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水族館の殺人
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水族館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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前回の体育館の殺人より面白かった!トリックやアリバイが難しく、今回は一切解けなかった。序盤は容疑者候補の説明が多くて少し退屈だったが、ヒロインと探偵が活躍し出してからは面白い。あんなに和気藹々と楽しくやっていたのに結末が物悲しいのはこの作者の特徴なのかな。ドラマ版初期のTRICKみたい。このシリーズおもしろいなあ | ||||
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フィクションだから無理がある設定とかトリックは許容できるのですが、なんていうかキャラがくどいというか二次元色が強すぎて・・・無理でした。特に、ヒロイン役の袴田妹の裏染天馬に対する言動が、彼女の中の常識の押し付けでしかなくて、ウザすぎて推理展開に集中できませんでした。この作家さんの「地雷グリコ」がとてもおもしろかったので過去作を大人買いして読んでいるのですが、このシリーズはこのキャラ展開が今後も続くのならもう読むのやめようかな・・・。 | ||||
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前作「体育館の殺人」が面白かったので続けて本作を読みました…が、あまりにひどいので驚きました。普通は2作目ともなれば熟練する筈ですが、なぜここまで劣化してしまうのか? 本筋と関係ないキャラ萌え描写やスポコン卓球シーン、納得できようはずもない犯人の動機には目をつむります。ミステリって本来そういうものですから。ただ。解決編の文章表現はいただけません。 (ネタバレあり) 第六章、この解決編を読んで理解できる読者って本当にいるのでしょうか?私は、何度読んでも無理でした。ちなみに流し読みしたわけではなく、冒頭の図表を印刷し書き込みしながら、情報を追いました。混乱しないよう、登場人物表も携えました。それでも、私は解決編の顛末が分かりませんでした。 「津が、初の反論を唱えようとしていた」からの質問内容も意味不明ですし、もちろんそれに対する回答も要領を得ませんでした。モップとバケツの説明なんて、支離滅裂です。重要点だと言わんばかりに文章がさかんに傍点で強調されていますが、何を言っているのかさっぱりわかりません。何が矛盾?不審に思う理由は?なぜ驚嘆が広がる? 普通に考えると、「犯人はモップ以外の血が付いたものを現場で洗った痕跡があり、それはタオルと思われます。その理由を今から説明します」「被害者と腕時計を交換したことが犯人特定の根拠となります。なぜそう考えたかというと…」という形で推理の説明を行えば誰にでもわかる文脈になったような気がするのですが。行く先の分からないゴチャゴチャした理屈は、読んでいて苦痛です。 解決編は終始このような印象でして、「体育館の殺人」では普通に読み飛ばしても分かった真相が、今回はいくら咀嚼しようとしても意味不明なままでした。 「読者への挑戦」で、「特殊な知識・技能がなくとも、(中略)明確な答えを導き出せる」とありますが、「ありえない」と腹立たしく思いました。なんせ、その「明確な答え」とやらを提示されてもそれ自体が理解できませんでしたから。 蛇足かも知れませんが、「静かなエピローグ」もよくわかりません。元々犯人の動機が意味不明なので仕方ないのですが、それにしてもわざわざ強調されている「ルフィンを長生きさせないといけない」が何を意味しているのか、やはり理解できませんでした。水槽に戻されれば長生きできる?そんなまさか。サメがいなくなればショーの出番が増えかえって大変になる、みたいな描写がどこかにあったような…。 ただ、とんでもない駄作に金と時間を使ってしまった…と思いましたが、評判を見るとそうでもなさそう。これまた驚きました。自分以外の読者はよほど聡明なのか、あるいは自分の知能が低いだけなのか。 小中学生時代にほぼ読破したエラリー・クイーンは漏れなく楽しめたのですが…とても悲しい気持ちです。 | ||||
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シリーズものなので、シリーズごとまとめて買うのがおすすめ。 初心者にもとっつきやすいので、購入をおすすめ。 | ||||
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この作者の作品は好きですが、この作品は複雑だけがポイントで単純明快に欠けている。 | ||||
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最初、卓球の話いらなくて、事件の話だけでいいだろう。と思っていましたが、最後の最後で繋がるなんて。 Amazon prime readingで体育館の殺人を読んで、マンマと作者の罠に引っかかりシリーズ2作目を購入しました。恐らくこの後3.4作目と購入するでしょう。 そのくらいハマってます。 | ||||
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何も読むものが無かったので、図書館、水族館、体育館の順に読みました。トリックありきの内容で特筆すべき点もなく。探偵役はイケメンでオタク、期末テストも満点取るけど何故か部室に住んでるダメ人間。周りの女子も多分美人。あり得ない。これが学園物のお約束なんでしょうか? 作者はエラリー好きみたいなので次回は純粋に謎解きだけに注力してみては。 評価は一冊300円だったからです。 | ||||
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防水機能の無い電波式腕時計が、この世のどこで売っているのか謎。 | ||||
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ひたひたと犯人に迫っていく裏染天馬(うらぞめ てんま)の推理、いやあ、怖かったわあ。犯人にしてみたら、逃げ場のない袋小路へと追い詰められていくみたいな謎解きの場面は、たまったもんではないでしょう。 謎解きの場面以外でぞくっとしたのは、事件解決の重要な点に裏染が気づくシーン。それを、ワトスン役である袴田柚乃(はかまだ ゆの)の目線で描写するところ──一例をあげれば、本文庫の318頁あたり。はっと真に迫る書きぶりで、「うーん。上手いよなあ。ぞくぞくするなあ」と。 あと、巻頭の【主な登場人物】の紹介文が気が利いてて面白いすね。なかでも、《裏染 鏡華(うらぞめ きょうか)‥‥‥あの兄にしてこの妹あり。》だとか、《津 藤次郎(つ とうじろう)‥‥‥サボリ癖が玉に瑕(きず)。というか、だいぶキズ。》てな記述に、くすりとしちゃった。 | ||||
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前作に続き2作品目 面白かったです。今度は水族館 登場人物の多いいこと。犯人を探すまでの道のりが、凄く、水族館らしい事件でサメと来ましたね。驚きでしたが、やっぱり裏染めさんの推理が凄すぎました。 ミステリーなのに面白く、引き込まれる魅力があり満足しました。 | ||||
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やはり本格ミステリーはアリバイトリックに限らず、論理展開に納得できる部分と出来ない部分がありますね。この作品も細かい部分部分の考察に限って見れば論理的に納得できるものの、全体の流れに組み込んでみると「いやいや、そんな事する意味ある?」とか、「そうとは断言できないんじゃない?」と感じてしまう部分があります。推理の論理的な明快さに感心する部分よりも、「アリバイ考察ありき」の不自然な状況設定や、それに合わせるような我田引水的な論理展開の多さが気になりました。 << 以下、ネタバレ含みます。未読の方、長文嫌いの方はスルーお願いします >> 例えば、日常的に水に接する水族館のスタッフが使うのに、防水機能が付いていない腕時計を支給するなんてあり得ないでしょう。千円台の安い時計でも防水付きの腕時計なんかいくらでもありますから。そもそもショーや餌やりの関係などで分単位のスケジュール管理で動かないといけないはずの水族館のスタッフが個人で腕時計を持っていないというのも不自然ですし、ベルトを腕の太さに合わせて「切って」いたとか(普通、腕時計ってベルトの穴で調節するでしょw)、そういう現実的にはまずあり得ないところが気になります。 また、細いモップなんかで自分より体格の良い若い男を簡単に殴って気絶させられるのかとか、なかなかキャットウォークまで来てくれなかったらとか、殺害時の状況、トリックの発動時間、他のスタッフの行動など、ちょっとした状況の変化でいくらでも数分単位のズレが出たり、この場での殺害自体が無意味になりかねない不確定要素をまったく考慮していない点が気になります。アリバイ考察がメインなのは分かりますが、こういう不自然に感じる部分が多いとやはり推理にも素直に納得できなくなります。 他にも、タオル(しかもたった一枚)を隠す場所が無かったから事務員は犯人じゃないという論理展開も無理があって現実的には考えられないと思います(仕事場として機能している建物なのに、タオル一枚も隠せないほど何も無い部屋ばかりなんてあり得ないでしょう)。と言うか、そもそもタオルを隠す必要ありますか?飼育員の名前が書いてある訳でもないでしょうし、そのまま現場に置いておけば良いのでは?タオルなんか水族館の関係者なら誰だっていつでも入手できるものだし、そうしたら「あらかじめ用意しておいたタオルを飼育員に容疑を向けるために犯人が置いた」という可能性も考えなくてはならなくなりますから、より容疑者の幅が広がる事になるはずです。まさか「一人につき一枚だけしか支給していない」なんて事も無いでしょうから、「タオルを持っていない飼育員が怪しい」という前提自体に無理があります。 それより、水につけても自分の指紋や皮膚片などが残っているかも知れない「手袋」を放置しておく方が、実際に犯人の立場になったら不自然に思える心理だと感じました。やたら「モップ」の扱いに拘っているのも意味不明。殺人の現場がここだと強調するためだけならモップもその場に放置しておけば良いだけでしょう。