影の地帯
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高校生の時に1度読んだのですが(カッパノベルス)、面白かったけど何かスッキリしなかった印象があり、今回再読しました。清張さんが乱作されていたときに良くあるパターンですが、偶然が重なっても物語が進み、解決もほとんど根拠のない推理で特定した場所が犯人のアジトだったというなんともスッキリしないものです。飛行機の中で偶然に会った美女とその連れの怪しい男に、その後、銀座等で何度も出会います。あまりに偶然の出会いが多すぎます。また、死体の処理方法は面白いけれどそこまで手間暇かける要があるのかと思ってしまいました。運搬や遺棄の仕方にも疑問が残ります。犯人一味の中に発覚を期待する人物がいるのかと思ってしまいました。最もすごい偶然は、主人公がたまたま仕事で行った場所で死体遺棄がおこなわれるところです。死体が捨てられるのは東京から遠い山奥です。しかもその日のその時間に主人公がその場に居合わせる確率は、著者の作品のように『十万分の一の偶然』でしょう(それ以上?)。これも、犯人側が事件を追及している主人公をミスリードするための工作だったらまだ納得できたのですが……。犯人のアジトも目撃情報だけで、広い武蔵野をただブラブラ歩いて偶然見つけます。見つけるといてもなんの根拠もなく、ただ怪しそうだと思うだけです。とはいえ、今のミステリーによくあるサイコパス的な人物は出てきません、イヤミスのような展開もありません。おじさんには安心して読めました。 一度、テレビの2サスになりましたが、ストーリーをかなり変えていました。さすがに原作通りには作れなかったのでしょう。個人的には原作通りに作ってほしかったけど……。 | ||||
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飛行機の女が 美人でなかったら 田代利介は ここまで深入りはしなかったであろう 最後の最後に この女の名前がわかるのであるが・・・ しかし田代は この女、木南、久野と3人もの人間から 命を助けられた。 幸運な奴だ! | ||||
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ごく若い頃に松本清張の推理小説をたくさん読みました。今回はその中でも好きだったこの作品をkindle版で読ませていただきました。若かったあの頃が思い出されると共に、この小説の良さを再認識しました。この小説が書かれていた時代背景を考えながら読むのも楽しいものです。途中少し中弛みがありますが、後半に向かって意外な展開もありついつい読みふけってしまいました。点と線やゼロの焦点などとは違った作風と思います。 | ||||
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昔、読んだ覚えのある本でしたが、新鮮な感動を覚えました。以前読んだときに強烈に残った話題が、肉体をロウづめして、それをカンナくずのように薄く削るという死体処理方法(ネタバレですが・・・)でした。改めて読み直して、松本清張の発想のすごさに驚かされます。 | ||||
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清張の小説は今まで数十冊読んでいますが、どれも素晴らしいものでした。この小説は清張が忙しい中で、出版社の為に書いたと敢て思いたいです。偶然の出会いが多く簡単に会ったり、いつもの地域が背景で、しかもパターンも酷似したご都合主義の駄作です。2時間ドラマとして見るには面白いかもしれませんが、清張もこんな小説を書いていたんですね。 | ||||
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