二重葉脈
- 横領 (72)
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本の内容ではなく、Kindle本のことを書きます。 このKindle本には誤植がたくさんありました。30ヵ所以上はあったと思います。それも濁点がなかったり、文章の最後が読点(、)で終わったり、といった単純なミスばかりです。紙の本を機械で読み取り、そのまま校正していないのでしょうか? 元の本は角川文庫です。角川といえば大出版社ですが、今やおちぶれたのかもしれません。 とにかく商品として販売するからには、しっかりチェックしてほしいと思います。 | ||||
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会社更生法は、誰のためにあるのか?下請け業者やその従業員たちのためでないことだけは確かである。 | ||||
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大した事件も起こっていないのに、未来の殺人を予測したかのような動きを見せる警察。思わせぶりな出来事は起こるものの、あらかじめ全体像が分かっている作者の都合というか、物語展開上の伏線でしかない気がします。神岡(かみおか)という登場人物と神野(たぶん「じんの」と読むのでは)という刑事が出てくる辺りから、あれ?これって口述筆記だったのでは邪推してしまいました。ミステリーって犯人当てもあるのだから、同じ漢字を使った人物の登場は普通避けるはず。言葉で言うと「かみおか」と「じんの」だけど、漢字にしてしまうと紛らわしいでしょ。それに、なんか文章にいつものキレがありません。短編で見られるような簡潔で的確な表現があまりみられなくて、松本清張らしくないと思いました。それでも最後まで読んでしまうのは、やっぱり巨匠の力なんでしょうか。 | ||||
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東京オリンピックの2年後に発表された作品。 電話のない家の人が連絡先として近所で電話を持っている家の電話番号を知人や仕事先に示して、電話がかかってくると呼びに来てもらうという、「呼び出し電話」という慣行が存在した時代だ。 そんな時代の経済犯罪を題材にした、社会派推理の典型的な作品といえる。 推理小説としては、狭い意味のパズラーとしての本格推理小説を期待してはいけない。刑事の追及が丹念に描かれるが、それは論理の緻密さとは別のものだ。むしろ刑事たちの行動は一種のレッド・へリングだといえる。その意味で暗示的なタイトルだが、フェアプレイとは言いかねる 早い話、この書き方だと誰が犯人でも文句の付けようがない代わりに納得感も得られない。この不完全燃焼感は、犯行の手口の解明が真犯人を絞り込む手がかりになっていないという構造が原因だろう。 限定された条件下、ロジカルに詰めていくという興奮は味わえない。 しかしそれはこの作品が狭義ののパズラーでない以上当然だ。原理主義的に否定し去るのではなく、清張の人間観察を味わうほうがいいだろう。 この小説の魅力は人間の性(さが)のかなしさだ。子供の頃、書店に並ぶカッパ・ノベルを前に「大人になったらこれを端から端まで全部読む」と憧れた清張作品。この作品もまさに大人が書いた、大人のための、大人の小説だと味わい深く感じる。 さすが清張は芥川賞作家だ、と感じる作品でもある。 | ||||
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中盤少し退屈な長編作品だが、終盤さすが意外な犯人でよませる。 | ||||
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