島はぼくらと

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評判

島はぼくらとの評価:

4.14/5点 レビュー 69件。 A ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全135件 101〜120 6/7ページ
No.35
(5pt)

本当は、☆☆☆☆☆☆。

本を読むということは、
「想像力を働かせて、
世の中の本当のことを知ること(もしくは考えること)」
だと思っています。
綺麗事ではない、ヒトの根幹にある悪意や醜さについて知ることは
大切なことだと思っています。
だけど、それだけじゃあまりに救いがない。

だから、それを知った上で、
ヒトの良いところや夢のある一面にも
ちゃんと気づいていきたいと思っています。

この小説はその両極が描かれています。

「約束」は現実社会では多く交わされますが、
そのほとんどが時が経つに連れて、
色の薄いものになっていき、
破る側のヒトはそれを気にも留めないことは多い。

だけど、
いやだからこそ、
交わされた約束が時が経っても色褪せることなく、
守られるということは尊くて、素敵なこと。

この小説で交わされた約束が
汚されることなく、守られていけばいいな。
そして自分もそうありたい、と強く思いました。

なんだか硬くなってしまいましたが、
非常に読みやすく、
趣味として本を読み始めた人、
これから読もうとしている方々にぴったりの小説です。
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.34
(5pt)

辻村作品らしい

毎年250冊以上は読むが、辻村もお気に入りのひとりで殆どの作品を読んだ。流石に直木賞直後の本屋大賞は無理だったが大賞に匹敵する作品だと思う。年を重ねても彼女の作風は変わらないかな?いずれ行き詰まるとは思うが某女史のような急変はして欲しくないと願う65歳老人である。
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.33
(5pt)

いい商品でした

希望の商品が、いい状態で届きました。ありがとうございました。
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4062934515
No.32
(4pt)

爽やかだけど、辻村深月らしい要素も

全般的には爽やかな青春物なのだけれど、途中で村長たちが見せる本音の部分とかは、『水底フェスタ』でも出てきた村社会の隠れた怖さに通じるものがあり、辻村深月らしいグサッと突きつける要素も健在。ありきたりにならないあたりは流石。
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.31
(4pt)

卒業式で演じられる劇 「見上げてごらん」 の秘密…とは?

新と源樹、衣花、朱里は瀬戸内海の島、冴島から本土の高校に通う仲良し4人組。
島には中学校までしかないから、高校生になるとフェリーで本土まで毎日通う。
わずか30分ではあってもフェリーに乗れば、外から島を見ることができる。
彼らの眼は、島にいる大人とは違うようだ。

外の社会に触れることで、海に隔てられた「島」がはっきり意識されるのだろうか。
いくら漁で島から出ても、東京に行っても、島社会に組み込まれている大人たちは、
実は、外から島を見てはいない。
そんな大人たちと高校生との対比が、面白く感じた。

人口減少のジリ貧から復活を狙う村長は、外からの移住者を積極的に受け入れている。
新しく来た人間と島の人間との間を取り持ち、村おこしをプロデュースする
コミュニティデザイナーもいる。
古くからのしがらみと人それぞれの事情が絡み合い、停滞することなく物語が展開して、
飽きない。
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.30
(4pt)

「白」辻村は温かくて、少しせつない

辻村さんの人間を深く鋭く掘ってみせるダークな面が好きなので、
そういう意味では少し物足りなさも感じてしまったけれど、
読み終わったらこの話はこれでいいんだろうなあと思えた。

源樹が母子手帳を開くシーンが好き。
シングルマザーの話とか、至るところに辻村さんが母親になったからこそ書けたんだろうなと思わせる部分があってほっこりした。

おなじみのリンクも心憎い!
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.29
(3pt)

はい。

日経の書評でみて、読みましたが 感想はそれぞれのひとにまかせます。
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.28
(4pt)

