中町信(なかまちしん)の作品一覧

本格推理ファンならずとも魅了する叙述トリックの名手の一品を復刊！ 新潟県・奥只見温泉郷の大湯ホテルは。

父の跡を継ぎ、浅草で「鮨芳」を営んでいる鮨職人・山内鬼一は、ある日、常連客の花房潤一の訃報を聞く。

東京から来た教科書会社の営業マンが、吹雪の中、崖から転落死した。

転落死した男は、勤務先でかけられた横領の疑いを苦にして自殺したと思われていた。

武蔵自動車教習所の配車係の死に端を発し、相次いで指導員が殺される。

昭和四十年―東京オリンピックが開催された翌年の、厳しい雪の訪れを間近にひかえた十二月初旬のこと。

雨の夜の正面衝突事故。運転していた島津群四郎は即死。

「侮辱され、ナイフで刺し殺してしまった…」その電話が、明京病院関係者を次々に襲った連続殺人事件の始まりだった。

日本海の荒波に洗われ、江戸期より金鉱の島として名高い佐渡ヶ島に、推理作家の氏家周一郎と妻の早苗が訪れたのは、事故死した知人の孫娘の墓参りをするためであった。

中学校時代の“事件”に係わったメンバーたちに突然送りつけられた脅迫状。

サラ金から3千万円が強奪され、逃走中に犯人が交通事故死した。だが、現金は車中から発見されなかった。

夫が殺人犯。新進女流ミステリー作家の三城雅子は途方に暮れてしまった―。

本書は、既刊のものと重複しないように選んだ新たな密室短編のアンソロジィで、昭和30年代から昭和60年代にかけて発表された8作を収録している。

浅草生れ、浅草育ちの山内鬼一は、「鮨芳」を営む鮨職人。

恩田千春の妹で埼玉に住む画家の梨江が、一歳の息子と神社の石段から転落死した。

殺人犯が忽然と姿を消した。現場は完璧な密室状態。

幼児と戯れる苅谷温子の後頭部に、置物の石が振りおろされ、とどめをさすように再度…。

二人の幼い命を奪ったひき逃げ事故。

探偵事務所の調査員・多門耕作は仕事で赴いた群馬県湯の小屋温泉で旧知の女性と偶然出会った。彼女は亡き親友の未亡人・亜里子。

“酔いどれ探偵”こと深水文明は、医療機器メーカーの課長代理である。ある夜、深水は得意先でセクハラ事件に遭遇した。

小さな探偵事務所に勤める多門耕作は、友人の結婚披露宴に出席した。3週間後、招待客の一人が殴殺された。

酔いどれ文さんこと深水文明は、医療機器販売会社の課長代理。酒好きが災いして出世からは見放されている。

推理作家・氏家周一郎夫妻は他の作家仲間や編集者とともに奥志賀の秘湯・七味温泉のペンションに招待された。

ニセの大学合格通知で人生を狂わされた受験生が、温泉地・指宿で殺された。

小さな探偵事務所に勤める多門耕作は、酒好き女好きの、うだつの上がらない独身男だ。

推理小説界長老の変死を発端に連鎖する殺人事件。推理作家たちが次々と殺され、最後に残ったのは…。

深水文明は医療機器販売会社の総務部人事課の課長代理。酒好きがたたって、出世が遅れたが、交友関係は広い。

東陽機器のテニス部員6名は夏期休暇を利用して、小豆島と有馬温泉で合宿練習を行なうことになり、先発4名は小豆島へ。

津和野ツアーに参加したOLが、あろうことか入院中の病室で犯され、墜死した。

化粧品会社OL、上草冬子は夕方、父の周平に帰宅が遅くなる旨の電話をした十分後、その父が殺されたとの報を受け、タクシーをとばして帰った。

出版社を辞めて現在、推理小説作家で素人探偵の氏家周一郎。

明和病院の内科医長・彦坂軍一郎、その弟で入院患者の荘次郎、そして現在行方不明の三男・真三郎に10億の遺産を譲渡するという遺言状が残された。

ヨガクラブの夏合宿中、ヨガ教師の湯本明子が事故死した。

推理作家の氏家周一郎の妻、早苗が勤めている名倉病院の内科病棟では、親睦をかねて南紀2泊3日のツアー計画がたてられた。

完璧なアリバイを用意した「犯人」よりも、さらに巧緻な罠を仕掛けた「人物」は誰か!?発端はグループ買いで得た宝くじの3000万円だった。

山陰の名湯をめぐる一行九人の親睦旅行中、メンバーの一人が殺害された。事件は未解決のままの一年後、追悼旅行が企画され―。

「四国ハイライト3日間」に参加した推理作家の氏家周一郎は、そのツアーで高校時代のクラスメート・谷塚と再会した。

高崎市内の川土手で私立高校に通う女生徒の扼殺死体が発見される。

「ナイス・ホリディ」旅行社主催の「道東めぐり、くなしり」3泊4日のツアーは、9月15日に20余名を乗せて羽田を出発した。

私は頭を打って入院中のある夜、見知らぬ男に襲われ、その恐怖で失っていた記憶をとり戻した。

大手出版社の社内で、上司と対立していた女性編集者が殺された。

独信寮の管理人をする勝子のもとに、ある日突然妹が訪ねてきた。だが、その妹は勝子の留寸中に何者かに撲殺されてしまった。

新城朝子は、同じ敷地に住む有光社出版の雑誌編集部長・赤間静世から、社内旅行の誘いをうけた。

七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。

死を見つめる〝赤い麦わら帽子の女〟は誰か？ この真相は、誰にも読めない！ 読みすぎ注意：中町信はあなたの安眠を奪います 真夏の十和田湖で起きたボートの横転事故を皮 切りに、次々に...

新潟県・奥只見温泉郷の大湯ホテルは、スキーと温泉を楽しむ客で賑っていた。

妻は殺された-- 封印された呪いの扉を開いて……。

柳生照彦から持ち込まれた犯人当てリレー小説―柳生の問題編に対し、タレント作家の尾道由起子に解決編を書いてもらい、その後に自分の解決編を載せる。

埼玉県岩槻市にある武蔵自動車教習所の配車係りが川土手に倒れているのを、路上教習中の同僚が発見。