日光殺人事件
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日光殺人事件の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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久々のヒット品でした。日光東照宮にまつわる歴史、「日光」についての文学史を多彩に織り交ぜながら、浅見光彦が、たまたま遭遇した事件を解決するべく、歴史・文学を仕込むまでの彼の行動力あるふれるその姿にのめり込んでしまいました。さらには、その事件にかかわる人たち(まぁ、当然ながら担当した刑事もいますが)との浅見のやりとりにページを次から次にめくって、事件の真相を「知りたい」という気持ちに駆り立てられたのでした。そして、「えっ、こうなるの?」と意外な展開が待っている所はミステリーの醍醐味でしょう。欲を言うと、100%の解決が欲しかったですが、それでも良い作品でした。 | ||||
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宮中の歌会始など、短歌の世界にはまったく疎遠であったため、短歌が随所にちりばめられている本書はやや読みづらかったです。 ですが、それ以上に話に引き込まれました。ヒロインは栃木県のお金持ちのお嬢様。栃木どころか、東京にも本社を置き、多数の関連会社を抱える財閥。ヒロインが慕っていた叔父が自殺か他殺かもわからない、もどかしい状況の中、浅見が事件解決に助力したいと申し出る。 はじめは胡散臭いと煙たがられていたけれど、浅見に徐々に好意を寄せていく。『神戸殺人事件』のような、生意気なお嬢様とは違い、浅見もそれなりに好印象を持っています。最後はあっさり別れますが。もう少し余韻を持たせても、という印象を受けましたね。 叔父の「ニッコウで面白いものを見た」という言葉から、果たして「ニッコウ」は何を意味するのか。たった一つのキーワードを追いかけて、全国各地を奔走していく。他の浅見作品にも見られるプロットですね。その過程の中で第二、第三の殺人事件が起こる。 私が本作を高く評価するのは、事件解決の鮮やかさでしょうか。爽快感がある。特に、本作は浅見自身が囮になりませんが、各関係者が舞台の役者として面白いように踊ってくれます。もちろん、浅見の振るうタクトに操られて。犯人が老獪なやつで姑息な手を打ちますが、最後は醜態を晒し、みじめったらしく敗北する。「警察だぞ」「いや、私も警察だ」「?・・・」はめたつもりがはめられて、、どんでん返し。 これで事件がすべて解決したのかと思いきや、また新しい殺人事件が起こって・・・また最後に小粒の謎解きが待っている。 | ||||
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作者の別な本を継続購読したがってます。 | ||||
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旅情ミステリー作品で読む側にとって大変興味深く又、 推理していく上で重要な現地の状況が的確に表現される 事は重要な事であると思う。この作品も一つの地方の一つの 事件に過ぎないと思うが、登場人物の心の葛藤を上手く表現された作品である。 | ||||
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明智光秀を追って日光入りしたものの、 事件が発生してからは明智光秀が完全に物語から消えてしまいました。 テーマと事件をうまく絡めて物語を進めていくのが、 このシリーズの面白さの一つでしたが、 今回は完全に事件が独り歩きしてしまいました。 シリーズの中では、つまらない方の部類に入ると思います。 | ||||
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浅見光彦シリーズは、話の内容はみんな似ているのですが、はずれがありません | ||||
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