ハムレット殺人事件
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ハムレットを復讐劇と思ってはいけない。あれは執念の正義であろう。 本作はその深いパスティーシュとなっている。真実、父親への敬愛がもっと純粋な継承、愛娘への愛情に読み替えられて、より源泉の感情に近づけた。 二時間サスペンスのような軽妙さありドン・キホーテのようにふざけてもいるが、それはハムレットという最も古典的な劇を題材にすることで今の日本の芸能界の放縦への風刺にもなっていようし、逆に真面目臭って古典劇を考えることへのそれにもなっている。返す刀のような快作。 | ||||
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なんかミステリと呼ぶのもどうかと思うようなふざけた作品である。 こんな作品を伝統あるクライムクラブから出した創元も、正直どうかしてしまったのではないかと思う。 ただ、最終章が戯曲形式をとっているのは、そうでもしないことにはこれ以上に輪をかけてひどい解決篇にならざるを得ないことを作者も自覚していたからにほかならないことだけは間違いなかろう。 クライムから出ていなければそもそも手に取る不幸もなかったろうが、久々に作者に殺意すら覚えた作品。 | ||||
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「スサノオ自伝」から数えて30册目の単行本です。 章毎に語り手が山浦歩と笹野里子に入れ替わるちょっと変わった構成で、謎解きも戯曲形式で行われます。 ネタバレになるので内容は書きませんが、ハムレットを始めとした古典戯曲を読んでおくとより楽しめるかも。 作者のとぼけた軽妙な書き方は健在で、楽しめる作品です。 | ||||
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