迷走地図



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    初公開日(参考)1983年08月
    分類

    長編小説

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    迷走地図 (松本清張全集)

    1995年06月30日 迷走地図 (松本清張全集)

    「あれの処理はまかせるよ」──言い遺して次期首相候補の秘書が死んだ。貸金庫に秘められた執念が政界を揺るがす(解説・中島誠)(「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (3pt)

    内容の方も若干「迷走」ぎみ?

    最初に議員秘書の労働組合結成の話が出てきて
    ああ、そういう話なのかなあと思って読み進むと
    いつの間にか立ち消えになって、

    その次にクラブのママがヤバいカネの運び屋になる話になって
    おお、これは面白い展開になってきたなーと思って読む進むと
    いつの間にかフェイドアウトして、

    さらに今度はゴーストライターの男が政界の実力者の妻の
    ヤバい手紙を受け取って・・・という話になって
    ようやく清張らしい話になってきたなと思って読み進むと・・・

    という具合に、内容の異なる3つの話を盛り込んじゃって
    結局どれも中途半端に終わっちゃったな、という印象です。
    どれか一つに絞って深く描いてくれたら良かったのに。
    今更ですけど。

    そもそも妻の浮気のネタを握られたくらいで、あんな殺し方するかなあ
    しかもそれを左翼過激派に擦り付けるなんて、いくらなんでも無茶すぎ
    というのが正直なところですが、まあこれも時代なんでしょう。
    迷走地図〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:迷走地図〈下〉 (新潮文庫)より
    4101109591
    No.5:
    (5pt)

    政治は闇の世界

    政権の移譲に際し、ゴーストライターの元過激派の主人公が、移譲を受ける有力政治家の夫人と秘書の不倫を裏付ける夫人から秘書あてへの手紙を取得したことから生じた悲劇。主人公が暴漢に襲われ撲殺される。警察は過激派の内ゲバとして真剣に捜査しない。結論はぼかしてあるが、内ゲバを装った計画的殺人で、これによって例の手紙が政権を移譲するはずであった政治家のものとなり、これをネタにして、政権の移譲はなかったことにする。そう、その政治家の手先に殺され手紙も奪われたというもの。明言はしてないが遠回しにそう思わせる終わり方になっている。非常に理不尽な終わり方である。
     本作はこの殺人のほか、政治にまつわる裏の世界をあますところなく描いており、大変興味深い。特に秘書の仕事に重点が置かれており、その過酷さがよくわかる。また、愛人。院内紙記者。二世議員。おもしろいものがいろいろでてくる。これらは普段なじみがないものだけに面白みが増そうというものである。是非、一読を勧めたい。
    迷走地図 (松本清張全集)Amazon書評・レビュー:迷走地図 (松本清張全集)より
    4165081906
    No.4:
    (5pt)

    CIA・公安を超えた清張の行確慧眼

    夫人・秘書醜聞に因る「次期総理禅譲就任確実"寺西"の就任辞退」は公には唐突・前代未聞故、本作単行本初版前年82年鈴木善幸「現総理の自民党総裁選不出馬」の前代未聞・驚愕を想わせる。「寺西」が公には「金銭外の醜聞皆無」故、80年怪死した大平正芳後継で元左翼故か凡そ醜聞が「表裏共皆無」に診えた鈴木の「裏」をこそ想わせる。鈴木不出馬はCIA権現・中曽根康弘「超・米ポチ」長期政権を呼ぶが、鈴木こそ首脳会談微妙表現で米からイチャモンに遭った故、「寺西」同様私的醜聞があったなら、CIA権現な中曽根・後藤田正晴に暴かれ脅されたブツと診えるリアリティこそ清張の「裏を取った」自信と診る。
    「寺西」夫人・秘書醜聞ブツたる手紙を当の秘書(後に海外で怪死)から預かった政界ゴロツキ文筆屋「土井」も「現首相・桂」側の「過激派内ゲバを装った家捜し」に殺され奪われるリアリティも又、「権力と公安こそ過激派を騙り過激派に潜る」なる真の「裏を取った」清張の、警察公安CIA官僚・後藤田への強烈威嚇だ。ブラボー!ハラショーっ!
    迷走地図〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:迷走地図〈下〉 (新潮文庫)より
    4101109591
    No.3:
    (5pt)

    CIA・公安を超えた清張の行確慧眼

    夫人・秘書醜聞に因る「次期総理禅譲就任確実"寺西"の就任辞退」は公には唐突・前代未聞故、本作単行本初版前年82年鈴木善幸「現総理の自民党総裁選不出馬」の前代未聞・驚愕を想わせる。「寺西」が公には「金銭外の醜聞皆無」故、80年怪死した大平正芳後継で元左翼故か凡そ醜聞が「表裏共皆無」に診えた鈴木の「裏」をこそ想わせる。鈴木不出馬はCIA権現・中曽根康弘「超・米ポチ」長期政権を呼ぶが、鈴木こそ首脳会談微妙表現で米からイチャモンに遭った故、「寺西」同様私的醜聞があったなら、CIA権現な中曽根・後藤田正晴に暴かれ脅されたブツと診えるリアリティこそ清張の「裏を取った」自信と診る。
    「寺西」夫人・秘書醜聞ブツたる手紙を当の秘書(後に海外で怪死)から預かった政界ゴロツキ文筆屋「土井」も「現首相・桂」側の「過激派内ゲバを装った家捜し」に殺され奪われるリアリティも又、「権力と公安こそ過激派を騙り過激派に潜る」なる真の「裏を取った」清張の、警察公安CIA官僚・後藤田への強烈威嚇だ。ブラボー!ハラショーっ!
    迷走地図 (上)Amazon書評・レビュー:迷走地図 (上)より
    4103204168
    No.2:
    (5pt)

    迷走地図(下)

    個人読書履歴。一般文学通算216作品目の読書完。1983/09/30
    迷走地図〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:迷走地図〈下〉 (新潮文庫)より
    4101109591



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