何をそんなに「少しだけ血痕が残るように軽く絞った」だの、「紙の破片を少しだけ付着させた」とか、細かい事に拘っているのか理解に苦しみます。 また、容疑者が多い割りに登場人物のドラマがまったく無いため、あの真犯人が分かっても何も意外性やインパクトが感じられないです(最初は意味ありげに卓球の試合が挿入されるので、学生の誰かが試合中に抜け出していたかと思っていた)。そもそも前作と違い、主人公サイドに無関係な事件なので、「事件を解決しなければならない」切迫感や、「自分たちが襲われるかも知れない」という緊張感がありません。 良くも悪くも「アリバイ崩し」の不自然な状況設定ありきのミステリーです。そこが気にならないなら読んでみても良いかとは思いますが、個人的にはいまひとつでした。★的には2.5点という所です。 | ||||
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シリーズ二作目で、今回は水族館が舞台だ。 学生が学校外の事件にまで関わるという不自然さは大目に見るとして、謎解きがショボい。 いちおう論理的ではあるのだが、この程度の理屈に大人が説得されるだろうか。 キャラクターの謎で次巻に引っ張ろうという意図は、かえって白ける。 動機を推察するシーンだけは、ちょっと良かった。 | ||||
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タイトルから、館シリーズのもじりかと舐めてたら、実にロジカルな展開で楽しめた。 | ||||
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ネタバレです。 なるべく他のレヴューとかぶらないところを書いてみようと思います。 トリック以前のプロットの話です。 一読しただけでは、膨大な情報に翻弄されて混乱させられますが、冷静に考えたら事件自体成り立たないものと思われます。 まずは、事件の概要を ある日、風ヶ岡高校新聞部の面々が地元の水族館を取材に訪れた。 館長の案内で館内を回っていて、サメ水槽を見ていたとき、上から人の体が落ちてきて、サメに貪り食われるところを目撃してしまう。 殺人事件である。捜査に行き詰った警察は、風ヶ岡高校の「名探偵」裏染天馬を呼ぶ。 というわけで、今回はアリバイトリック。 一章で事件が描写され、二章で警察が容疑者たちの細かいアリバイを訊いていくのですが……。 何時何分にどこで何をしていたのか、という細々とした話が延々と続いて、ちょっと辛いパートなんですが、 そもそも! そもそもですね! 私は水族館は働いたことはないんですが、 そもそも、どこの職場でも、ルーティンワークとして、何曜日は誰それはどこで何をやるって大まかなスケジュールどこも決めてるものなんじゃないんですか。 バックヤードは職員しか入れないんだから、職員全員集めて、「あの時間サメ水槽の上を担当してたのは誰ですか」って訊けば済む話じゃないんですか。 そういう描写が全くないんですが、この水族館はスケジュールないんでしょうか。 考えにくいですが、仮にないとしても、普通朝のミーティングで分担決めません? そういうの全く訊かずに、ダラダラと何時何分某がどうこうって情報羅列されても退屈なだけで全然頭に入って来ないんですが。 何か人手が足りなくて忙しいから、場所を変わることもちょくちょくある、みたいなこと書いてるけど、 いくら人手不足でも、忙しくても、大まかなスケジュールくらいどこでもあるでしょ。 でも、そういう描写はない。 どうやらこの丸美水族館にはスケジュールは存在しないらしい。ここが意味が判らない。 で、肝心の犯行はというと、飼育員の芝浦がサメ水槽の上に被害者雨宮を呼び出して殴って気絶させた。 アリバイを作るために、キャットウォーク上の扉にトイレットペーパーを使った遅延装置を仕掛けた。 これで、犯行時刻とサメ水槽に落ちて雨宮が食われる時間をずらし、アリバイを作ったと。 犯人は犯行時サメ水槽の上で掃除をしていた。というか掃除係のふりをしていた。ということなんですが…… 考えてもみてください。 スケジュールが無い、担当の場所も無い、ということは、犯人がどこにでも自由に行けるということではありますが、 逆に言えば、他の人がいつ犯行現場に踏み込んでくるかも判らないということです。 そんな状況で、合理的な人物は殺人をするでしょうか。 雨宮を問題の部屋に招き、キャットウォークに誘導し、殴って気絶させ、諸々の処置をし、後片付けをして部屋を出る。 どれだけ急いてやっても 20 分はかかるんじゃないでしょうか。 いや、運が良ければ 10 分、15 分で済むかもしれませんが、殺人というのは相手あってのことです。 最低 30 分は他の人に見られない時間を確保しておきたいものじゃないでしょうか。 今回芝浦が誰にも邪魔されずに犯行を行い、部屋を出れたのは、ひとえに運が良かったからです。 そもそもアリバイトリックというのはもっとキツいスケジュールがあるところでやるものじゃないでしょうか。 それなら他のアリバイが無い人物に濡れ衣を被せることができる。 あるいは、最低でも全員にアリバイがあるように見せかけることができる。 本書では一時的に全員にアリバイがある状況を作り上げていますが、それは偶然です。 