(短編集)

嫁洗い池: ミミズクとオリーブ2



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

6.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

4.13pt ( 5max) / 8件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1998年02月
分類

短編集

閲覧回数2,388回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ミミズクとオリーブ2【改題・新装版】 (創元推理文庫)

2025年01月30日 ミミズクとオリーブ2【改題・新装版】 (創元推理文庫)

美食と推理の華麗な競演 『嫁洗い池』改題・新装版 塩アンの丸餅 ヒャッカの雪花 干し海老 アラメの炒め煮 ヒャッカのトウ漬け 関東炊き 黄粉の握り飯 ウルメの丸干し 香川の郷土料理と、“ぼくの妻”の名推理2 八王子に暮らす作家のぼくと妻の許には、時折お客が訪れる。その日も食事時という絶妙なタイミングで、弟を殺害したという男の事件の相談に悪友の河田警部がやってきた。料理上手な妻の推理ははたして? 大根の雪花、イリコ、塩アンの丸餅、アラメ、ヒャッカ、豆腐の兄弟煮、関東炊き……郷土料理を中心にした美味(うま)そうな料理も魅力のシリーズ第二弾。『嫁洗い池』、改題・新装版。著者あとがき=芦原すなお/解説=喜国雅彦 ■収録作品 「娘たち」 「まだらの猫」 「九寸五分」 「ホームカミング」 「シンデレラの花」 「嫁洗い池」(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

嫁洗い池: ミミズクとオリーブ2の総合評価:8.25/10点レビュー 8件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(4pt)

中年主人公のワガママ可愛い推理小説。毎回事件の推理を頼みに来る刑事とのやり取りが味があって面白い

推理小説だと思って読んだらアホみたいなんだろうなぁ、と。犯人は直ぐ解っちゃうのでね。なにしろ現場で絡む登場人物が限定的なので、目星が付けやすいのだ。ただ動機と犯行手口はあとからわかる構成になっているから、途中で嫌気がさすことは無い。
そして、グータラ小説家の主人公と強面の友人刑事、家から一歩も出ずに事件の推理をする妻のやりとりが、面白くてどんどん読めてしまう。 
郷土料理がならぶ食卓の風景も毎回楽しみ。いりこ好き、でべら好き、な主人公の好みにこちらも直ぐに同調してしまう。豆腐と野菜合え、混ぜ込みちらし寿司など、すぐにも食べたくなるような美味しそうな料理が毎回登場する。
作者が漱石にかなり影響されているんだろう、というのは読み始めて直ぐに感じたところ。この作者の若かりし時代は漱石無くして文学は語れなかった。まぁ当方も同年代、ということなのであります。
また友人刑事との遣り取りがテレビドラマ「相棒」をほうふつさせるのも意図してなのか?軽妙でとぼけた会話が楽しい。
何より好きなのはモワッとした作風ながら、
ちょいと文学的匂いが感じられるところ。多分作者もこのシリーズは楽しみながら書いたんじゃないかな、という気がする。もう郷土の味は書き尽くしたから、と終わりにして欲しくない。新たなユニークレギュラーの登場などで話を脹らませて、このシリーズもっと書き続けてもらいたい。
嫁洗い池Amazon書評・レビュー:嫁洗い池より
4163175504
No.7:
(4pt)

奥様は名探偵

あいかわらず、素晴らしい名推理。警察官の河田さんと主人公のやりとりも、軽妙で面白く読める。
嫁洗い池Amazon書評・レビュー:嫁洗い池より
4163175504
No.6:
(5pt)

推理力抜群の奥様が主人公ではないでしょうか。

主人公は旦那さんで、その奥様が名探偵なのです。意識不明の男性が救出され、意識が戻ったら、自分は人を殺したという。言われたところに行ってみたら、本当に死体がある。だが、その男が犯人ではない。この難しい殺人事件を、在宅して家事をしながら解いてしまう奥様。彼女の頭脳明晰な快刀乱麻的推理の展開が、気持ちよく事件解決をします。この奥様の料理がまた素晴らしいので、1話読み終わるごとにおなかが空いてしまうという有様です。
嫁洗い池Amazon書評・レビュー:嫁洗い池より
4163175504
No.5:
(5pt)

ほんとうにおもしろい

刑事で旧友の河田が、いつもちょっとした事件の相談にやってくるわけですが、謎解きの面白さ以上に、河田と「ぼく」の間抜けなかけあいがほんとうに面白い。
 それから、忘れちゃいけないのが、お話に出てくる食事のおいしそうなこと!「ぼく」の妻がビックリするくらい献身的なので、この部分については納得しがたいですが、ごはんがほんとうにおいしそう。
 ドラマ化してほしいです!
嫁洗い池Amazon書評・レビュー:嫁洗い池より
4163175504
No.4:
(3pt)

ミステリとしては弱いという印象です

東京創元社お馴染み ? の安楽椅子探偵ものの連作短編集です。
ちなみに前作の 「 ミミズクとオリーブ 」 は読んでいません。
初めの4つは、本当に些細なもので、わざわざ民間人に相談する警察官の知性を疑います。
5つ目の 「 シンデレラの花 」 は若干、ミステリっぽいと感じましたが、
犯行そのものはお粗末で、やはり警察が解決できないようなものとは思えません。
最後の6作目の表題作は、犯行の手口に無理があるのと、
被疑者と目されていた人間の、昔の記憶 ( 「 嫁洗い池 」 に関する出来事 ) に纏わる話と事件に直接かかわりがないのはいただけません。
そのような部分は最初の作にもありますが、ミステリと関係ない話が多いのには閉口しました。
また、主人公がネガティブな考え方をする人間と感じ、友人の警察官が主人公の妻に馴れ馴れしすぎるのも、ちょっと……です。
そして、主人公の妻が夫の協力があったとしても、事件の真相に気付くのはうまくいきすぎに思えました。
文章は綺麗ですが、ミステリとしては弱いという印象を受け、男性キャラに好感を持てない作品でしたね。
嫁洗い池Amazon書評・レビュー:嫁洗い池より
4163175504



その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク