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水族館の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
水族館の殺人
水族館の殺人 (創元推理文庫)

水族館の殺人の評価: 3.29/5点 レビュー 42件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(5pt)

裏染天馬シリーズ第二弾!

前回の体育館の殺人より面白かった!トリックやアリバイが難しく、今回は一切解けなかった。序盤は容疑者候補の説明が多くて少し退屈だったが、ヒロインと探偵が活躍し出してからは面白い。あんなに和気藹々と楽しくやっていたのに結末が物悲しいのはこの作者の特徴なのかな。ドラマ版初期のTRICKみたい。このシリーズおもしろいなあ
水族館の殺人Amazon書評・レビュー:水族館の殺人より
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No.19:
(4pt)

面白い

シリーズものなので、シリーズごとまとめて買うのがおすすめ。
初心者にもとっつきやすいので、購入をおすすめ。
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No.18:
(5pt)

天馬にゾッコン

最初、卓球の話いらなくて、事件の話だけでいいだろう。と思っていましたが、最後の最後で繋がるなんて。
Amazon prime readingで体育館の殺人を読んで、マンマと作者の罠に引っかかりシリーズ2作目を購入しました。恐らくこの後3.4作目と購入するでしょう。
そのくらいハマってます。
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No.17:
(5pt)

ひたひたと犯人へと迫っていく裏染天馬の推理の道筋が、ぞくぞくするくらい恐かったです。

ひたひたと犯人に迫っていく裏染天馬(うらぞめ てんま)の推理、いやあ、怖かったわあ。犯人にしてみたら、逃げ場のない袋小路へと追い詰められていくみたいな謎解きの場面は、たまったもんではないでしょう。

謎解きの場面以外でぞくっとしたのは、事件解決の重要な点に裏染が気づくシーン。それを、ワトスン役である袴田柚乃(はかまだ ゆの)の目線で描写するところ──一例をあげれば、本文庫の318頁あたり。はっと真に迫る書きぶりで、「うーん。上手いよなあ。ぞくぞくするなあ」と。

あと、巻頭の【主な登場人物】の紹介文が気が利いてて面白いすね。なかでも、《裏染 鏡華(うらぞめ きょうか)‥‥‥あの兄にしてこの妹あり。》だとか、《津 藤次郎(つ とうじろう)‥‥‥サボリ癖が玉に瑕(きず)。というか、だいぶキズ。》てな記述に、くすりとしちゃった。
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No.16:
(5pt)

登場人物の多さ

前作に続き2作品目 面白かったです。今度は水族館
登場人物の多いいこと。犯人を探すまでの道のりが、凄く、水族館らしい事件でサメと来ましたね。驚きでしたが、やっぱり裏染めさんの推理が凄すぎました。
ミステリーなのに面白く、引き込まれる魅力があり満足しました。
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No.15:
(4pt)

面白かった。

タイトルから、館シリーズのもじりかと舐めてたら、実にロジカルな展開で楽しめた。
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No.14:
(4pt)

裏染天馬シリーズ

本格ミステリ好きにはおすすめ。
相変わらず論理は面白いのだが、容疑者が多いので読んでいて頭がついていかず混乱してしまった。体育館のほうが好みだったか。
〜以下、ネタバレを含む〜

最後に“あるもの”が交換されていることから推理し、犯人を導きだすのだが…職場が水族館であることを考えると違和感があった。最初からその機能がついたものでないと、仕事にならない気がするのだが。
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No.13:
(5pt)

犯人当てまでの流れも私好み

裏染天馬シリーズ第2弾。学園ミステリーで殺人事件のトリックを証し様々な証言や現場の状況から容疑者を徐々に減らして犯人を絞り込むお話。とにかくそれぞれのキャラがイイ! 犯人当てまでの流れも私好み、最高です。最後の裏染天馬と犯人との会話もまたイイ!
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No.12:
(4pt)

シリーズの中で一番好き

お気に入りのシリーズ2作目。イルカと柚乃ちゃんのふれ合い?がかわいい。
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No.11:
(4pt)

ちょっと長かったか。

体育館の殺人に次ぐ、裏染天馬シリーズ第二段。 でも、主人公は文学系の容姿の卓球部員、柚乃ちゃんか?
他にも前回出てきたキャラがちらほら。
あの元副会長も。
新キャラの妹ちゃんも登場し、天馬が部室に住み着いている理由も半分くらい明かされる。
重要なあと半分は?

そして、水族館の殺人、謎解きは途中であっさり終わるかと思ったら...
二転三転として、イメージしながら読むにはちょっとややこしいことに。
一番特をしたのは誰か?

