も二人いるが、その二人はこの作品しか評していないので当てに
ならないし、作者あるいは出版社の回し者ではないかとさえ思えた(笑)。それ以外のレビュ
ーはさんざん)。なので、私もこの作品を読むことは躊躇っていた。
 だが、ミステリーではないと割りきって読んでみると、これがけっこう面白いのだ。文楽人
形が話し出す、その話を聴けるのはごく一部の恵まれた才能の人に限られる、という設定、ま
た、人形と人間とが織りなす「呪い」による殺人など、普通のミステリーではあり得ない設定
がふんだんに盛り込まれている(但し、この設定は他のマンガなどに先例があるらしいが)。
またその他にも、近親相姦など性的なシーンも登場する。それを嫌悪する人もいるだろうが、
全体的にはきれいにまとまっていて、そのことが決して欠点になっていない。
 感想をひと言にまとめたのが、レビューのタイトルということになる。ミステリーと期待
してはいけないが、一つの娯楽作品としては悪くないと思う。
 ただ、賞の主催社である早川書房は、もう少し明確な方向性を決めるべきだろう。「カンパ
ニュラ」や「しだれ桜」のような作品を受賞作にするのは、名を冠したアガサクリスティーに
対する侮辱になりはしないだろうか。
しだれ桜恋心中Amazon書評・レビュー:しだれ桜恋心中より
4152094907
No.6:
(1pt)

新人賞の非既視感重視をやめよう

新人賞は、選考委員が専門家ばかりであるせいか、「今までにない」、要するに「非既視感」を最重要視する嫌いがある。つまり、ワンアイデア。小説を成り立たせる技術、面白さのテクニックは、計り知れないほど多い。それらが全くできていなくても、ワンアイデアで受賞してしまうことがある。本作はまさにそれ。おそらく、他の応募作が、既視感だらけだったのだろう。しかし、そのワンアイデアも、読む前から想像がつく。駄作が受賞した後、その新人賞は、傑作が受賞する傾向がある。次回のクリスティー賞は期待できるぞ。
しだれ桜恋心中Amazon書評・レビュー:しだれ桜恋心中より
4152094907
No.5:
(1pt)

出版された事自体が一番の謎(ミステリー)かも。

☆一つは装丁(カバーイラストの綺麗さ)への評価です。他にほめる所がありません。
文章は陳腐、登場人物はぺらっぺらの薄っぺら、題材(文楽および人形)についての愛も感じられませんし、
それより何より、書いた人がこの本で「何を書きたかったか」が全く伝わってきません。
本当に、何がしたかったんでしょうか?

正直、これが「アガサ・クリスティー賞受賞作」というのは、クリスティー本人に対して、またクリスティー財団に対して、
非常に失礼な気がしますし、早川書房のこの「賞」についての価値を下げる事になるのでは?という危惧すら抱いてしまいます。
今年度は受賞作なし、ではいけなかったのでしょうか。(他の年度の受賞作を読んではいませんが)

この題材でしたら、本作よりもずっと上手く描かれた作品がコミックにありますので、
興味のある方は読み比べてみてください。
池田悦子(原作)・あしべゆうほ(絵)『悪魔(デイモス)の花嫁』第7巻に所収の
「人形(ひとがた)心中」(1978年コミックス初版発行)です。電子書籍も発行されています。
30年以上前の作品ですし、少女マンガですので絵の好き嫌いはあると思いますが、
結末の秀逸さを含めて、物語そのものの出来は段違いだと思いますよ。
しだれ桜恋心中Amazon書評・レビュー:しだれ桜恋心中より
4152094907
No.4:
(1pt)

あいた口がふさがらない

たとえどんなにお粗末で荒唐無稽な小説(もどき)でも、それなりの愛なりこだわりなりが感じられれば
その点だけでも『許したろ』と思えるものですが、この作品には何にもありません。

クリスティー関係者に日本語を解する人がいませんようにと祈るばかりです。

他の方も書かれていますが、往年の少女漫画「デイモスの花嫁」に同じネタがあります。
勝負にもなにもなっていませんが。

早川書房、大丈夫ですか?
しだれ桜恋心中Amazon書評・レビュー:しだれ桜恋心中より
4152094907



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