(短編集)
漂泊の楽人
- ダイイング・メッセージ (52)
- 転落死 (149)
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| やはり浅見は好きな名探偵。 本作は、ヒロインの家で二人で一夜を過ごすという場面も。 浅見の性格上、絶対に断るのだが、ヒロインはお兄さん、母親までもが殺されている。徐々に惹かれ始めた浅見に一緒にいてほしい。もちろん、「なにも」ありません。私は浅見の硬派なところが好きですね。 ドラマ化もされており、上島龍平が畑山警部の役をしていました。ドラマではコミカルなキャラになってましたが、小説では、畑山はかなり有能な刑事。浅見も畑山も、お互いに相手を尊重し、よい関係を築いています。もちろん最後は刑事局長の弟である浅見の指揮のもとに犯人を確保します。 これも珍しい展開。浅見は犯人を警察に突き出すことはせず、本人の意思に任せるところが大きい。自殺するんであれば、それでどうぞ。お好きになさってください。男が自分の最後をどうするか、死をもってけじめをつけるんであればと尊重する。 そんな浅見が、犯人の自殺すら許さずに、警察と一緒に捕まえる。事件が詐欺事件と言う経済事案であり、数百億円ものお金を犯人一味が抱えていることも理由の一つでしょうが。初めに殺された被害者が、ヒロインの兄であり、浅見の友人であったことも理由か。 浅見光彦シリーズは、「犯人をここまで追い詰め、警察にも協力してもらっているのに。なぜ捕まえないのか?法の裁きを受けさせないのか?」と疑問に感じることがあります。私はここに少し消化不良というか、浅見の性格を考慮しても、やや物足りなさを覚えてしまう時があります。 「畜生!」と罵りながら刑事に逮捕される。そういうバシッと事件が解決する。本作品はこの点も気に入っています。 | ||||
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| 説明のとおり美品でした。 | ||||
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| 昭和61年発表の、浅見光彦シリーズでは比較的初期の作品です。角兵衛獅子の芸人であった男の悲しい過去を題材にした、涙なしでは読めない内容で、テレビの浅見光彦シリーズでは何度も映像化されています。それだけこの作品の品質や支持率が高いのかもしれません。私自身、数年前に、実際に新潟県・旧月潟村に赴き、角兵衛獅子の歴史を自分の目で見て調べてきました。それ以来、作品への思い入れがいっそう強くなり、ますます大好きな作品になりました。 | ||||
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| テレビの浅田光彦シリーズを見ました。しかし、テレビは時間の関係なのだと思いますが、かなり省略して展開していったので良くわからない部分がありました。小説をじっくり読むことによって事件の背景がよく理解できました。犯行動機が古い歴史に刻まれた過去の羞恥によるものであり、ストーリーとしてもよくまとめられていると思いました。 | ||||
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| 静岡と新潟と、光彦が大活躍です。 兄の刑事局長やお手伝いの須磨子も登場頻度が多く、 ヒロインとのあれこれが、このシリーズ定番とも言える形なので、 浅見光彦シリーズの一番オーソドックスなスタイルで書かれた一冊と言えます。 なかなか良かったです。 | ||||
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