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島はぼくらと



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【この小説が収録されている参考書籍】
島はぼくらと
島はぼくらと (講談社文庫)

島はぼくらとの評価: 4.10/5点 レビュー 63件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 1~20 1/4ページ
No.63:
(5pt)

最初は読むか悩んだけれど、読んで本当によかった

素敵なお話でした。島の中のコミュニティでどう生きていくか、その人間模様が主に4人の少年少女の目線で描かれています。
島はぼくらとAmazon書評・レビュー:島はぼくらとより
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No.62:
(5pt)

人と人のつながりの面白さ

人間関係や感情の動きを感じる物語が好きな人にオススメしたいです。日常的な出来事が中心のストーリーですが、その中で生まれるみんなの思いや複雑な人間関係、人と人のつながりを感じられるお話です。登場人物達と同じく地域の結束が強い田舎出身の私ですが、共感する部分もあれば、ハラハラどきどきするような場面もたくさんありました。とても面白くて、読みやすかったです。
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No.61:
(4pt)

面白い

うまーく話がまとまってる。本当に辻村さんはすごいです。最初つまんねーって思ったけど、終盤に向かうにつれどんどん面白くなった!
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No.60:
(5pt)

素晴らしい作品です

今までの作品の作風とは全く異なる作品です。瀬戸内海の冴島という高校生4人の青春物語です。こういう作人も書くんだという作品です。私は読み始めていっきに読みました。従来の作品と作風は違いますがぜひ読んでください。
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No.59:
(2pt)

もう青春小説は書けないのかも

辻村深月の『名前探しの放課後』までの作品が好きで、近年また若い人をメインに描いていると知り読んでみました。

結論から言うと、もう若い頃のように「10代の理解者」と呼べるほどの青春小説は書けないのかな、という感じでした。
10代4人を中心に描かれていますが、圧倒的にママ贔屓なエピソードが多く、昔の作品のように若者たちを描く熱量がないなと。
4人の関係についての描写も中途半端で、昔ならもっとしっかり書いてくれてただろうに、と残念になりました。
学校や友情、恋人、夢…どの視点でもあっさりしていて物足りなかったです。
恋愛パートは特に肩透かし。

若者4人を中心に、その周りの大人を描きたかった作品なのかな。
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No.58:
(5pt)

新たな発見

10年ぶりに読んでみて、他の辻村作品も読んでみてさまざまに新たに気付かされる部分もあり、
もともと好きな作品だったけども、更に好きになりました。
離島の人間関係の濃さ、その良さ、ドロドロ うまくあらわされている。
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No.57:
(5pt)

谷川ヨシノが出てくるというだけで読んだ本だけど

「傲慢と善良」、「青空と逃げる」に出てくる谷川ヨシノが出てくるというだけで読んだ本だけど、すごくよかった。むしろ、3冊の中ではこの本が一番くわしくコミュニティーデザイナー谷川ヨシノの仕事を描写している。後半に出てくる赤羽環という脚本家は「スロウハイツの神様」に出てくるらしい。こうして次から次へと読ませるのはひどい(ほめてる)
エピローグにはびっくりしながらも感動したけど、4人のメインキャラクターのうち2人しか出てこなかったので、そこはちょっと残念。特に新はあんな伏線を張ったまま回収されないのは読者の想像に任せるということなんだろうか。
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No.56:
(1pt)

表紙に汚れ

表紙に茶色の汚れがついててがっかり
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No.55:
(5pt)

島時間、青春の瞬間、透明感

辻村深月を勧められて選んでいる時に、五十嵐大介の表紙に惹かれ読んだ作品です。
結論から言うと、五十嵐氏のイラストと登場人物のキャラクターがピッタリと合っていて、また辻村氏の筆による瀬戸内の島や海、そこに暮らす人々の瑞々しい描写が相まって、映像作品を観ているような感覚になり、スルスルと読めます。
主人公である4人の高校生、そして島の人たち、特に女性たちの底力を見せつけられた時、なんとも晴れがましい気分になりました!
青春の独特の爽やかさともどかしさ。40代の自分には懐かしく、渦中にある娘は自らと重ねて読み、幅広い世代に愛される作品だと確信しています。
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No.54:
(4pt)

島での生活

島での生活へのイメージがわきました.
もちろん,数ある島での生活の1つですが.

