造花の蜜



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初公開日(参考)2008年11月
分類

長編小説

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造花の蜜

2008年11月01日 造花の蜜

造花の蜜はどんな妖しい香りを放つのだろうか…その二月末日に発生した誘拐事件で、香奈子が一番大きな恐怖に駆られたのは、それより数十分前、八王子に向かう車の中で事件を察知した瞬間でもなければ、二時間後犯人からの最初の連絡を家の電話で受けとった時でもなく、幼稚園の玄関前で担任の高橋がこう言いだした瞬間だった。高橋は開き直ったような落ち着いた声で、「だって、私、お母さんに…あなたにちゃんと圭太クン渡したじゃないですか」。それは、この誘拐事件のほんの序幕にすぎなかった―。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

造花の蜜の総合評価:8.14/10点レビュー 37件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

造花の蜜の感想

内容、展開など、よく練られた作品だと思います。ただ、全て上手くいきすぎで、そこは小説だからアリだとしても、なぜか読み疲れたという印象があります。

kmak
0RVCT7SX
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

造花の蜜の感想


▼以下、ネタバレ感想

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ジョニ黒
CU5PBIFL
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

造花の蜜の感想

山積みにしてある読んでない本から何気なく手に取りました。その翌日著者の訃報に触れ、奇妙な偶然にびっくり。これまで連城作品は恋愛小説のイメージが強く、あまり読んだ事が無かったですが、今作は何とも不思議な雰囲気の話でした。
誘拐物の傑作という評価ですが、確かに最初の事件の不可解さ、下巻で明らかになる真相は驚愕です。ただ全体を通して、皆が何か隠している様な思わせぶりな態度でモヤモヤする。最終章は怪人二十面相な感じですが、これがまたスッキリしない。残念ながら私の好みの話では無かったです。
直木賞作家の著者が最期に発表した長編小説。評価は高い作品ですので、興味のある方は是非どうぞ。
改めて連城先生のご冥福をお祈りします。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

造花の蜜の感想

かなり洗練された誘拐ミステリで最後まで何が起きるのか油断ができない。
驚きも然る事ながらストーリーがしっかりしている作品である。
とても面白かった。

jom
GUZPXBJJ
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No.33:
(5pt)

連城マジック炸裂‼見事な大どんでん返し決まる‼期待裏切らない誘拐物語の最高傑作。

連城三紀彦は、何を仕掛けてくるのか全く見当のつかない作家である。そればかりか、一瞬何事が起こったのかわからない有様で、しばらくしてからやられた、と思はず唸ってしまいます。連城マジックを理解するには、一度常識をオシャカにしてしまう必要がありそうだ。究極の快心作である。
造花の蜜〈上〉 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:造花の蜜〈上〉 (ハルキ文庫)より
4758435146
No.32:
(5pt)

下巻もサスペンスフルで大どんでん返し満載のゴキゲンな傑作である。

上巻では触れられなかった、誘拐事件の黒幕と舞台裏が、サスペンスフルで、かつ驚愕の事実が二転三転して展開している。いよいよクライマックスは、誘拐事件のコピーが展開されていて、一気読み必至の最高傑作に仕上がっている。
造花の蜜〈下〉 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:造花の蜜〈下〉 (ハルキ文庫)より
4758435154
No.31:
(4pt)

これが実行できたら確かに身代金は取れるかもしれない

実行したらどれだけ成功の可能性があるかを誘拐ミステリの完成度の判断基準にしてしまっているが、
このトリックなら成功してしまうかもしれない。
実行できればだが。
だからトリックの完成度は高いように思える。完全に騙された。
ただ好みの問題かもしれないが、人の心理も描いて大トリックも仕掛けるのが連城三紀彦のスタイルとはいえ、
かなり間延びしているように思える。
間延びというか、あまり物語の本筋には関係が薄いような。
掴みは抜群、少し中だるみ、トリックの衝撃、という図式になるが、退屈な部分を差し引いても読む価値はきっとある。
造花の蜜〈上〉 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:造花の蜜〈上〉 (ハルキ文庫)より
4758435146
No.30:
(1pt)

・・・買っちゃいけません。駄作のミステリー。

『暗色コメディ』に辟易しながらも、蘭役に檀れいを起用してドラマ化されたこともあり、一縷の期待を持って読みました。
・・・はい、残念な結果です。結論から言ってこんなに退屈で雑な展開のミステリーもないものです。
とにかく文章や説明が回りくどい!もっと端的な展開で済むものをあーだこーだと余計な文章で説明しすぎ。
登場人物についても、キャラクターがどれもこれも魅力に欠けるし中途半端。
身代金に使うバッグや橋場警部の腕時計など、小道具についての説明も「有名ブランドのバッグ」だとか「超高級ブランド」だとか…笑わせんじゃねえーと失笑ものの陳腐なものばかり。星1つあげるのも惜しい駄作。
書籍の厚みからして嫌な予感はしていましたが高得点与えている方々はちゃんと読んだのでしょうか?甚だ疑問です。
おまけに重要人物となる『蘭』と名乗る謎の女もまぁー薄っぺらいこと。「蘭」についての容姿・肉体的な描写も男性視点のいやらしさがくどすぎるほど続いて反吐が出るほど。最後まで渋々ながらガンバって読みきりましたが最後まできて・・・こんなオチかよ!とツッコミどころ満載のしょっぼい真実。図書館で済ませて大正解でした。買っちゃいけません。
造花の蜜Amazon書評・レビュー:造花の蜜より
4758411247
No.29:
(4pt)

こんな誘拐の仕方があったのか・・・

いろいろなミステリを読んできましたが
「こんな誘拐の仕方があったのか・・・」と驚きました。

謎につぐ謎の展開で非常に読み応えがあります。

冷静に考えると、無理のある部分も多々あるのですが、
読んでいる時は、気にさせないような勢いがあります。

それにしても、これだけの謎を絡めて
1つの形にしてしまう作者の構成力に驚かされます。
造花の蜜Amazon書評・レビュー:造花の蜜より
4758411247



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