狂おしい夜



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    初公開日(参考)2015年05月
    分類

    長編小説

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    狂おしい夜 (徳間文庫 く 18-3)

    2015年05月01日 狂おしい夜 (徳間文庫 く 18-3)

    目が覚めると、そこは病院で、母と名乗る女性がいた。しかし、何も憶えていない。自分の名前すらも…。帰宅途中に襲われて記憶を失ったらしい。母は彼女が非嫡出子で、病気で余命少ない実父、腹違いの弟妹がいることを教える。戸惑う私の前に、次々と恋人を名乗る男たちが現れた。その最中、実父が亡くなり、莫大な遺産を相続することに…。(「BOOK」データベースより)




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    「狂おしい夜」の感想

    文庫書き下ろしの長編ミステリだと言うことです。「狂おしい夜」と言う、ちょっと変なタイトルから、あまり面白い話じゃ無いとは想像していましたが、それでも少しは期待して、発売日を待って買ってきました。

    主人公の秋野愛美は、会社の飲み会で遅くなった帰宅途中に暴漢に襲われ、頭をハンマーで殴打された後遺症で、記憶を一時失ってしまいますが、その彼女が病院のベッドで目覚めると、そこに母だと名乗る女性がおり、その母から現状を少しずつ話されて、自分の置かれている立場を理解していきます。
    ところが、その彼女の前に、「自分こそが恋人だ」と言う男性が三人も現れ、そのうちの一人は、事件があった日に入籍したという住民票をもっているという、ちょっとおかしな話に展開していきます。
    でも、殴打された日に入籍したと言うことは、普通に考えても結婚詐欺でしょうね。入籍した日に会社の飲み会には普通は行かないだろうし、遅くなったからって、暗い道を一人で帰るわけがありません。
    しかも、入籍した日の飲み会なら、会社の飲み会仲間が入籍の事実を知らないはずはありません。

    その後、一人暮らしをしている、記憶をなくした女性に対して、どう考えてもこういった展開にはならないだろうと言うような話に進んでいきますので、読みながら戸惑うばかりでした。
    会社の同僚や友人も居るだろうし、少し時間をかければ解決しそうな問題をそのままにしたまま、おかしな方に都合良く話が進んでいくのは、ちょっとしらけてしまいます。
    しかも、話は会話の部分がほとんどなので読みやすいですが、その会話にしても、あまり意味の無い話が展開するだけです。

    余命幾ばくも無い資産家の人物が、秋野愛美の実の父だということで、遺産相続の問題が絡んできますが、ハンマーでの殴打事件は、遺産相続がらみの問題だと警察が考えている割には、ほとんど捜査が進展していないのも、ちょっとおかしいです。
    最後に、殴打事件と遺産相続に関わっての問題が片付きますが、この程度のからくりなら警察が本腰を入れれば、すぐに見抜けることです。
    しかも、資産家の残した財産が、「預貯金や有価証券が約三億円。不動産が時価二億円。合わせた総資産は五億円」と言うことですが、この程度で、莫大な財産ですか・・・?資産家と言うには、ちょっとしょぼい額ですね。

    ということで、タイトルから想像できるような展開も含んでおり、都合良く混乱する方向に話が進んでいくので、途中で何度も投げ出したくなりました。
    詳しい内容もわからないまま出版日を待って購入したのですが、もうしばらく待てば良かったと後悔しています。

    トラ
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