未来に一歩

小さな島の煩わしい人間関係や
島の実情、など丁寧に描かれています。
特に村長がテレビ取材でみせた本性などは
現実味があって、でもその後のなぁなぁ感も現実味があります。

辻村作品には基本、性悪人間は登場しないので
読んだ後は爽やかになります。

島の学生4人が少女漫画の様な仲良しなのが
ちょっと、乙女チックかな〜

初めに出てくるエセ脚本家の話は最後にちょっと回収されます。
新君はじめ、みんなお人好し過ぎると思いましたが。
自分の作品を盗作されても怒りもしないとは・・・

後々有名な脚本家と知り合い、その辺りは人づてに
業界に知れ渡って、天罰が下って欲しいけど・・・

東京に行く下りはチョット偶然が重なりすぎて
都合良すぎるかな〜と、でも天罰を期待して
良しとします(笑)

最後、島に残った少女の決断に、私は清々しさを
感じました。
現状に不満を言うのではなく、自ら一歩を踏み出す
若者に希望を感じます。
その他素敵な若者が登場します。

私は蕗子さんの過去が一番印象に残ってます。
島はぼくらと (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 島はぼくらと (講談社文庫)より
4062934515
No.27
(5pt)

島のことがよくわかる

青春ものだけど、島の人間関係や伝統などが含まれていて、今までにない青春小説だと思います。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.26
(4pt)

「私はここで、生きていく」に感動

僕は島ではないけど、瀬戸内海沿岸の市出身なので、非常に親近感をもってこの本を読めた。
僕の高校でも、島から毎日船で通学してる子や、中学卒業と同時に島を出て下宿して通学してる子達が多くいた。
この本の登場人物と同じで、彼等は幼少の頃から兄弟のように育ってきてるので、とても仲間意識が強く、島での人間関係を大事にしてた印象がある。
その一方、外部の人間を容易には受け入れない排他性も持っていたように思う。

この本では、そうした島特有の美点である仲間意識や助け合い精神だけでなく、狭い地域ゆえの排他性だとか、Iターン、医療の問題とかも描いている。
娯楽小説として優れてるだけでなく、地方の抱える過疎化、医療崩壊といった社会的な問題にもスポットをあて多面的な問題提起もしているのが素晴らしい。

個人的には、僕も瀬戸内海を観ながら育ったので、凄く懐かしい気持ちになり、過ぎ去った高校時代の事を思い出し、とても楽しく読めた。
読んでる途中で、美しい瀬戸内の海や高校時代の友人の顔を何度も思い出した。

「30歳を過ぎると本当の友達はできない」
とよく言われますが、幼少時代からずっと同じ時間を過ごしてきた友達というのは特別な存在で何物にも代えがたいものです。
高校を卒業してただ一人だけ島に残る衣花が
「朱里みたいな友達はもう二度とできないんだと思うと、それはすごく寂しい」
と言って涙を流すシーンがありますが、これはまさにそういう事なのでしょう。

大人になってからの友人というのは、社会的立場があって建前上のものになったり、利害関係があったり、仲が良くてもそれは本当の友達ではありません。
まだ18歳の衣花だけど、朱里のようにお互いに全て本音でぶつかれる友達はこの先できる事はないのでしょう。
島育ちの人達ほどではないけど、僕にとっても少年時代を過ごした友達というのは特別で、大人になってからの友人とは全くの別です。
幼少時代からずっと一緒だった同級生がみんな島からでていき、一人だけ島に残る衣花の気持ちが切ないです。
「私はここで、生きていく」と決意した衣花のセリフが凛々しくてカッコいいです。18歳の少女には重い決意だったでしょう。

故郷を持つすべての人々に読んでほしい秀逸な青春小説です。
また、五十嵐大介氏の表紙の絵も味があってとてもいいです。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.25
(5pt)

島のことがよくわかる

青春ものだけど、島の人間関係や伝統などが含まれていて、今までにない青春小説だと思います。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.24
(4pt)

