草の陰刻
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ものすごく分厚い文庫ではあるが夢中になって読み進める ことが出来た。その辺りはさすがの清張作品。 ただ既に指摘されている通り、主人公の検事があまりにも 単独で動き過ぎること。こういう捜査はやはりきちんと上役に 相談して組織として動かない限り限界が生じてしまうという のは素人にも常識的なものだと思う。 もう少し他人を信頼すること。気持ちを一つにしてくれる であろう仲間たちの登場があれば全然ちがった展開になった と思われる。それがとても残念。 敵か味方か今一つ立ち位置がよくわからない先輩検事の娘。 主人公の検事と彼女の関係も恋人どころか友人関係でもなく。 なんともイライラ感を増幅させるきっかけになっている。 | ||||
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古書の場合、発行年月日も添付してくださるとありがたい。 少なくとも、活字が薄れて読めないような場合は売るべきじゃない。 安いのは有難い、しかし本は読めないと意味がない。 | ||||
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とても面白いです。あまり注目されませんが、清張の他の名だたる名作群と比べても遜色ありません。ラストの暗示的余韻も清張ならではと感じさせます。 | ||||
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おもしろかった | ||||
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中盤までの話の運びが見事。ぐいぐい話に引き込まれる。途中何度か偶然の展開があるが全く気にならない。 「どうせフィクションでしょ。読者にまだるっこしい思いをさせるくらいなら、この程度の偶然は恐れずに活用すべきなんだよ」著者の得意顔が目に浮かぶようである。 ただ、他のレビュアーも指摘しているように、終盤が腰砕けになっているのが残念。黒幕の政治家に司法の追及が及ばぬのは、日本の疑獄史を考えれば致し方ないのかもしれないが、真相の明るみになるプロセスが生硬でひどく退屈だ。何より不満なのが、ヒロインの冴子。中盤から不可解な行動をとるが、彼女が怪しいのはバレバレ。また、動機づけが弱く、読者の共感を呼ばない。早々に種明かしをして、もっと彼女の動機なり心理なりをもっと掘り下げるべきだった。あと、清張作品には珍しく、希望を残した終わり方になっているのも疑問。著者は非情が信条ではなかったのか。この作品こそ悲劇で終わるべきだったように思う。 物語の骨格の出来が良いだけに、色々惜しい作品。優れた脚本家のリライトによる映像化を望む。 | ||||
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