島はぼくらと

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種別
長編
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6,150回
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6
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27
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あらすじ

2013年06月05日 島はぼくらと

直木賞受賞、第一作待望の書き下ろし長編母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。故郷を巣立つ前に知った大切なこと――すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。(「BOOK」データベースより)

評判

島はぼくらとの評価:

7.67/10点 レビュー 3件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.67pt

島はぼくらとの総合評価:

8.30/10点 レビュー 76件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(8pt)

島はぼくらとの感想

白辻村か黒辻村かって事になると、この作品は明らかに白辻村で、っていうか「真っ白」な作品。
これまで読んだ辻村作品では「異質」かも。悪い意味ではなくて良い意味で。
「こんな作品も描くんですね」って少し意外でした。

舞台は瀬戸内海に浮かぶ島。
島の生活ってのが、どこでもこんな感じなのかは分からないですが、元々住んでいた住民たち以外にも、Iターンで渡ってきた人達や、諸事情あって内地から逃げるように移住してきたシングルマザーが多く生活をしているという設定。
そしてそこには、島というある意味閉鎖された空間ならではの、大人たちにしか分からない複雑な事情が絡み合っています。
テーマは島に過ごす人間たちの繋がりの強さと別れでしょうか。
主人公はこの島に住む男子2名、女子2名の高校生なのですが、本来大人たちで何とかクリアしていくはずのそれら事情も、狭い世界の中では子供たちにも筒抜けで、巻き込まれたり、或いは、自ら巻き込まれに行ったりします。
将来、島から出るというのが基本路線の彼らの中には、島に残る事を宿命付けられた網元の娘もおり、繋がりが強いが故により別れが辛いものになるといった設定には、わざとらしさも感じざるを得ないんですけどね。
4人の高校生たちは価値観等、それぞれにタイプが異なっており、同じ島に暮らしていなければ友達にすらなれたかどうか。
そんな事を色々考えながら読んでいると、最後に涙腺崩壊するかも。
色々な諸事情がウルトラC的に上手く収束してラストはハッピーエンド、っていうのは、この作者さんらしく無い終わり方な気もしないでもないです。
なので後々印象に残らない作品なのかも知れませんが、読後相当「ほっこり」したのは間違いありません。

作品間での登場人物の往来が珍しくない作者さんですが、この作品には辻村作品では5指に入るであろうキャラである「あの人」が登場します。
チラッとの登場ではなくかなりの活躍と存在感を出してます。
地域活性デザイナーのあの人とタッグを組んでの続編がありそうな気がしますね。(まだ出てないよね)

梁山泊
MTNH2G0O
No.2
(5pt)

島はぼくらとの感想

離島を描いた非常に透明な作品
Iターンの実情など、芯をついているとは思うが、きれい過ぎる気も。

mick
M6JVTZ3L
No.1
(10pt)

島はぼくらとの感想

ミステリーの分野ではないですが、最高でした。
青春感動物ってことで、ちょっと避けてたのですが、もっと早く読めばよかった。
辻村作品にはときどき、田舎の風習や、しきたりに縛られた人生が描かれます。
田舎を捨てるように出てきている自分には、多くの共感できる点があり、残るものの立場、出て行く人の立場について考えさせられます。
この本は、そんな窮屈な田舎の人間関係の中での、出会いと別れが描かれています。
他の作品とのリンクという、おなじみのサービスもあって、あの名前が出てきた時には震えました。
それが誰かは、読んでからのお楽しみです。

Hidezo
GX0TU62Y

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.73
(5pt)

現実と清々しさと

年々、若者が都心へ出る事がハードルを低くしていくなかで、当の本人たちには、昔と変わらない葛藤があるのだと感じました。何かと繋がりやすくなった関係に見えても離れ離れになる不安や将来の不安定感は、私たちの若い頃と何も変わらないのだなと心に沁みる作品でした。現実と向き合いながらも清々しく成長する登場人物に引き込まれる作品でした。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.72
(5pt)

ミステリーの範疇を超えた物語

普段、ミステリーばかり読んでいて、いわゆる純文学的な小説、人生や人の心の機微がえがかれていたり、感動の恋愛小説というような作品をを読むことは少ない私です。
ですが、辻村深月さんの作品はミステリーらしい意外な真相が隠れていながらも、終始まるで純文学のような心に響く、琴線に深く刺さる物語が紡がれていて異色のミステリー作家というイメージ。
あまり謎を謎として提示されることのないストーリーではありますが、そこが逆にとてもいいなと感じています。淡々と読んでいて、予想もしない展開になったところで、あ、これはミステリーのジャンルでもあったんだ、と気づかされるのが快感でもあります。

実はまだ辻村深月さんの作品は他には「傲慢と善良」「青空と逃げる」の合わせて3作しか読んでいませんが、他の作品を読むのがとても楽しみになりましたし、この作品も何度も読み返したいと思っています。

いつも通勤時の電車の中で読んでいるのですが、今作は何度も涙が溢れそうになってマスクをしていて良かったと思いながらページをめくる手を止められませんでした。

あたたかな心に浸りたい方、気持ちに潤いのほしい方、必読の作品だと思います。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.71
(4pt)

いい話だと思いました

読んでて
何度も
鼻の奥がツンとしました

いい話だと思いました
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.70
(5pt)

良い

良い
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.69
(5pt)

良い

良い
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X

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