浅草殺人案内
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 | 1995年04月30日 浅草殺人案内 (徳間文庫) 浅草生れ、浅草育ちの山内鬼一は、「鮨芳」を営む鮨職人。もともと文学好きで将来は文筆で身を立てる志を持っていたが、先代の父親が倒れたのを機に大学を中退し、鮨を握って20年余になる。店は浅草の場末で、客は常連ばかり。そんなある日、常連客の花房潤一の訃報を聞く。不慮の事故と思われたが、解剖の結果、服毒死と判明。山内は母親タツと事件の謎に迫るが、まもなく第2の殺人が起きた。書下し本格推理。 (「BOOK」データベースより) |
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| 創元推理文庫で復刊された三作と比べると、重厚感と叙述トリックの精彩に欠ける。しかし、『犬神家』もどきな、いまどき珍しい遺産相続ものというアナクロさを買います。 私、浅草在住なんですが、馬道の寿司屋さんが花川戸に飲みに行ったり、西浅草の「染太郎」に行くために、タクシーは乗らないと思う(笑)近すぎです。 愛すべき小品です。 | ||||
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