御堂筋殺人事件
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1993年の作品。大阪が舞台。このシリーズのお約束、主人公の浅見さんが身元確認され、警察署長が助けを求めるシーンは、毎回ワクワクします。浅見光彦さんの魅力だけでも、楽しめます。最後、犯人が.........は、予想外の結末でしたが、好き嫌いがあるかも。 | ||||
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1990年作品です。再読でしたが内容はすっかり忘れていて、情けないことに初読も同然でした。 大阪の御堂筋パレードや当時開催されていた「花の万博」が出てきます。けっこう取材もされたようですが、内田氏ご本人によるあとがきを読んでびっくりしたのは、若い頃、大阪にしばらく住んでおられて、あちこち引っ越していたのでそれなりに土地勘があるということ、内田氏といえば東京都北区と軽井沢、信州しか浮かばなかったのでびっくりでした。大阪女性と恋愛したこともある・・などとちらりと書かれていて、なんだか微笑ましかったです。 ミステリとしては正直かなりいまひとつです。内田氏はプロットを決めず、いきなり書き始めて、その時の流れで話を作っていくということですが、行き当たりばったりの感が否めず、浅見の推理は証拠も下調べも何もなく、すべて彼の推測でしかありません。それが正しいのだという前提で話を進めてしまうのは、彼の勘が鋭くて天才だから・・という設定なんですが、いくらなんでもちょっとなあ・・と思ってしまいました。 また、自分が関西人のため、やはり大阪弁のセリフがおかしいのが気になってしまいました(汗)。 これもあとがきに「僕が大阪をあえて舞台に選んだ理由は、フグとお好み焼きを食べたかったからである」と本音のような冗談のようなことを書いていらっしゃいますが(笑)そのフグやお好み焼きの感想もしっかり書かれていて、大阪府内の地理、交通機関なども正確ですし、大阪の雰囲気を楽しむにはいいと思います。 | ||||
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好きな作家なので、安心して気楽にさらっと読めました。もう一工夫あっても良かったかな、とも思いましたが | ||||
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1993年刊行文庫の新装版であった。巻末の自己解説を読むと、「大阪花博」の頃に執筆していたとあるので1990年かと。うまり27年前の作品。 メールはもとより、携帯電話がまださほど普及していなかった時代の話なので、喫茶店の電話にメッセージを残すなど、古い映画のようなシーンが多々ある。それも楽しみにひとつだ。 連続殺人事件や解決方法は、いわゆる内田康夫ミステリーの定番で、これも古い二時間ドラマを見ているような懐かしさ。 この作品で特徴的なのは、東京生まれの内田康夫が大阪の街と人物を活写しているところだ。とくに女性像の描き方が、いい。 大阪人の描いた大阪ものとはどこか一味違う気だする。そうだ本作は旅人ー浅見光彦が見た大阪なのだ。 | ||||
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浅見と大阪は合わない気がしますが、とりあえず、このシリーズを読んでいると、マイナーな場所を含めて全国を旅した気分になりますし、事件も起こるので得した気分です。 浅見の問題に対するmultifaceted approachは健在で、停止しかかっている頭の運動にもなりました。 | ||||
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