「私はここで、生きていく」に感動

僕は島ではないけど、瀬戸内海沿岸の市出身なので、非常に親近感をもってこの本を読めた。
僕の高校でも、島から毎日船で通学してる子や、中学卒業と同時に島を出て下宿して通学してる子達が多くいた。
この本の登場人物と同じで、彼等は幼少の頃から兄弟のように育ってきてるので、とても仲間意識が強く、島での人間関係を大事にしてた印象がある。
その一方、外部の人間を容易には受け入れない排他性も持っていたように思う。

この本では、そうした島特有の美点である仲間意識や助け合い精神だけでなく、狭い地域ゆえの排他性だとか、Iターン、医療の問題とかも描いている。
娯楽小説として優れてるだけでなく、地方の抱える過疎化、医療崩壊といった社会的な問題にもスポットをあて多面的な問題提起もしているのが素晴らしい。

個人的には、僕も瀬戸内海を観ながら育ったので、凄く懐かしい気持ちになり、過ぎ去った高校時代の事を思い出し、とても楽しく読めた。
読んでる途中で、美しい瀬戸内の海や高校時代の友人の顔を何度も思い出した。

「30歳を過ぎると本当の友達はできない」
とよく言われますが、幼少時代からずっと同じ時間を過ごしてきた友達というのは特別な存在で何物にも代えがたいものです。
高校を卒業してただ一人だけ島に残る衣花が
「朱里みたいな友達はもう二度とできないんだと思うと、それはすごく寂しい」
と言って涙を流すシーンがありますが、これはまさにそういう事なのでしょう。

大人になってからの友人というのは、社会的立場があって建前上のものになったり、利害関係があったり、仲が良くてもそれは本当の友達ではありません。
まだ18歳の衣花だけど、朱里のようにお互いに全て本音でぶつかれる友達はこの先できる事はないのでしょう。
島育ちの人達ほどではないけど、僕にとっても少年時代を過ごした友達というのは特別で、大人になってからの友人とは全くの別です。
幼少時代からずっと一緒だった同級生がみんな島からでていき、一人だけ島に残る衣花の気持ちが切ないです。
「私はここで、生きていく」と決意した衣花のセリフが凛々しくてカッコいいです。18歳の少女には重い決意だったでしょう。

故郷を持つすべての人々に読んでほしい秀逸な青春小説です。
また、五十嵐大介氏の表紙の絵も味があってとてもいいです。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.23
(4pt)

結末以外は完璧な小説

非常におもしろい。2章中盤から止まらなくなる。2章ラストで半泣き。

特に今時珍しく、田舎を美化してないことがいい。むしろ陰湿な田舎の実状の描写が素晴らしい

こういう創作じゃ田舎って、とにかく綺麗なところで、人々も心が綺麗だと描かれるが、
実際にはそれは創作向けの大嘘で、
都会の人間に排他的で、田舎ものである事にコンプレックスを持ってる人間が多い。
(悪く言いたくないが、3.11の時でさえ東北の老人が散々周りに迷惑掛けていたニュースもあった。それだけ田舎とは闇が深い)

だがこの小説は嘘がない。田舎の医療、政治の描写もお見事

…だったが…いくらなんでもこのまるで打ち切り漫画のようなラストは駄目でしょ。
いきなり年月が流れヒロインが島のボスに…って唐突だし
そこまでのストーリー描写がまったくないし、意味不明。「小物」の村長はどうなった。
作者、投げ出しちゃったのかな?

