ゼロの焦点



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初公開日(参考)1959年12月
分類

長編小説

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ゼロの焦点 (新潮文庫)

1971年02月23日 ゼロの焦点 (新潮文庫)

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。ようやく手がかりを掴んだ時、“自殺”として処理されていた夫の姓は曾根であった!夫の陰の生活がわかるにつれ関係者がつぎつぎに殺されてゆく。戦争直後の混乱が尾を引いて生じた悲劇を描いて、名作『点と線』と並び称される著者の代表作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

ゼロの焦点の総合評価:7.89/10点レビュー 113件。Bランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

ゼロの焦点の感想

訳あって45年読んでなかった文庫を読んでみた。
今読んで評価をするのは 失礼だが
ミステリーとしては粗が目立つ。
探偵が出てれば 普通の話が、主人公が動くので
違和感が募る
連続殺人事件が軽く 警察も何しているのか
わからない
結局読んだだけ
45年前に読んでいればと 後悔した。

jethro tull
1MWR4UH4
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

極めて「優等生的」な作品と感じました

昭和30年代のまだどこか男も女も戦争の影を残した時代に、婚姻直後に出張先の北陸地方で突然姿を消した夫の行方を捜す主人公の女性。
しかし夫の失踪事件は、やがてその関係者達が次々と殺害されていく連続殺人事件へと発展していく。

まず感じたのが松本御代の文章は本当に今読んでも非常に読みやすく違和感がないですね。
現代の作家が当時の事を良く調べて昭和30年代の日本が舞台の小説を書いたと言っても通じるほどだと思いました。

日本の社会派ミステリの先駆け的存在であると同時に、その完成度は今見ても非常に高く、日本のミステリ史、文学史上の価値もきわめて高い作品だと思います。
ただ、単純に自分の好みか、面白かったかで言うと、正直言ってあまり面白くなかったです。
個人的には良くも悪くも極めて「優等生的」な作品という感想で、毒やエンターテイメント性を感じなかったというのもありますが、結局自分は典型的な本格ミステリ好きで、推理小説に推理小説以上のものを求めていないと言いますか、社会派ミステリは根本的に合わないんだなと思いました。



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マリオネットK
UIU36MHZ
No.4:
(6pt)

ゼロの焦点の感想


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カミーテル
MCFS6K6O
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

時代を感じるミステリー

物語の舞台が戦後であるため、実感が湧かない点も幾つかありましたが、時代を感じる作品です。馴染みのない難しい言葉や古い言葉も少なくはないですが、松本清張の文章が美しく、その場の光景や雰囲気が容易に浮かぶ情景描写は素晴らしいなと感じました。

物語の内容に関しては、失踪した男性の妻が事件の真相を探ろうとするもの。警察官目線ではないため、確実な証拠があるわけでもないのに主人公がほとんど想像に近い考えで推理をしていくので、本当にそうなのかな?と懐疑的に読み進めていきました。
主人公の感情や風景を描写するシーンが多いため、あまりテンポはよくはないですが、これが社会派ミステリーなのかなと思いました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:
(8pt)

清張の代表作

昭和ですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ゼロの焦点の感想

物語の時代背景として、女性の社会的地位が低かった時代というのがあります。
謎を追うのは、探偵でも刑事でもなくそんな普通の女性です。
彼女には人脈も情報収集力もないはずで、贔屓目に見ても推理とは言えないはずが、難題とも言える核心に徐々に近づいていくという・・・
それでいて最後犯人が真相を告白しない訳ですから、彼女の推理はぴったしカンカンだったって事なんでしょう。
納得出来ないという意見が多いのも頷けます。
でもこの作品は、戦後アメリカの占領下において逞しく生き抜いてきた日本人女性の悲哀を描いた作品だと思います。
そんな女達の物語なんだからこれでいいんですよ。探偵や刑事が割り込んできてよい物語ではないと思うんです。
重きが置かれるのはホワイダニットなのですから。


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梁山泊
MTNH2G0O
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