赤い雲伝説殺人事件
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なし | ||||
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小説の感想というものは、主観的なものですから、評価は非常に難しいです。 ただ、今になって小説と一緒に振り返ることができて、原発が建設されなくて良かったとおもうのです。 | ||||
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内田康夫作品はみのがしたくない母がこの本だけ見つけられないと、困っていたのでこちらで探したらありました とても喜んでいました | ||||
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「ここに来て気付いたのだけれど、いたるところに立つ看板ですね。 推進派と反対派では『原子力発電所』という言葉に対する表現の仕方が違うのですね。 推進派は『原電』といい、反対派は『原発』といっています。」 「赤い雲伝説殺人事件」は浅田光彦シリーズの第三作、1983年の発表です。 素人画家・小松美保子の「赤い雲」を買った老人が東京のホテルで殺され、絵が盗まれる。 絵は瀬戸内海の小島「寿島」描いたもの、ところがその島は原発誘致問題に揺れていた。 この「岬の町大網町」と「寿島」のモデルは、原発建設問題で揺れる山口県上関町と祝島である、と作者は言っています。 2013年の現在、上関町は推進に傾いているが、一方の当事者中国電力が福島原発の事故を受けて及び腰となり、建設の目処は立っていません。 30年前の作品でありますが、内田康夫さんの恐るべき慧眼と言わねばならないでしょう。 辛らつな批評家としても有名な吉本隆明さんが「浅田光彦シリーズ」のファンと聞きますが、娯楽としての一読者であるとしても、 好感をもたれるのはこういう作品があるからなのでしょう。 | ||||
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2006年終わりに近づいて初めて赤い雲伝説〜を読みました。原発誘致が殺人事件を誘発するというストーリーですが、1983年に書かれたこの本のテーマの大網原発(上関原発)の問題が20数年経った今ももめにもめ未解決のまま、ついに2009年に着工予定という推進の方向へ傾いてきているというニュースに接しました。 現在モデルになった上関町も過疎化と若者の町離れ、町村合併問題等で、この本の書かれた20年前と比べ苦しい街作りに腐心されているようです。 著者の内田康夫氏もこの問題が20数年も引きずるとは思ってなかったとは思いますが、社会問題と環境問題に対しての氏の憧憬の深さに驚いています。 上関町に関わる皆さんに今もう一度この本に接せられる事をお勧めしたいですね。 島が真っ赤な空に覆われるというラストシーンに感動と共感を覚えました。 | ||||
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