志摩半島殺人事件
- 名探偵 (559)
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もう30年以上前の作品ですが、今読んでも面白い。特に第一の被害者である袴田が電話で話していた相手が誰だったのか最後の方まで分かりませんでした。終わり方には賛否はあるだろうけど、これで良かったと個人的には思います。 | ||||
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ドラマでは可愛い2人のヒロインが印象的で、年も近くとても好きな作品でした✿ この本はまず文字が大きめで、と~っても読みやすく他のもこれくらいだといいなと思いました!! 私は三重県出身ではないけど、ゆかりの地で他にも何冊か三重舞台の作品があることに、驚きました。。 今作は作者がもっとも多忙を極められていた頃の作品の1つだそうで、その充実ぶりが作品にもよく表れている気がします。 イキイキしたヒロインとは対照的な、人々を取り巻く過去の海をつなぐ哀しいストーリー。海女の大変さも取材されてわかり、中学生の目線がリアリティ溢れてカギになります。 あまりスッキリした終わり方ではなく、読み終わって目を瞑り、情景を馳せていました・・ このシリーズはいつも温かいですが、”今の生活を脅かす脅威”なるものに対する、作者の気遣いが感じられました。それでも真珠のきらめきが、光を浴びて「それでも明日は続く」ととても眩しく感じられる、素敵な1冊です☆彡 余談ですが、海女さん特集曰く、個人的にも三重の女性は可愛い印象を受けます。本当に、毎回いろんな地域が楽しみなシリーズです✭ ✲ ✯ | ||||
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元やくざあるいは組のもの、今は作家の袴田啓二郎の死体が志摩半島の英虞湾に浮かぶ。誰がやったのか。フリーのルポライターで探偵を趣味としている浅見光彦が、警察庁刑事局長である実兄を「警察手帳」の代わりとして胸に秘め、事件の真相を追う。 推理小説は本来その最初から読者の推理を誘うものである。ネタバレは慎まなければならないので、小説の最初の方に提示される印象に残っている部分を二カ所引用して掲載しておきます。 まず一つ目は、袴田が殺害される前に電話の相手とやりとりをしているのをそばで聞いていた秘書の証言。『先生(袴田)は、「しばらくだな」といったのです。「やっぱりあんただと思った」と(袴田が)いいました。そして、「そりゃ分かるさ」と言い「会いたいね」「おれも変わったしな」と・・・。』 この後誰かに殺害されることになります。 そして二つ目は、地元の中学生の読書感想文が新聞社のコンテストで賞をもらった、その作文の始まりの部分。この小説と全く違った文体で、中学生のものとは思えない濃厚な描写を味わって欲しい。『ギラギラと、志摩特有の朝なぎの海が、碧い無数の光の粒となって、眩しく輝く。涼しげな山背の潮風に乗って、海女達の声が浜いっぱいに広がる。ポンポン船の煙が朝焼けの空に、七つ八つと小さな輪を並べていく。浜風が追うようにその輪を消していく。その後へ、紫色の煙が海女小屋からゆっくりと舞う。私は潮風に後れ毛をなびかせながら磯を歩いて行った。』 | ||||
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ラストが余り好きな終わり方じゃないので、星3つにしました。光彦君の優しさですけどね。 | ||||
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志摩半島を舞台に光彦が事件に切り込みます。 志摩半島から東北三陸まで、駆けずり回りたどり着いた真実は、なんともやりきれないものでした。 罰則とは必ずしも必要な事なのか。 考えさせられる一冊でした。 今回は、東京のお兄さんやお手伝いさんの出番が、ほとんどないのが残念でした。 | ||||
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