オヤジ・エイジ・ロックンロール
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種別
長編
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あらすじ
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評判
オヤジ・エイジ・ロックンロールの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
オヤジ・エイジ・ロックンロールの総合評価:
8.91/10点 レビュー 22件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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主人公の黒沢は中老の中間管理職ですが、折に触れて揺れ動きやすい少年の心が露呈して、格好悪いけどとても感情移入しやすかったです。
楽器やバンドの人間関係の描写がとても写実的で、ドキュメンタリー映像を見たかのような読後感です。
あらゆる場所になんかどっかで見たことあるような人たちがうろついていて、思わずニヤッとしてしまいます。
「やってる本人はカッコいいと思ってるんだろうなあ」とでも言いたげな映し方が面白い。
ロック・ミュージシャンというと、横浜銀蝿みたいなイケイケの人たちばかりを思い浮かべてしまうのですが、シャイの黒沢みたいなギタリストが多かったり、沙織さんみたいな憑依型のおとなしい子が最前面に立たされてるのもリアルで面白いです。
作中の背景で、音楽を大量生産的に消費するメジャーレーベルに対するアンチ、インディー・ロックへの礼賛、といった雰囲気が漂っているのも小ニクいですね。
ライブの緊張感と、ボーカルの入りから急騰しだすボルテージには圧倒されました。
それは黒沢の心理描写に負うところが大きいと思うのですが、音楽を聴いている訳でもないのに感動で鳥肌が立って、視界が滲んできます。
還暦も目前のオヤジだけど、オフィスビルの間を青春と共に走り抜ける、そんな爽快な物語です。
「大人」は夢を諦める理由にはならない。
甘酸っぱい夢を忘れかけている方に、是非とも手に取ってみてほしいです。