瀬戸内海に浮ぶ獄門島-南北朝の時代、海賊が基地としていたこの島に、悪夢のような連続殺人事件が起こった。

白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。

天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。

無人島とはこれまた古風な―とは言い条、お得意ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店“北斎屋”の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。

瀬戸内の小島に、死体が次々と流れ着く。

瀬戸内海の兜離の浦沖に浮かぶ鳥坏島。鵺敷神社の祭壇“大鳥様の間”で巫女、朱音は神事“鳥人の儀”を執り行う。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

鮎川哲也の戦後本格の出発点となった里程標的名作。綿密な校訂と著者の加筆訂正による決定版。

『のぼうの城』から六年。

岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。

キトラ古墳の謎、北京の陰謀。1300年の時空を超えた考古学ミステリー 奈良天川村-トルファン-瀬戸内海大三島。

復讐してやる―旗本良介は怒りの中から立ち上がった。

ないものねだりの又八、座右の銘マニアのジン、天ぷら屋の心優しい跡取りジャンボ。幼馴染の三人は高校卒業後、別々の道を進む。

怖い、悲しい、切ない……あの怪談が、あなたの隣に甦る―― 怪談をめぐる新感覚ミステリー集 瀬戸内海に面した広島の三原市に暮らす作家・世良の家から、妻の加奈子が姿を消した。

無人島に9人の小説家―― 彗星のごとく出現した作家、櫻木沙友理。

ぼくたちの母さんは一か月前から行方不明。父さんが母さんを殺したんだという噂がたち、妹のアッコは学校でいじめられている。

瀬戸内海に面した椅子作りがさかんな町、宝松市鈴香瀬町。

お遍路でにぎわう菜の花畑の四国路で、遍路姿の老人が刺殺された。同行の若い女性の姿も消えた。

過疎が進む島、定まらない進路、将来への不安…… おれの居場所はどこにある? 俳句ってすごい! ! 仲間たちと磨き上げた勝負の一句、白熱のディベート、 言葉の面白さと可能性に驚かされる青春エンタメ! 瀬戸内海に浮かぶ五木島。

瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」。そこでは…島民1600人が、全員平等。

平安時代末期へとタイムスリップした香里、拓哉、亮平は平忠盛、清盛親子と遭遇。

瀬戸内海の真ん中に男爵島という離れ小島がある。全島が赤松に覆われ、島の中ほどの小高い丘の上に奇妙な建物がたっていた。

「一本の木に三人の首吊り死体!」。東京・国立市で発見された奇妙な事件現場。

日本各地で猛威を振るう未知種のアゲート蜂。人間に寄生し、羽化する際に命を奪うことで人々に恐れられていた。

二之浦ゆり子は青年医師・里見に誘われ、瀬戸内海の小島巡りに同行するが、その際、ひとつの無人島を目にしたことで、過去の悪夢が甦る。

他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。

五つの島々をまわって数人ずつ客を拾い、合計二十五人を輸送してほしい、但し目的地は全員が乗船するまで秘密―奇妙な依頼の目的は?潮見島と風見島、瀬戸内海に浮かぶ二つの島の対立に心ならずも巻き込まれた海上タクシー船長・寺田の前に、さらに不審死の謎が立ち塞がる。

失恋のダメージに前途を見失った山岳カメラマン・倉地。

女流画家・重枝恒子が瀬戸内海の大三島で忽然と消えた。大山祇神社裏手の崖にハイヒールとスケッチブックを残して…。

財界重鎮を襲う連続殺人! ホラーミステリー 瀬戸内海に財界の要人の死体が浮んだ。

薬丸岳の新境地にして新たな代表作。 壮大なスケールで贈るエンタメ巨編! 一九世紀末。

空手、レスリング、柔道、キックボクシング、中国拳法、各々違う格闘技の道を究めることを志していたが、彼らは気が合い、いつも一緒の仲間だった。

推理トリック研究家・久我京介と助手・明夫、その女友達の洋子は、瀬戸内海の別荘に招待されて夏のバカンスを楽しんでいた。

人間のやることに絶対はない。鉄壁のアリバイの、安全神話を突き崩せ。

募集内容・・全身整形に抵抗のない二十代から三十代の男性を急募。 報酬・・一千万円。

瀬戸内海の島に代々伝わる、名門美蔵家・婿取りの儀式。

人生に絶望していた「僕」は、新しい「自分」を手に入れるために、治験モニタ人材バンクのサイトにあった異様な募集に応募し、O島に向かった。

新米弁護士・越智彩夏の父憲一郎が瀬戸内海の小島で惨殺された。彩夏の兄や母にも警察の容疑が及ぶ。

警視庁の特命警視、豊丸巨人はトラカンの命を受けて、殺人事件の容疑者、佐久義久の身辺を洗っていた。

不可思議な現象が、奇蹟かトリックかを鑑定する、奇蹟鑑定人、魚間岳士のもとへ、瀬戸内海の鹿羽島というところから依頼がきた。

作家志望の岩川重美は自作のミステリー『歯車殺人事件』の批評を友人の日美子に頼んで、瀬戸内海の小豆島へ旅立つが、到着した日に絞殺死体となって発見される。

アマチュア画家小松美保子が描いた「赤い雲」の絵を買おうとした老人が殺され、その絵も盗まれた。

瀬戸内海にほど近い町、今治の高校に通う良史のクラスにある日、本物の天使が転校してきた。

巫女が秘儀を行う島で、誰かが死ぬ!? 今年は、特別な年だから─── 呪殺島とは、呪詛を執り行う呪術者が「穢れ」を広めぬようにと流され暮らした島。

瀬戸内海のまっただなかに木の葉のように浮かぶ一艘の小舟。

直木賞受賞、第一作 待望の書き下ろし長編 母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。