筆者の周到な作為によって作られた偶然です。 スケジュールがあるところなら、もっと簡単に作れたでしょう。 なんとも全体的にちぐはぐで、プロットが破綻しているように思います。 以下蛇足。 あと、引っかかったところは、犯行の方法。 少々長くなりますが引用しましょう。415P 末尾から 416P 頭の裏染のセリフです。 "「(…)そして、サメ水槽の前にいる雨宮さんへ悠々と近づいていく。おそらくは、先月の飼育記録に問題点を見つけたから、内密に話し合いたいとでも言っておいたのでしょう。掃除を頼まれちゃって、などと言い訳しつつ、犯人は雨宮さんがキャットウォークの中へ入るよう仕向けます。一度入れてしまえばあとは簡単、狭い一本道ですからね。襲いかかるには最適です。日誌を見返させるなどして隙を作り、モップの柄を両手で持って振りかぶり、えいやっと頭に叩きつけます」" どうでしょうか。 サラッと読んだだけでは読み流してしまいそうになるかもしれませんが、一度じっくり、自分が犯人で、これから人を殺すんだと想像しながら読んでみてください。 おかしくないですか? "一度入れてしまえばあとは簡単" と文字通り簡単に言ってくれますが、一体どうやって人をキャットウォークに誘導するのか。 そして、どうやってわざわざその危険なキャットウォーク上で日誌を読ませるのか。 まぁ、実はいま書きながら考えていて、キャットウォークの奥の床に異常があると言って、 こっち来て見てくれと言えば誘導できるかもしれんというのを思いついてしまったんですが。 こっちの方がよくない? 天才の裏染のはずなのに言ってることおかしくない? 一回読んだときはここに違和感があった。 上のスケジュール云々は読んだ後しばらく考えてたら思いついた。 『体育館の殺人』の方にもレヴュー書いたんだけど、なんか全体的にチグハグなんだよね。 まぁ、キャラクター小説としては悪くないと思う。 | ||||
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容疑者が多いので、目立たない容疑者は卓球部の敵校カットマンとかにもキャラ負けしちゃってたり。だからそんな人、絶対犯人じゃないよね、って勝手に容疑者から消してました(裏染ロジック無視で) それはそうと袖乃様のキャラの造形がひとつ深くなってキャラリアリティが増した気がします(要するに好きでござる) (さらに話が飛んで)コナンを感じるんです。日常パートの雰囲気に。コナンを。。(私だけ?) | ||||
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本格ミステリ好きにはおすすめ。 相変わらず論理は面白いのだが、容疑者が多いので読んでいて頭がついていかず混乱してしまった。体育館のほうが好みだったか。 〜以下、ネタバレを含む〜 最後に“あるもの”が交換されていることから推理し、犯人を導きだすのだが…職場が水族館であることを考えると違和感があった。最初からその機能がついたものでないと、仕事にならない気がするのだが。 | ||||
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裏染天馬シリーズ第2弾。学園ミステリーで殺人事件のトリックを証し様々な証言や現場の状況から容疑者を徐々に減らして犯人を絞り込むお話。とにかくそれぞれのキャラがイイ! 犯人当てまでの流れも私好み、最高です。最後の裏染天馬と犯人との会話もまたイイ! | ||||
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お気に入りのシリーズ2作目。イルカと柚乃ちゃんのふれ合い?がかわいい。 | ||||
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読者への挑戦、その前の仮説的検討と検証、仮設の破壊と再構築などは、過去の「名作」に準じるもので、それは良かった。 他に指摘されているとおり、場面はイメージしにくく、わかりにくかった。 最後の『名探偵「さて」と言い』的場面は、緻密そうだけど、くどい感じ。 「結局、最後の手がかりだけで、よかったやん」・と思ってしまいました。 最近の新作がみあたらないのと、キャラものに展開しそうな雰囲気なのとが、気がかり。 個人的には、現行の探偵キャラにも魅力を感じない。 | ||||
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体育館の殺人に次ぐ、裏染天馬シリーズ第二段。 でも、主人公は文学系の容姿の卓球部員、柚乃ちゃんか? 他にも前回出てきたキャラがちらほら。 あの元副会長も。 新キャラの妹ちゃんも登場し、天馬が部室に住み着いている理由も半分くらい明かされる。 重要なあと半分は? そして、水族館の殺人、謎解きは途中であっさり終わるかと思ったら... 二転三転として、イメージしながら読むにはちょっとややこしいことに。 一番特をしたのは誰か? 最後は天馬流の終わり方。 事件の更に裏にあるものとは... まぁまぁ楽しめましたが、動きが少ないわりに、ちょっと長かったか。 次の短編集、風ヶ丘五十円玉祭りの謎に期待。 | ||||
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