疑惑
- 交通事故 (13)
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ページの中身に数々の折り目、何かが染みついた汚れなどあり、小説の中身が完成された内容だったために残念な気持ち | ||||
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テレビドラマで、田村正和、沢口靖子、小林稔侍の各氏の版が、うまい演出とともにひかっていました。 お話のなかの聴衆が、事件の謎に直面しなくてはならず、ちょっとした事実の加除で、社会心理は動揺します。そこに眼をつけていた著者の勘は、充分に働いていたといえます。 | ||||
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ぼんやりと記憶に残っていたのが、いかにも怪しい女が黙秘を貫いていると、女性弁護士が法廷で毅然とした態度を示すという展開だったのですが、これはTVドラマか何かで観たようで、原作の本書では弁護士は男性です。しかも飛び込み自殺の方法に関する謎解きが一致しているだけで、物語はほとんど違っています。正直な所、今回の原作の終盤はただすっきりしない、モヤモヤの残る終わり方をしており、もうちょっとスカッと終わってくれてもよかったんじゃないかと思います。 連載小説だったので、無駄な情報が入っていたり、エピソードが細切れになっている箇所もどうしても散見されます。こういう所も映像化された方のバージョンの方がまとまりが良かったと思います。書いていて思い出しましたが桃井かおりさんが出ているバージョンだったはずですから映画ですかね。でも原作も今では珍しくない社会的な情報、法律に関する知識をうまくパズラー的な推理小説のなかに落とし込み、読ませる仕上がりになっていると思います。 細かいことですが妙に関心をさせられたのが、あの車内に残っていた2つの遺留品、あれらを運転席の某所の下に挟みこんだらどうなるのかというセリフの説明が、文章だけなのに本当に分かりやすい言葉遣いと進行で、ああこういうところが流石名手だなと感じさせられました。実際に法廷なり警察署なりで対面で説明する時には、こんなに文章のみで理解しやすいように喋る必要はないはずですが、そこのところを必要以上に説明口調にすることなく、口語的なセリフの面白味をちゃんと残した上で、分かりやすいセリフにしています。このセリフのおかげで状況が目に浮かびやすくなり、なぜそれら2つの遺留品だったのかも、自然にしっくり来ました。 この本には表題作以外の作品が入っているのですがどちらかと言えばそっちの方がお薦めのように感じました。表題作は長さ的にも中編ですし、小品な感じは否めませんが、光る所も随所にある作品だったと思います。 | ||||
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期待通り | ||||
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原作を読んでみたいと思ったのは、尾野真千子主演のものと沢口靖子主演のもののドラマ「疑惑」を見たからだ。しかしながらこの二つのドラマは、無罪を証明していく弁護士の手法が違っていた。一体どちらが原作に忠実なのだろうかと。 原作を読むと、二つのドラマとは違う結末が待っていた。原作の解釈でドラマの脚本を書いた人の想像力のふくらみが、異なったドラマが出来上がったのだろう。原作のラスト、迫りくる危機感の迫力も魅力があると思うのだが……。 | ||||
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