Dの複合



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初公開日(参考)1971年01月
分類

長編小説

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Dの複合 (松本清張小説セレクション)

1995年11月10日 Dの複合 (松本清張小説セレクション)

浦島・羽衣伝説をめぐる取材旅行の先々で起る奇径な事件。民俗説話や古代史と今日的犯罪を結びつけた長篇推理。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

Dの複合の総合評価:7.88/10点レビュー 34件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

Dの複合の感想


▼以下、ネタバレ感想

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カミーテル
MCFS6K6O
No.1:
(5pt)

Dの複合の感想

民俗学とミステリーの融合は好物なので読んでみました。
読了後の感想としてはこれに民俗学、要ったか?というものです。
そのくらい民俗学要素は薄味です。たぶん民俗学要素を抜かしてもこの話は書けるだろうな、といった印象です。
作家伊勢がとある雑誌社から依頼された原稿を書くに当たって取材を進めるうちに事件に巻き込まれていく、というのが
ストーリーの流れです。
正直に言って最初の100pくらいまではとても退屈です。死体が出てくるまで一応民俗学的興味を惹こうとしてか浦島太郎だ羽衣伝説だといった事を調べて作家と編集者が旅をしながら蘊蓄を語るのですが何を引用したのか知りませんがものすごい退屈です。北森鴻さんや高橋克彦さん的なのを期待していると多分本を投げつけたくなるでしょう。
しかし死体が出てくれば別です。流石は大作家松本さんです。一気に話が面白くなります。この話では民俗学的な謎よりもとある「数字」、これがとても重要な関わりを持ちます。
ある「数字」の条件に合う場所で次々に起こる不可解な出来事、それには一体どんな意図が働いているのか誰が黒幕なのか…。
黒幕自体は登場人物が少ないので消去法ですぐに見当がつきます。
ただよくまぁそこまでこじつけて調べたものだ…と思います。
この「数字」ありきで地図を探ったのかそれとも元々松本先生は時刻表を使ったトリックも結構書かれるからその過程で偶然気づいて面白いぞ、と思ってそれで書いたのか…どっちでしょうね?
この作品の中に計算狂とも言うべきとにかく何でも数えてなんでも計算しなければ気が済まない、という人物が出てきますが
松本先生自身もこのような性質を持っていたのかな、とふと思ってしまいます。



▼以下、ネタバレ感想

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伊木都木
Y72I2FH9
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.32:
(4pt)

松本清張全集

期待した以上の内容でした。
松本清張全集〈3〉ゼロの焦点,Dの複合 (1971年)Amazon書評・レビュー:松本清張全集〈3〉ゼロの焦点,Dの複合 (1971年)より
B000J97TVA
No.31:
(4pt)

終わりがイマイチ

歴史民俗学的にも知識が与えられて良かった。浦島太郎、小野小町も思い出し、味わいながら読めたのは有意義だったが、終わり方が清張文学としては物足りなく思えた。個人的に長編としては「砂の器」の方が推しである。
Dの複合 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:Dの複合 (新潮文庫)より
4101109281
No.30:
(3pt)

巨匠も狙いすぎたか?

浦島伝説と羽衣伝説から始まった雑誌新連載は第2回目にして早くも打ち切りの危機に。中盤からは「35・135」という謎の数字を軸に展開。謎解き部分は錯綜し過ぎでオーソドックスさに欠ける印象。
Dの複合 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:Dの複合 (新潮文庫)より
4101109281
No.29:
(4pt)

浦島、羽衣伝説。

Dって何だ、と思っていたら、degreeのこと。緯度と経度が通っている地点をネタに
作られているミステリ-。しかし、清張さんは凄いネ。浦島、羽衣伝説とか補陀落国渡海伝説とか
ミステリ-の題材にしてしまうんだから。作家の伊瀬と編集担当者の浜中が主人公。これから終盤。
浜中が怪しげ。また、眠れなくなって困るス。
Dの複合 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:Dの複合 (新潮文庫)より
4101109281
No.28:
(5pt)

10代で読んだかっぱブックスの印刷の匂いが懐かしい

Dの複合は当時ベストセラーであった。かっぱブックスの新刊本は、印刷の匂いの芳しくなつかしい思いであった。私の10代の頃の読書の中に、松本清張のこの本があった。何か新鮮な思い出で京都の丹後の地方が舞台であると知り読み始めた。京都駅から汽車に乗り、木津温泉や城崎温泉が出てくるので、親しみを込めて読んでいました。私はそのこの嵐山の近くにいたので記事の内容が新鮮に思いました。は、鉄道の時間表を眺めながら、旅をしていくと言うスタイルで、松本清張が転んだスタイルです。それに、地方の伝説を絡ませながら、古代の伝説や言い伝えをなぞっていくと言うスタイルでした。それに、ミステリアスな殺人事件を絡ませる、サスペンススタイルを好んでいたようです。内容は、思いがけない犯人が過去の自分の生産をするために仕掛けたなわと、その犯人に対する復讐を絡めたストーリーになっています。確かに、京都が舞台になったことが、私の興味をそそったことで読破しましたが、今となっては時代性も古いのと、現在では使ってはいけない。差別用語も多々あり、ある意味では時代の格差を感じたわけですが、50年前に読んだ懐かしさがこの本には沁み渡っています。懐かしく読ませていただきました。す。
Dの複合 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:Dの複合 (新潮文庫)より
4101109281



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