黒い福音
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全1件 1~1 1/1ページ
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現実に起きた事件がもととなった作品であり、時代もあっただろうが協会側の狡猾さと、当時の日本の警察力の弱さを見事に描いた快作。 | ||||
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昭和34年に起きた「英国航空スチュワーデス殺人事件」がモデルとなっていて、事件は当時かなり騒がれた。実はこの作品も同年に連載が始まっており、小説といいながらドキュメンタリー色がかなり強い。松本清張と連載した中央公論は相当突っ込んだ情報を得ていたと思われ、細部は脚色されていたとしても、なぜ犯人を取り逃がしてしまったかはその通りなのだろう。 事件編と解決編の2部構成になっているのは当時としては斬新すぎて受けなかったようだが、今では当たり前に使用されている書き方で推理小説としてもすぐれている。ただ、今読むとテンポが遅くて冗長気味で、これだけの紙数をかける必要はない気がした。 | ||||
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1959(昭和34)年に実際に起きた事件をモデルにしたノンフィクションノベルである。ノンフィクションノベルの傑作といえば佐木隆三の『復讐するは我にあり』(1975)などを思い出すが、本書の刊行は1961年。なんとあのカポーティの『冷血』(1965)よりも早い。 そういう意味ではさすが清張、なのだが、面白さという意味では後のそれらに一歩も二歩も譲る。そもそも「面白い」などという感想は実際に起きた事件に対して適切ではないかもしれないが、そのニュースに人々がカッカとしていた当時は、十分に「面白かった」だろう。 しかし「そんな時代があったんだ」だけでは済まされないものもたっぷりと含んでいる。例えば沖縄で後を絶たないアメリカ兵による女性への暴行事件などにも、思いをはせずにはいられない。そんなときの正義が機能しないもどかしい感じが、本書を読むとよみがえる。 | ||||
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山本七平氏の「色即是空」の研究でふれられていたので読んでみた。 山本氏は、カトリック神父の告解に対する守秘義務の厳格さを日本人はわかっていない、というようなことを書かれて、捜査に立ちはだかったのはその守秘義務であったというような解釈を述べておられる。 この作品を読む限り、山本氏の論は的外れだし、当時の日本の国力というよりは現代でも留置中のカルロス・ゴーンを国外逃亡させてしまう日本警察の間抜けさが露呈した事件だと思う。 600ページを超える大部だが、冗長な記述が多く、ほとんど速読のテキストみたいだ。文章も美しさもなく、意味も魅力もない人物描写にあふれていた。 | ||||
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最近の某宗教団体を思い浮かべました。宗教団体の不気味な存在はいつの世にも存在するのだと思います。 | ||||
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昔に一度読んだ。時代が変わっても、ドキドキした。名作だとあらためて思った。 | ||||
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