死者の輪舞
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
死者の輪舞の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
泡坂氏が80年代中期に発表したミステリー長編作。 この後毒薬と続く輪舞シリーズの1作目となる。 泡坂氏らしい、奇想天外なアイデアがさく裂する新本格テイストの先駆けとも言える作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある事件の犯人が、次の事件の被害者になり、さらにそうした奇怪な 事態が連鎖的に続いていくという大がかりな趣向が試みられた本作。 矢継ぎ早に事件が起こるなか、第三の事件で××を彷彿させる奇禍を 描くことによって、一旦事件間の繋がりを断絶させ、それまでの探偵役 の推理を崩しているのが巧いところです。 再び事件の連鎖が始まり、最終的に浮かび上がる全体の構図がどうなるかに読者 の興味の焦点は絞られると思うのですが、予想を次々に裏切っていく、どんでん返し の連続には驚かされます(“医者”という職業や、犯人と被害者の関係性についての “常識”を覆す逆説が鮮やかです)。 何より、最終的な真相を解き明かすための伏線が序盤から 何重にも張り巡らされていたことには、感嘆させられました (とくに、ある事件現場に残された不自然な指紋が印象的)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある事件の犯人が、次の事件の被害者になり、さらにそうした奇怪な 事態が連鎖的に続いていくという大がかりな趣向が試みられた本作。 矢継ぎ早に事件が起こるなか、第三の事件で××を彷彿させる奇禍を 描くことによって、一旦事件間の繋がりを断絶させ、それまでの探偵役 の推理を崩しているのが巧いところです。 再び事件の連鎖が始まり、最終的に浮かび上がる全体の構図がどうなるかに読者 の興味の焦点は絞られると思うのですが、予想を次々に裏切っていく、どんでん返し の連続には驚かされます(“医者”という職業や、犯人と被害者の関係性についての “常識”を覆す逆説が鮮やかです)。 何より、最終的な真相を解き明かすための伏線が序盤から 何重にも張り巡らされていたことには、感嘆させられました (とくに、ある事件現場に残された不自然な指紋が印象的)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
探偵コンビが面白いです。話も凝っていますし,トリックもそこそこで,水準はクリアしていると思います。ただ慣れた読者なら,結構簡単に話の仕掛けを見破ってしまうかもしれませんね。そう言った意味では,ほんとは細かく刻んで星3.5から3.7ぐらいかな。ただこの作者の作品ですから楽しめることは楽しめると思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
探偵コンビが面白いです。話も凝っていますし,トリックもそこそこで,水準はクリアしていると思います。ただ慣れた読者なら,結構簡単に話の仕掛けを見破ってしまうかもしれませんね。そう言った意味では,ほんとは細かく刻んで星3.5から3.7ぐらいかな。ただこの作者の作品ですから楽しめることは楽しめると思いますよ。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|