文豪たちの怪しい宴



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初公開日(参考)2019年12月
分類

長編小説

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文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)

2019年12月11日 文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)

討論会からの帰り道、ふと立ち寄ったバー〈スリーバレー〉。そこでの女性バーテンダーとの会話から、彼女が日ごろから感じていた夏目漱石の『こころ』に関する疑問点を論議する羽目に。文学部教授である私が、こんな場末のバーで講義することになるとは。しかも、途中からやってきた宮田という男は、あろうことか『こころ』を○×小説と断言したことで議論は白熱し……。さらに太宰治『走れメロス』、宮澤賢治『銀河鉄道の夜』、芥川龍之介『藪の中』のあれやこれやと、“鯨流"文学談義で贈る、文庫創刊60周年書き下ろし最新作。(「BOOK」データベースより)




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文豪たちの怪しい宴の総合評価:6.86/10点レビュー 7件。Cランク


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No.7:
(4pt)

アカデミックな場に欠けているもの。

鯨統一郎作品では定番の、「バーで新説を唱える」作品群の一つ。本書では著名な文学作品に対する新説が披露される。対象となる作品は夏目漱石の『こころ』、太宰治の「走れメロス」、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、そして芥川龍之介「藪の中」。ただ、どの新説にも新規さは感じるものの、驚きがあったり、圧倒的な説得力を感じたりするものではない。しかし一方で、アカデミックな文学研究者には致命的に欠けている「遊び心のある解釈」の実例を示しているという点では高い評価を得られるとも思う。中でも「藪の中」の解釈は胸落ちするものがある。
文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)より
4488422055
No.6:
(3pt)

著名な純文学作品を斬新な視点で切る風変わりなミステリです。

取り上げられているのは夏目漱石『こころ』、太宰治『走れメロス』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、芥川龍之介『藪の中』です。
ジャンルとしては安楽椅子探偵もので、文学部教授の曽根原がワトソン役で、従来の解釈を説明する立場です。
バーテンダーのミサキが素朴な疑問を提示する役目、必ず途中で現れる宮田がホームズ役になります。
ミサキが出す酒とつまみは、テーマとなる純文学作品と関係がある品です。
『こころ』は実は百合小説で、自殺した先生は殺されていた!
『走れメロス』は実は夢の世界の話だった!
『銀河鉄道の夜』は父親への手紙である。
『藪の中』の真犯人を看破する。
といったような感じで、文学作品への風変わりな解釈が、3人の掛け合いで述べられています。
基本的にはアポロ陰謀論と同じような楽しみです。
アポロ陰謀論はまじめに「アポロは月に行っていない」と主張するのではなく、知的ゲームの一種として行われている部分があります。
本書も大真面目に論じる話ではなく、知的遊戯として、楽しめます。
3人のキャラで中間の立場にいるミサキですが、「真実の味方」という設定なのですが、曽根原の味方にみえたり、宮田の味方にみえたりして、ちょっと分かりにくいかも。

純文学作品をモチーフにした変わったミステリを読みたいひとのために!
文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)より
4488422055
No.5:
(4pt)

楽しめる

相変わらず、大胆、奇抜な発想で、十分に楽しめる。
原作をかなり読み込み、頭を柔軟にしないとこのようなアイデアはでてこないのでせうね。今後も、文学シリーズを期待します。海外作品、ドストエフスキーにも行って欲しい。
文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)より
4488422055
No.4:
(4pt)

満足

満足しています。
文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)より
4488422055
No.3:
(5pt)

実に痛快

本をそのまま読まされていたことに気づく、痛快な展開。もっと、疑おうと思った。
文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)より
4488422055



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