タイトルが「ぼくらの」なのに女性視点の話なのもよくわからなかった。
少年たちはむしろ空気だし…

雰囲気もジュヴナイルっぽいが、実際には犯罪者などが普通に出てくる世界観だしね。

タイトルや表紙に詐欺られたと募った読者は多そう。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.22
(4pt)

タイトル通り

中学生や高校生の鋭い感性を描くことを得意とする筆者の作品にしては、
この本に出てくる少年少女たちはみな「いい子」にすぎる。
ただ島の生活の描写は感受性の高い子どもたちの目から眺めたようなリアリティがあり、
柔らかなタイトルがしみじみ伝わってくる。
瀬戸内の島の空気が感じられるいい物語でした。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.21
(3pt)

島に住む人たちの感覚に触れられました。

なかなか本土から離れている島の生活や人たちの感覚を、具体的にイメージしづらかったのですが、この本を読んで多少なりとも、そういったことがイメージでき、また考えさせられるきっかけになりました。
先入観なく、島で暮らす人たちの気持ちを知るには良い本かと思います。
マイナス点は、主人公の4人がそれぞれ優秀すぎて、、、ちょっと私にはリアリティがなく感じられたので、★3つにしました。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.20
(1pt)

届かない。

12月15日~19日までに届くはずだったが届かなかった。その後、メールも何もなかった。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.19
(4pt)

飽きずに読めた

離島を舞台に、4人の高校生を軸にIターン現象や母子家庭などリアルに描いている。それなりに展開にスピード感もあり飽きずに読めたが、詰め込み過ぎ感もあった。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.18
(5pt)

青春物語です☆すべての15歳の中学三年生や高校3年生に読んでもらいたい一冊です。

この作品の前に「鍵のない夢を見る」で、直木賞を受賞している深月さんの作品です。
本屋大賞作品にもノミネートされましたが、「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞していなければ、本作で間違いなく受賞していただろうという素晴らしい内容の作品です。沖縄では中学卒業時の15歳に本土に向けて旅立ちます。その人生の岐路に立つすべての中高生や大学生の方々に、読んでもらいたい一冊です。似たような内容の映画やDVDもよく見かけますが・・・・・

辻村深月さんと言えば、本格ミステリ推理作家綾辻行人さんからその辻をもらったとか、女子高生時代に綾辻さんからいろいろアドバイスをもらっていたというエピソードがあるくらい、ミステリや殺人事件を思い浮かべますが、この作品では一切殺人は起こりません。謎もありません。
深月さんの新天地、新しい作風のセカンドステージスタートって感じです。
すべての若者たちに夢を持ち続け、その夢に向かって努力し続けることの大切さや、願いを込めて書かれた作品だと思います。
中高生の読書感想文にもよいと思いますし、学生のみなさんに(朝読書などで)読んでもらいたい推薦本の超お勧めの一冊です。青春時代に戻りたい中高年の方々にもいいかもしれません。
表紙のイラストも素敵ですNE。
家族の絆の大切さを描いた最新作の家族シアターなど、辻村さんは、ミステリよりも純文学やガールズトーク満載の青春恋愛小説のほうが、向いている感じがします。作風としては綿矢りささんに近いかもですNE☆
是非、映画化を期待します☆
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.17
(5pt)

青春とは。まさに。

流行りの瀬戸内海から
一人一人の個性とバランスが上手く調和された青春時代を思い出す作品。実際にはこんな青春があったら羨ましいな、と思いつつ、特殊な環境における羨望と、過酷さが身に沁みる。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
406218365X
No.16
(3pt)

「故郷ほど、その土地の人間を大切にしない場所はないのだ」

瀬戸内の島にずむ高校生4人の物語。
4人はともにフェリーで本土の高校に通っている。

島は現・村長を中心に、Iターンの人々を受け入れる施策を
次々に打ち出しているが。。。

一地方の物語ながら
これはすべての若者の物語でもあると思いました。

「故郷ほど、その土地の人間を大切にしない場所はないのだ」
これは、Iターンで島に住み着いたあるシングルマザーの
境遇についての文章です。
心につきささりました。

しかしながら、この小説は
そんな故郷を変えることができる・・・
ラストシーンに、そんな希望がある、良い小説でした。
島はぼくらと Amazon書評・レビュー: 島はぼくらとより
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