(短編集)
漂泊の楽人
- ダイイング・メッセージ (52)
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説明のとおり美品でした。 | ||||
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昭和61年発表の、浅見光彦シリーズでは比較的初期の作品です。角兵衛獅子の芸人であった男の悲しい過去を題材にした、涙なしでは読めない内容で、テレビの浅見光彦シリーズでは何度も映像化されています。それだけこの作品の品質や支持率が高いのかもしれません。私自身、数年前に、実際に新潟県・旧月潟村に赴き、角兵衛獅子の歴史を自分の目で見て調べてきました。それ以来、作品への思い入れがいっそう強くなり、ますます大好きな作品になりました。 | ||||
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テレビの浅田光彦シリーズを見ました。しかし、テレビは時間の関係なのだと思いますが、かなり省略して展開していったので良くわからない部分がありました。小説をじっくり読むことによって事件の背景がよく理解できました。犯行動機が古い歴史に刻まれた過去の羞恥によるものであり、ストーリーとしてもよくまとめられていると思いました。 | ||||
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静岡と新潟と、光彦が大活躍です。 兄の刑事局長やお手伝いの須磨子も登場頻度が多く、 ヒロインとのあれこれが、このシリーズ定番とも言える形なので、 浅見光彦シリーズの一番オーソドックスなスタイルで書かれた一冊と言えます。 なかなか良かったです。 | ||||
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予想外の読み応えがあった。 物語の構想力が優れていた。 漆原肇子への不釣り合いな結婚の申し入れ。 相手は 中部銀行の取締役、沼津支店長の息子。 しかも東大卒である。 母親と兄と肇子の3人暮らしで、兄は失業中。 肇子も花嫁修業中。父親の遺産で生活している。 そんな不可思議なうちに 兄が 夜釣りに行き 海岸に死体として流れ着く。 警察は 事故死か自殺と推定する。 兄は 死んだ時には 浅見光彦に ワープロを渡すように そして 兄のフルネームを 入力しろと言う。 浅見光彦は、兄と大学の同級生で、 ぬれぎぬを晴らしたことがあった。 肇子は、浅見光彦を訪問して、浅見光彦の探偵が始まる。 実に、自由な発想と想像力で事件の解決を図る。 兄は 保全投資協会で働いていたことがわかる。 保全投資協会は、投資サギ集団だった。 巨額の投資をさせて、解散したのだった。 そのお金を 管理して 隠匿したのが 兄だったのだ。 沼津から 新潟県月潟村につながる過去が明らかにされる。 母親も、殺されて、母親のお悔やみの手紙が 月潟から来ることで、肇子も 月潟に行き 越後獅子舞の発祥の地であることをしり 母親のダイイングメッセージを ひもといていく。 兄のダイイングメッセージも重要な鍵を握っていた。 獅子舞、お瞽女、新潟の貧しい生活からうまれたものたちの 強い結束が 事件を事件たらしめた。 結束とうらぎり、そこで 殺人犯が 浮かび上がって来るのだった。 浅見光彦の仮説的推理が、事件をひもといていく。 | ||||
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