階段途中のビッグ・ノイズ
- 軽音楽部 (1)
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バンドに没頭する高校生の青春モノです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きだ!何回も読み直してる。読んだ後には、ギターのチュウニングをはじめちゃいます。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本編とは関係ない個人的感想です。 階段の踊り場って、階下に音が反響していいリバーブがかかるんだよね。ほんと気持ちいい。高校時代ブラバンに所属しててTp担当で、音楽室は3階にあって出口すぐに階段があった。朝早く来て人が誰もいない階段で練習するのが日課だった。そこで軽音のやつに「お前ギターもやるんだって?」って誘われて掛け持ちすることに。軽音は同好会だったので場所も予算もなくて、その最上階段の狭いスペースがバンドの練習場所になった。きっと武道館ってこんな感じだろ?!、って勝手に思いながら、ブラバンの練習後に下校時間ギリギリまで音を出してた。そうそう、そんな感じだよ。どこにも所属できない、歌謡曲なんか興味のない、うるさいうるさいバンド。そんな物語。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
部員不足の上、不祥事を起こしてしまった軽音部。残された押しの弱い平和主義者の主人公が、神経質で完璧主義なギタリスト、洋楽的知識は豊富だが短気なベーシスト、吹奏楽部出身のちょっと間の抜けたドラムス、そして経歴不明、やる気のなさそうな顧問の先生を集め、取り巻く環境、教師との対立、バンド内での対立とアクシデントを乗り越えてゆくストーリーです。 このような内容はベタだと言われますが、ベタ ≒ 王道なのです。「売れる映画の理論」と同じで、王道には売れるだけの理由があります。主人公たちは洋楽志向で、KISS, QUEEN, GUNS N’ ROSESなどの楽曲が出てきます。全部の曲を知っているわけではありませんが、知っている曲が出てくれば、読んでいても頭の中でその音楽が流れてきます。(歌詞がひらがなになっているのは版権対策でしょうか?) 印象に残ったのがP152のクラスの人間からの嘲笑で「内輪で盛り上がって奴らってイタイよな。洋楽なんて何人知ってんだよ。」 のセリフ。どんなに真摯に音楽/演奏に取り組んでいたとしても、洋楽を聴いている人間数は絶対的に少なくなります。(ましてや主人公達は商売としてバンドをしているわけでもない) 洋楽コピーバンドをやっている人/やっていた人なら、少なからずこの疎外感を味わったことがあるはず。その認識の薄い洋楽バンドの楽曲を盛り上げるステージ上のアイデアがあったり、バンド内でのいざこざを収めるのに 吹奏楽部の支配的顧問を反面教師として登場させて間接的に解決させたりと各所で工夫が見られます。 この作者の文庫本の表紙は全てライトノベルみたいになっていますが、ジャンル的な分別はともかく 実際、中高生にも読みやすい内容です。(洋楽コピーバンドを経験した方にも薦めたいです。) 昨今はテクノロジーの発達に伴い、楽器を演奏出来なくとも音楽的表現が出来るようになりました。この作品はダンス/ヒップポップ/ラップ系に主導権を握られた現代の音楽シーンに対する、作者なりのアンチテーゼなのだろうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際に曲を聴きながら読んだら鳥肌たった。 いろいろ思い出して感動した | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんだか、学生時代に戻りたくなる。そんな小説。疾走感もあり、読みやすい。 グリーンデイにキッスに、とごちゃ混ぜだけど、それこそ学生バンドっぽいな、と。 体育館の小さなステージで、ちゃちいアンプでベースを鳴らした、あの夏を思い出して、少しだけノスタルジーを感じたり | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
廃部寸前の軽音楽部で一人寂しくギターを奏でていた男子高校生の元に集い始めた仲間達との青春物語。突然現れる天才ギタリスト、妨害する教師、クラスのマドンナ等々これでもか!って位ベタな展開が続くのだがこういう綺麗な?お話を読んだのは久しぶりかも知れない。若い人が読んでも楽しめると思うが、昔懐かしいロックバンドも多数出てくるのでかつて高校生だったオジサンオバサンにこそオススメです♪きっとノスタルジックな気分に浸りなから読んで頂けると思います♪ | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 49件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|