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御堂筋殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
御堂筋殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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1993年の作品。大阪が舞台。このシリーズのお約束、主人公の浅見さんが身元確認され、警察署長が助けを求めるシーンは、毎回ワクワクします。浅見光彦さんの魅力だけでも、楽しめます。最後、犯人が.........は、予想外の結末でしたが、好き嫌いがあるかも。 | ||||
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1990年作品です。再読でしたが内容はすっかり忘れていて、情けないことに初読も同然でした。 大阪の御堂筋パレードや当時開催されていた「花の万博」が出てきます。けっこう取材もされたようですが、内田氏ご本人によるあとがきを読んでびっくりしたのは、若い頃、大阪にしばらく住んでおられて、あちこち引っ越していたのでそれなりに土地勘があるということ、内田氏といえば東京都北区と軽井沢、信州しか浮かばなかったのでびっくりでした。大阪女性と恋愛したこともある・・などとちらりと書かれていて、なんだか微笑ましかったです。 ミステリとしては正直かなりいまひとつです。内田氏はプロットを決めず、いきなり書き始めて、その時の流れで話を作っていくということですが、行き当たりばったりの感が否めず、浅見の推理は証拠も下調べも何もなく、すべて彼の推測でしかありません。それが正しいのだという前提で話を進めてしまうのは、彼の勘が鋭くて天才だから・・という設定なんですが、いくらなんでもちょっとなあ・・と思ってしまいました。 また、自分が関西人のため、やはり大阪弁のセリフがおかしいのが気になってしまいました(汗)。 これもあとがきに「僕が大阪をあえて舞台に選んだ理由は、フグとお好み焼きを食べたかったからである」と本音のような冗談のようなことを書いていらっしゃいますが(笑)そのフグやお好み焼きの感想もしっかり書かれていて、大阪府内の地理、交通機関なども正確ですし、大阪の雰囲気を楽しむにはいいと思います。 | ||||
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好きな作家なので、安心して気楽にさらっと読めました。もう一工夫あっても良かったかな、とも思いましたが | ||||
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1993年刊行文庫の新装版であった。巻末の自己解説を読むと、「大阪花博」の頃に執筆していたとあるので1990年かと。うまり27年前の作品。 メールはもとより、携帯電話がまださほど普及していなかった時代の話なので、喫茶店の電話にメッセージを残すなど、古い映画のようなシーンが多々ある。それも楽しみにひとつだ。 連続殺人事件や解決方法は、いわゆる内田康夫ミステリーの定番で、これも古い二時間ドラマを見ているような懐かしさ。 この作品で特徴的なのは、東京生まれの内田康夫が大阪の街と人物を活写しているところだ。とくに女性像の描き方が、いい。 大阪人の描いた大阪ものとはどこか一味違う気だする。そうだ本作は旅人ー浅見光彦が見た大阪なのだ。 | ||||
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浅見と大阪は合わない気がしますが、とりあえず、このシリーズを読んでいると、マイナーな場所を含めて全国を旅した気分になりますし、事件も起こるので得した気分です。 浅見の問題に対するmultifaceted approachは健在で、停止しかかっている頭の運動にもなりました。 | ||||
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いつも利用させていただいていますが、良質の本を安く提供させていただいていますのでとても気に入ってます。 | ||||
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大阪を舞台にした殺人事件です。 事件は、最初の何気ない事故から すでに回り始めています。 と言うかそれゆえに起きた悲劇といっても 間違いないようです。 この本は推理要素的からすれば さほど難易度も高くなく 文章中にもいかにも怪しい人物は 分かりやすく紹介されているので 誰が犯行に関わったかは容易に推測できるはず。 ただし1箇所のみ ちょっと推理ができない要素、 隠れた事実がありますが これは人によってはわかるかもしれません。 推理小説としては 少々緩めの本だと思います。 その分、初心者向けの本とも言えますが。 | ||||
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この小説は著者の作品群の中では珍しく大阪が舞台になっています。 旅情作品はやはりその地の風景や人間像が旨く描かれていなくては味がありません。この作品では特に大阪の人間像が旨く描かれていると思います。 浅見光彦と大阪の刑事のやり取りなどに風情や特長が表れていますね。 事件は年に一度の<御堂筋パレード>で起きます。 ある特許を基に社運を掛けた繊維メーカー・コスモレーヨンが繰り出したフロートから、その女神に扮していたモデルが突如転落し、急死してしまいます。 単なる事故なのかと思われたモデルの遺体からは毒物が検出され、そこに居合わせていた浅見共々が大騒ぎに。 そしてさらなる殺人事件が御堂筋界隈で発生し、その事件と後に起きる三度の殺人事件が絡み合って、物語は複雑な方向に進んでいきます。 最後に書かれているエピローグを読まなければこの事件の真相は分からないのですが、只残念に思えるのは物語の中で謎となっていた部分が全部解明されてない点があることです。 また、この作品の主人公でもある畑中有紀子をもう少し前面に出して欲しかったですね。特に同じモデル仲間同士の人間関係を見据えた上で、事件解決の道のりの中にこの畑中有紀子の活躍ぶりを取り入れても良かったと思います。 | ||||
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内田康夫先生の本というのはなぜにもこんなにワクワクドキドキさせてくれるのでしょうねえ。この巻にも有名なる私立探偵浅見光彦が登場してきます。でも、一つ寂しかったのは犯人に意外性、あまり事件への関連性がなかったことですかねえ。 | ||||
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