(短編集)

きこえる



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きこえる

2023年11月22日 きこえる

あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。 読者を1ページ目から未知の世界へ連れて行く。 謎が「きこえて」くる。 衝撃が、あなたの耳に直接届く。 物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生! 突然死んでしまったシンガーソングライターが残した「デモテープ」。 家庭に問題を抱える少女の家の「生活音」。 何十年ぶりに再開した二人の男の「秘密の会話」。 夫婦仲に悩む女性が親友に託した「最後の証拠」。 古い納屋から見つかったレコーダーに残されていた「カセットテープ」。 私たちの生活に欠かせない「音」。 すべての謎を解く鍵は、ここにある。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

きこえるの総合評価:8.29/10点レビュー 21件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

きこえるの感想

小説を用いた新しい読書体験作りを感じた一冊でした。

『いけない』シリーズでは最後のヒントとして写真画像を見せて読者に真相を推理させる話となっていましたが、本作はそれの動画バージョンです。小説中にYoutubeへのURLが書かれたQRコードがあり、そこからYotubeにて最後の手掛かりとなる音を聴くわけです。
ちょっと悩ましい所は音を聴けばすぐに真相がわかるという訳ではありません。あくまで最後のヒントとなるもので、音を聴いてそこから読者が真相を推理する必要があります。ゲームブックや謎解きゲーム/イベントに参加している感覚なので自分で謎を解くのが好きな人向けです。言い換えると『いけない』シリーズと同様に真相は描かれていないので、結末が分からずスッキリしない作品でもあるのでそれが好みではない人には不向きです。
他、普段読書をどこでするのかが影響する作品です。私は電車移動中や外出先で読書をする事が多い為、外では結末の音が聴けず家に帰ってから動画を見るという手順だった為、没入感が途切れました。『いけない』シリーズだと読書のまま画像が見れたのですが、本書は動画を再生する必要があるので悩ましい所でした。本書は家でじっくり読むのに適してます。

5作の短編集ですが、個人的には『ハリガネムシ』が一番良かったです。本書の音に関する物語と仕掛けがマッチしていますし、抑揚のある音声を聴いたからこそわかる真相や心情が見事です。物語の内容は作者らしく重苦しいのがちょっと苦手ではありますがミステリと本書の音のテーマには一番マッチしていると感じました。

その他本書のおもしろい所はYoutubeの再生数ですね。ある意味読者数の集計ができるわけです。出版部数に対しての再生数の動きをちゃんと解析していけば、読者の広がり、中古や図書館での読者数、著者のファン数の推測値、文庫化した時の動きなど、分析に活用できるなと思いました。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(2pt)

コンセプトは悪くないけど、、

物語自体ははよく出来ているし、少なくても読んでいる最中は面白かった。
文章も読みやすく、サクサク読み進められる。

自分はあまり小説を読み慣れている人間ではないのでそれが原因かもしれないけど、

正直、各章オチがよくわからないという感想。
音声を聞いても、やっぱりよくわからない。(理解が難しい)
さらに、肝心の音声がよく聞き取れない。
イヤホンで聞いて音量最大にしても何言ってるのかよくわからない。

結局インターネットで、解説とか見てはじめて「あー、なるほど」ってなる。

けど、そこまでピンと来るわけでもなく、「まぁ、そういうことなのかもなぁ」くらいの納得感しかない。

各章、全部面白くないわけではないんだけど、なにかしらのモヤモヤが残る感じ。
きこえるAmazon書評・レビュー:きこえるより
4065334543
No.19:
(4pt)

音が「きこえる」チャレンジングな本だが・・・

(a) 本書は、5編の短編から成る本です。
(b) これらのストーリーの際立った特徴は、「きこえる」のタイトルどおり、それぞれの話にいくつかのQRコード(二次元コード)が掲載されており、そこからYouTubeにUPされている音声(概ね2~3分程度)を聞くことができること。ネタバレになるので書きませんが、かなり特徴的な音作り(歌や会話や周囲の音)になっています。やや、不気味で怖い印象でしょうか。
(c) 文字情報だけでなく、音声情報が「きこえる」というコンセプトはとても面白く、チャレンジングです。ただ、私の場合、こんな形式の本は初めてだったのでややとまどいを感じ、「少し面倒」、「こんな形式の本は、もうこの1冊で十分」と思いました。この本を読んで、逆に「文字だけの本(従来型の普通の小説)の凄さを再認識できた」とさえ思います。
(d) 小説のストーリーそのものについては、かなり凝った内容のものが多く、「さすがにウマイなあ」と思います。ただ、どの話も、共感できる登場人物がいない点が、私個人としては残念でした。
(e) 著者のチャレンジングな姿勢にリスペクトを感じる、他に類例のない本なので、一読の価値は大いにあると思いますが、個性的な本だけに誰にでもお薦めできるようなタイプの本ではないと思います。
きこえるAmazon書評・レビュー:きこえるより
4065334543
No.18:
(4pt)

夜中に聞くと、ちょっと(必要以上に)怖い

文章と音声(最後は映像も)を活用したミステリー短編集。文章を読んで音声を聴くと、謎が解けたり、ぞわぞわしたりと文字以上の楽しさがある。道尾氏の作品で写真と組み合わせた「いけない」というものがあるが、それと似た感覚を味わえる。ただし、謎を解決する正解に自信を持てないものもあり、最後は解説サイトでの確認となった。まあ、これも含めて、他に読んだ人の解釈を読みながら盛り上がるのもこの作品の味わい方かもしれない。音声や映像を作成するのは大変だろうけど、続編も期待したい。そして、映像と組み合わせた作品も出てくるのかなというのも、期待したい。
きこえるAmazon書評・レビュー:きこえるより
4065334543
No.17:
(4pt)

チャレンジ精神をを評価して星一つプラス

面白いアイディアだと思う
ただ、音による種明かしを成立させるため、ちょっと話に無理のあるところも散見される
とくに第一話、書籍タイトルでもある「きこえる」では男の意図が不明
なぜ荷物を取りに来る必要があったのかな?そんなことしたから、このあと確実に警察に捕まるよね
きこえるAmazon書評・レビュー:きこえるより
4065334543
No.16:
(5pt)

おもしろい

おもしろい
きこえるAmazon書評・レビュー:きこえるより
4065334543



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