(短編集)
死の枝
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この短い原作をよくふくらませたものだと感心する。 | ||||
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名作「ゼロの焦点」の主舞台は金沢と能登半島。その暗い断崖。 「砂の器」で業病を抱えた男が子供と巡礼の旅に出る。彼らの生まれ育ったのが石川県上沼郡(まあ、明らかに旧江沼郡山中町の山奥でしたね)。 短篇「密宗律仙教」の主人公・定海は石川県江沼郡(現加賀市)動橋町の出。 清張さんは北陸、特に石川県にかなり強い想いを持っていたようです。その暗く重い風土。湿った雪に降り籠められる冬の暗さ。そこに住む人々の閉ざされたコミュニティ(私も石川県人。実際は清張さんや都会の人が持っているイメージほど北陸は暗い所ではないが)。 本作「家紋」の舞台も加賀地方の寒村。清張さんの短篇では最も怖いものの一つだと思う。そして市原悦子ナレーションとは!まさに絶妙ですね。 | ||||
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ある評論家が清張の諸作品の中で最も文学的香りの高いものとして本書をあげていた。読後感もその評価を裏切る事のない重厚なものであった。 | ||||
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原作を文庫で読んだときは特に印象に残らない作品のように思えたものだが、 ずっと後になって原作の筋もすっかり忘れてしまった頃この朗読CDを聴いて、 あらためてこの作品に引きずり込まれ戦慄した。 雪国の閉鎖的な村で起こった事件を題材とした話であるが、 まるで映画でも見ているかのようにまざまざと脳裏に浮かびあがる。 淡々とした朗読だけで聴いている者をここまで引き付けることができるのか。 ナレーター市原悦子の力量にただただ圧倒される。 一度紛失して買いなおしたほど気に入っている一枚。 | ||||
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大変面白かった。個人読書履歴。 一般文学通算19作品目の読書完。1973/02/20 | ||||
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