心情や人間関係がしっかり描かれていました.
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No.53:
(5pt)

笑いあり涙ありとはこのこと

最初の方は話が掴めなかったけど段々と内容も濃くなってきて所々泣けそうなポイントがあり堪えるのに大変でした。友情や恋愛、島だからこその人間関係に翻弄される4人ですがとても面白かったです!
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No.52:
(5pt)

スターシステムに不意打ち

「水底フェスタ」で取り上げたような過疎地域である、瀬戸内の冴島が舞台だ。しかし閉塞感のあった「水底フェスタ」とは全く異なった開放感がある。やはり、周囲を山に囲まれているのと、海とでは現実でも大きな違いかでるのであろう。辻村深月お得意の高校生作品、相変わらず、繊細な若者心理を見事に表現していく。本土と島を結ぶフェリーは、彼らの現在と、不確定な、でも無意識に何かを期待させる未来を繋げる象徴のようにも描かれている。村長、網元、Iターンの新参者などを含めた島民間の人間関係がかなりリアルだ。また、とくに伏線とサプライズは相変わらず見事。予想をしてなかった人物の登場には、嬉しくて思わず声をあげてしまった。福島が出て来た時に、感の良い読者は気が付いていたのかも。全く、にくい展開だ。ラストも多くの辻村ファンが好む爽やかなものであった。しかもかなりの含みを持たせて。彼らが後の作品に登場してくることは間違いないであろう。今からすごく楽しみだ。
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No.51:
(4pt)

スロウハイツの神様の読後におすすめします

青春やミステリーよりも、島とその外との交わりに重点を置いた、コミュニティならではの物語を描いた作品でした。
後半、スロウハイツのあの人が登場します!
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No.50:
(5pt)

「青春小説」というよりは「成長小説」。

瀬戸内海の島に暮らす4人の高校生の「成長小説」。
 主人公は高校2年生の4人組だけれど、彼らは青春小説の定番である「何かに打ち込む」ことをしていない(フェリーで本土の高校に通う彼らは部活にほぼ参加できない)し、そもそも高校での彼らの様子は全然描写されない。舞台はもっぱら島。ほのかな恋愛模様はあるけれど、それはほんの脇筋。だから、「青春小説」と呼ぶのは躊躇する。
 彼らは、島の様々なオトナ―家族・親戚であったり、地域のおじさん・おばさんだったり、Iターンをしてきた新住民や村の振興のために呼ばれたコミュニティデザイナーであったり―との交流を通じて、オトナの世界を知っていく/オトナになっていく。特に、オトナの世界は、必ずしも善悪・正邪でスッキリとは割り切れないものなのだということを分かっていくあたりがいい。しかもそれが、いくつもの「謎」が解決されたり、登場人物の過去が解き明かされていくという形で描かれるのがミステリ作家らしい。もちろんご都合主義的な部分もあるけれど。ぼんくらな青年が思わず正体を明かすシーンなど感動的だった。
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No.49:
(5pt)

さすが辻村深月さん!

島の過疎化問題、医療過疎化問題、本土からの受け入れ問題と色々問題はあるけど、

暗くなりすぎず、でもちゃんと現実に向き合って書かれています。

次の春には離ればなれになる島で唯一の同級生の男女4人を通しながら、

大人たちも巻き込んで、

一人一人の想いも背景も丁寧に描かれています。

何度もジーンと泣いて、読んだ後温かなものが心の中に広がりました。

後半にはあの人が登場し、鳥肌モノ。

是非、「スロウハイツの神様」を読んでから読んでみてください。
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No.48:
(4pt)

島暮らし高校生4人の青春ドラマ

辻村深月さんの作品はミステリーが多い中、青春ドラマのジャンルの物語。

瀬戸内海の冴島、そこに住む4人の高校生。
今年17歳で、受験が待ち受けている年齢です。
毎日、島からフェリーで本土の高校に通っている4人を中心に起こる日常がこの本の物語です。