最後は天馬流の終わり方。
事件の更に裏にあるものとは...
まぁまぁ楽しめましたが、動きが少ないわりに、ちょっと長かったか。
次の短編集、風ヶ丘五十円玉祭りの謎に期待。
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No.10:
(5pt)

登場人物は多いが、要所で整理されるので混乱することなくラストを迎えられる

地元の水族館で発生した殺人事件。これを高校生探偵が解決する。探偵役の裏染天馬が活躍するシリーズの第2弾。本格推理小説ということで、読みながら自分も謎解きに参加できる。ある程度まで犯人やトリックの目星はつくものの、決定的な推理はできない(自分だけ?)。登場人物(被疑者)が多いので、アリバイが成立しているかどうかも分かりずらく、要所で天馬がさりげなく整理するのは読者サービスのひとつなのかもしれない。全体的に軽いトーンで話が進み、でも推理は本格で、そのギャップが面白い。
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No.9:
(4pt)

よく考えています。

トリックは先に暴き、それを使って犯人を導き出す内容です。よく考えています。
派手なトリックが好きな人には向きませんが、緻密に推理を積み上げる作品が好きな人には楽しく読めます。
じっくり読み込んでいるところに、登場人物の軽さがやや違和感があります。
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No.8:
(4pt)

いろいろ偶然に依拠してはいるけれど、ミステリとして面白い

「平成のエラリークィーン」青崎有吾による第2長編。例によって、読者への挑戦が挿入されている本格ミステリである。
本作はいちおう独立したミステリになっているが、登場人物たちの色付けやら面白ネタなどを十分に楽しむには、第1長編の「体育館の殺人」を先に読んだほうがベターだろう。

今回の事件の舞台は、横浜は根岸エリアの歴史ある水族館(ちなみに現実のこのエリアには市民プールはあるが水族館はないので、立地は創作と思われる)。この館内にある巨大水槽で衝撃的な事件が勃発、そしてそれは明白に殺人だという。なるべくして生じたクローズドサークル内には老若男女の容疑者11名。アリバイ崩しから着手した県警の捜査は次第次第に行き詰まり、そして・・・ということで探偵役のお出ましとなるのである。

シリーズの特徴だと言えるが、テンポよく進む物語に、軽妙(というより単に軽薄?)な会話や行動の数々。途中でアリバイトリックが明らかになるのだが、それにより謎は再度深まるという流れ。そしてそして、関係者を一堂に集めての解決編、と。

前作でも感じたことだが、色々と強引な設定であったり、都合の良い偶然により犯罪が成り立っていたり、そのあたりは少々気になるところではある。しかしまぁ、本作の場合、細かいところは多少目をつぶって、ミステリを楽しみましょうという気分で読んでよいのではないかなぁと。個人的には、読んでいる途中ずっと楽しめました、という感想です。
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No.7:
(4pt)

動機が…。

犯人候補が2人ぐらいまで絞れるのだが、いかんせん動機が分からないため、最後の最後で「そうくるか‼︎」と唸らされてしまう。

良作だとは思うが、前作が素晴らしかった反面、ちょっと読者に対してアンフェアかな、と思われた。

次作に期待‼︎
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No.6:
(4pt)

楽しく読めます

本格推理ですが、読みながらトリックやアリバイは、ほぼ理解できずに読み進めました。一覧表でも作りながらでないと分からないのではないかと。

キャラが面白いので楽しく読めます。適度なエロスもいいですね。
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No.5:
(4pt)

黄金時代への傾倒

「体育館」同様、文体・キャラはライトノベル調の軟質さむきだしながら、
なぞの提示から推理過程を経て解決へ導く流れはきわめて硬質かつ古典的である。

現場の物的証拠・痕跡は数多い。
兇器の包丁、止まった腕時計、散乱した紙くず、トイレットペーパーの破片、バケツ、
モップ、ゴム手袋、ミシン目のないトイレットペーパー、血の足跡、モップでつけた血痕など
手がかり過多ともいえる。
しかしながら裏染が"手がかり少なし"と嘆いてのは、
それらをもってしても11人の容疑者から犯人を絞り込むのを困難にしているからだろう。
その元凶はアリバイなしという条件下に全員がおかれている平等性と、
あまたの物証・痕跡等が犯人に直結しない断絶なのだろう。

よって手がかりからの推理よりも"ひらめき"に比重をおき、それで得られた解答に
論理で裏付けするかたちをとるのである。

解決編に至るまで開示さない情報があり、その点では首をひねったが、関係者一同を集め、
探偵が淀みなく名推理をぶちまけるパフォーマンスは、あまりに黄金時代的直球で
著者の傾倒ぶりをうかがわせる。
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No.4:
(4pt)

シリーズ長編第3作に期待

2012年、鮎川哲也賞を受賞した「体育館の殺人」でデビューした著者が放つ、長編第2作目。
神奈川県立風ヶ丘高校の体育館で起きた殺人事件を名推理で解決した、学校の部室に住む不思議な生徒、裏染天馬が再び探偵役を務めます。

