幕末時そば伝
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幕末時そば伝の総合評価:
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全3件 1~3 1/1ページ
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古典落語の本より | ||||
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鯨流の古典落語であって、ミステリーではありませんね。 | ||||
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書籍として、鯨統一郎の作品は主題に対して何かを掛け合わせる。当作は、落語と幕末の掛け合わせ。初めのうち、単なる落語のオチと幕末をこじつけただけのただの短編集かと思いきや、途中で連作になっていることに気づく。粗忽長屋の住人が幕末にどのような影響を与えたのか、これ以上はネタバレになるので終わりにするが、後半から面白さが増すことは鯨の必然か。 | ||||
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どちらかと言えば『落語をベースにした時代劇コメディ』といった感じで、 いつもの鯨統一郎的なトンデモ解釈系ミステリーを期待すると少々肩透かしを食らうかもしれません。 『粗忽長屋の面々が幕末の重大事件にどう関わっていくのか』という要素は 基本的に最初に示唆された時点で大体どうなるか予想がつくような強引な代物(褒め言葉)ばかりですが、 やってる本人達はあくまで大真面目なのが、かえって落語的でいい味を出しています。 また落語独特の軽妙な掛け合いは原作にある部分はもちろん、オリジナルの掛け合いの完成度もなかなか高く、 純粋に落語本としても楽しめる一冊だと思います。 | ||||
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江戸時代、幕末を舞台とし、そこで起こった数々の事件の裏に見え隠れする落語の影―― 毎度のことではあるが、誰もが習ったような歴史の重大事件にまったく関係ないようなネタを、 見事な筆致で絡み合わせる鯨氏の技量にはシャッポを脱ぐばかりである。 元ネタとなった落語を知っている人は、その荒唐無稽ぶりや「こうきたか!」という予想外の直球・変化球にクスリとくるだろう。 また、元ネタを知らない人でもそれを感じさせない面白さがある。 もちろん、知っておくにこした事はないが。 何にせよ、どちらでも笑わせてくれる。鯨氏の作品は、そういった魅力と面白さを持っているのである。 | ||||
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落語を知っている人にとっては落語の読本を読んでいる感じ。幕末の時の流れに落語をうまく関係つけているけれど物足りない。 | ||||
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落語好きには楽しめる一冊ですね。 大昔の日活の幕末太陽傳をほうふつさせます。 あの作品はフランキー堺さんの芸達者ぶりが印象に残ってます。 石原裕次郎さんの高杉晋作はいただけなかった。 | ||||
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