(短編集)
猫とアリス
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『ハート・オブ・スティール』(『雪のマズルカ』)と同じく、笹野里子を主人公とした連作短編集だ。『月夜の晩に火事がいて』の山浦歩も、重要な登場人物として出てくる。 「青蛇」「クリスクロス・六本木」「猫とアリス」「ディオニュソスの館」「無間奈落」の5話から構成されている。個別の物語としても読めるが、「青蛇」という青年にまつわる、全体を通しての大きな物語がある。主人公もむしろ青蛇とみなすべきなのかもしれない。彼の強烈な個性に引き込まれる。 心に残る一冊だ。 | ||||
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芦原先生の作品には、読んでいて頭の中にその様子をイメージしやすいという特徴があり、その見事なまでの素晴らしい文章が、ドラマの中に読者を連れて行ってくださるのです。この作品は、笹野探偵が活躍するハードボイルドシリーズの一つで、途中で読むのをやめるのにいささか苦労する、そんな面白さにあふれています。登場人物に関しては、本当にそういう人がいると思わせてしまうリアリティーがあり、彼らがしゃべっているときの顔の表情まで想像できてしまうような絶妙な筆致で、私はとても気に入っています。 | ||||
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前作は 女探偵の笹野里子の 生き様を。 今回は 「青蛇」という ラピスラズリを使用した鮮やかな青い蛇を彫った 男「青蛇」の生き様を 笹野里子や 格闘の師匠のジェイソンを通して 。二人の関係は お互い「母性」を感じたのか「恋」のようなものだったのか。 でも「恋」には母性ももちろん込みなので、「恋」ようなもの、ということにしました。 躊躇なき女探偵も「青蛇」に関しては 探偵よりも 女だったな〜。そんな笹野さん、前作よりも 遠藤警部、格闘の師匠ジェイソン、そして依頼人と話すときに かなり 変な人格(笑)になることが多くなりました。でも「ふーちゃん」と電話での会話は やはり和やかです。そして「ふーちゃん」との出会いのきっかけとなった事件も 楽しめました。 | ||||
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