風ヶ丘高校の新聞部は、横浜市内にある水族館を取材することに。
この取材中に、陰惨な殺人事件が起こる。呼び物のひとつ、レモンザメの泳ぐ水槽に、血を流した飼育員が転落し、血の匂いに反応したサメが、飼育員に喰らいついたのだ。
駆けつけた神奈川県警の警察官は、水族館内部の人間の犯行と断定、事件は早期に解決するかに思えた。
ところが、容疑者全員にアリバイがあることが分かり、さっそく事件は暗礁に。
打開策として、裏染天馬の推理の助けを借りることとなったが…。

県警の要請で、水族館に向かう裏染天馬は、車中で事件の概要を聞いただけで、「アリバイの問題が解けた」と宣言し、さっそく安楽椅子探偵ぶりを発揮します。
こうした展開は、本格ミステリ好きにはたまらない趣向で、好印象です。

その後、天馬が繰り出す推理は、「体育館の殺人」と同様、きわめて論理的なもの。
また、犯人を追いつめる手掛かりとなる小道具も、前作の「黒い傘」同様、日常生活にありふれたものばかり。
誰でも日常的に馴染みのあるものを手掛かりとして使うことで、「読者への挑戦状」こそないけれど、「きちんと読めば、あなたも解決を導けるはず」という読者への問いかけになるわけで、良い意味で「本格ミステリ」の王道と呼べるのではないでしょうか。

前作同様、エラリー・クイーンを彷彿とさせる作風だが、小道具の使い方や、伏線の妙味、隙のない犯人指摘の推理と、より磨きがかかっているように思われます。
前作を読んで魅力を感じた方なら、満足度は高い作品なのではないでしょうか。

さらに、物語の最後の最後に明かされる、もうひとつの真相も、なかなか楽しめる趣向ではないかと感じました。
次の長編作品でも、この水準を維持し続けてほしいものです。
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No.3:
(4pt)

巻き添えをくらったレモンシャークと被害者に合掌

鮎川哲也賞受賞作に続くシリーズ2作目であります。
殺人事件の解明に徹したストイックなプロットは前作通り、そして、ヒロインの暴力娘ぶりと警察の無能ぶりは前作よりも大幅増(笑)。おまわりさん、半日捜査しただけで高校生探偵を頼らないでください。それもわりとありがちなアリバイトリックなんだから。事件現場に居合わせた新聞部が勝手に呼んじゃった、という展開でもよかったのではないかと。
十一人の容疑者から真犯人を絞ってみせる消去推理の妙は絶品といいたいのですが、この犯行は十分以内で可能なのかしら? いくら水族館の職員でも分刻みで行動を把握できるものなのか、という点も合わせて首を捻ってしまいます。
むしろ感心させられたのは犯行動機。賛否分かれる奇妙な動機ですが、「わざわざ派手な犯行を行わないでも、帰り道にでも襲った方が安全なのでは?」という当然の疑問にきっちり応えてみせるものでびっくり。それはそれで「水族館が閉鎖に追い込まれたらどうするの?」という別の疑問が湧いてはくるんですけれど……
よくよく考えると地道な捜査で警察も解決できたんじゃないか?などのツッコミどころは多いんですが、物語運びは巧いんでさくさく読めます。巻き添えをくらったレモンシャークと被害者に合掌。
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No.2:
(4pt)

相変わらず論理志向の日常舞台推理

前作の体育館から水族館はやや意外な感じだが、相変わらず日常的な舞台設定での細かい指摘点から論理的に犯人が指摘される過程は非常に面白く、一気読み確実の作品。
ヒロインが事件発生現場におらず、途中から事件が発生してから参加する。主人公の家庭背景なども描写され、シリーズ化を狙っているのだろうと思わせる。
論理を組み合わせて出た最終的な結論が○○○で気絶させるというのは現実的にはあまりやらないだろうと思ってしまうが、それまでの分刻みのアリバイ崩しは圧巻である。
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No.1:
(4pt)

平成のクイーンと名探偵裏染天馬再び

クイーン風のロジックと学園ミステリを融合させた「体育館の殺人」で鮎川哲也賞受賞した著者の第二作である。前回は演繹推理だったが今回は消去法。前回の傘とは違い犯人に直接繋がる手がかりが11人という容疑者の数に対して少ないのにも限らず裏染天馬はモップ、バケツ、水滴、足跡といったものからから容疑者を次々に除外しただ一人の犯人を指摘する。論理展開はさすがだし、伏線の張り方も見事だが舞台の設定がややご都合主義じゃないかと思う。(例えば○○○がいくつかの部屋に隠せないとあったがそれくらいなら棚に突っ込んで隠せそうなものである)
登場人物に関しては前回よりずっと魅力が増している。探偵役の裏染天馬の家庭に関する謎が新たに提示され今後のシリーズの展開が楽しみだ。
メインヒロイン(?)柚乃は何も魅力が感じられなかった前回とは違い、卓球をしたり、天馬に脚にカメラを向けられたり、水着になったり、水着を着替えている最中に上半身裸の状態である人物と顔をあわせたりと大活躍をみせている。
平成のクイーン青崎有吾が送る裏染シリーズの今後が楽しみだ。
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