高校生4人もそうですが、おばちゃん達が経営する島の特産品を売ってるような会社であったり、他の土地から移住してきたIターンの人々だったり、この島はとても活気があります。

ストーリーは軽い話なので読みやすかったです。
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No.47:
(5pt)

高校生は戦わない。もっと大切なことをちゃんとやる。

とても面白い小説でした。
むろん「面白い」と言うのは
「声を立てて笑える。」
と言う意味ではなく
「興味深く、小説世界に引き込まれた。」
と言う意味です。

印象に残ったのは、必ずしも大人が模範的ではないことです。
霧崎は捨てキャラとしても、村長や衣花の父親など、重要人物のけつの穴の小ささに唖然とします。
その模範的ではない大人に接して、主人公の高校生四人が、戦うわけでもなく、逃げるわけでもなく、自分たちを取り巻く環境の一部として、対処しているところが印象的でした。

卑怯な人に拘泥していても、自分のやりたいことは実現できない。
本当に自分がどうしたいか、考えたときに何をすれば良いかが見えてくる。
具体的な進路を考える高校生が大きく大人への一歩を踏み出す、四人それぞれの真剣な態度が感動的でした。

なお、瀧井朝世による文庫解説が秀逸です。
著者へのインタビューもしたうえでの、完璧で模範的な解説です。
なので、あまり僕が書き足すことはありません。
が、レビューを書くのにそれでは申し訳ないので、一つネタを提供します。

作中で出てくる「文才」に着目して、読むと、一つ楽しみが増えます。
二回、別々の意味で語られた後、文章の才能という意味で、プロが語る「君、才能あるよ。」
合計3回語られる文才。
文章は、日常的会話も文章だし、
プロとして文章を書く人もいます。
それぞれ用語法が異なる「文才」に、著者の意図が多少含まれているような気がします。(むろん著者は直木賞作家のトッププロなのですが)
そんなところも深読みして、面白かったです。
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No.46:
(4pt)

まんまと(?)清々しさを感じてしまった

瀬戸内海の離島に暮らす、男女四人の高校生が主役の青春物語。

風光明媚な島で展開される美しいだけのお話しを想像したがさにあらず。島へのIターン組みとの微妙な関係や、大人たちの根深い軋轢、主人公たちの悩み等、きっちりと現実が描かれていて綺麗事だけに終わっていない。

びっくり仰天な展開はないが、ちょっとした謎がばらまく等、著者の読ませ方が上手いのだろう、退屈することなく読み進められる。

大人になりつつある高校生のビルドゥングルロマンでもあり、ピュアな友情に心洗われる。数年後のラストはお約束事だが、まんまと(?)清々しさを感じてしまった。
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No.45:
(1pt)

雰囲気は伝わってくる

爽やかな島の風だとか、海の風景だとか、島の生活の雰囲気は伝わってくるし、読んでいて楽しい。

だけど、そんな描写は作家なら誰でもできることで、それ以上の楽しみはありませんでした。

無駄な文章が多いし、登場人物ががちゃがちゃ、次から次へと出てくるうえに、視点も変わるので誰にも感情移入できない。

特に、新の原稿のくだりが信じられませんでした。いま書いてる自分の作品を、他人を島から追い出すために差し出せと言われたら。しかもそれがーーとなったら、こんな反応します?
こんな薄っぺらくて浅い仲間なら欲しくないな、と嫌な気持ちになりました。

この人の作品は、設定は細かいのに、気持ちも言動も浅い。
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No.44:
(2pt)

インパクトはどこに?

朱里の住む小さな島には、色々な人がやってくる。幻の脚本を探しに来た自称作家、不倫相手の子供を生んだ未婚の元有名スポーツ選手、行政より地域活性化を任されたアドバイザー、人生を模索する元医者。
 朱里と幼なじみの友達3人は、小さな島で起こるトラブルに巻き込まれながらも、助け合い、成長していく。。
小さな島で幾つかトラブルが起きるのですが、どれもインパクトが無く、トラブル内容を思い出せませんでした。また、トラブル自体の繋がりも無く、話に奥行がありませでした。最後の最後に祖母の幼なじみを探しに行くのが山場だったのかな?と
島はぼくらとAmazon書評・レビュー:島はぼくらとより
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