(短編集)

調律師

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種別
短編集
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あらすじ

2015年12月04日 調律師 (文春文庫)

交通事故で妻を亡くし、自身も大けがを負った結果、音を聴くと香りを感じるという共感覚「嗅聴」を得た鳴瀬玲司は、ピアノの調律師を生業としている。さまざまな問題を抱えたピアノ、あるいはその持ち主と日々接しつつ、いまだに妻を忘れられずにいた鳴瀬だったが、ある日、仕事で仙台に向かうことに―。(「BOOK」データベースより)

評判

調律師の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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調律師の総合評価:

9.00/10点 レビュー 8件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.8
(4pt)

最後、どうして変えたのかな?

私の上の娘は妻の話では、子供の頃、ドレミファソラシドに夫々固有の色があると言っていたらしい。リハビリの仕事をしていた私は、それが”複合感覚”と呼ばれる特殊な感覚の持ち主だと後で知った。この小説の中では、”共感覚”と呼んでいるが同じものだろう。そもそもが、このような特殊な医学的専門知識を小説に持ち込むこと自体、この作者の非凡なセンスを感じる。ただ残念なことに、執筆中に東日本大震災が起こり、あらかじめ予定していたラストシーンと違うものを描いたようだ。作者自身、あとがきで第六話目で大きく転調していると述べている。おそらくあの大震災がなければ、第六話・七話はまったく別のものになっていたのだろう。最初に予定していた第六話・七話を読んでみたかった。
調律師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 調律師 (文春文庫)より
416790506X
No.7
(4pt)

最後、どうして変えたのかな?

私の上の娘は妻の話では、子供の頃、ドレミファソラシドに夫々固有の色があると言っていたらしい。リハビリの仕事をしていた私は、それが”複合感覚”と呼ばれる特殊な感覚の持ち主だと後で知った。この小説の中では、”共感覚”と呼んでいるが同じものだろう。そもそもが、このような特殊な医学的専門知識を小説に持ち込むこと自体、この作者の非凡なセンスを感じる。ただ残念なことに、執筆中に東日本大震災が起こり、あらかじめ予定していたラストシーンと違うものを描いたようだ。作者自身、あとがきで第六話目で大きく転調していると述べている。おそらくあの大震災がなければ、第六話・七話はまったく別のものになっていたのだろう。最初に予定していた第六話・七話を読んでみたかった。
調律師 Amazon書評・レビュー: 調律師より
4163821600
No.6
(5pt)

読めてよかった

だいぶ前に「羊と鋼の森」を読んだので、調律師の物語は既視感がありました。あれもよかったしこれもよかった。音や匂いを文章にするのは、かなり難しいように思うのですが、文章が達者なのですんなりと読み進められました。解説者は、震災を描いた終章付近を小説としての瑕瑾になるかのように書いていますが、おそらく私を含め読者の多くは、作品の価値を高める転調だと受けとめるのではないでしょうか。
調律師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 調律師 (文春文庫)より
416790506X
No.5
(5pt)

読めてよかった

だいぶ前に「羊と鋼の森」を読んだので、調律師の物語は既視感がありました。あれもよかったしこれもよかった。音や匂いを文章にするのは、かなり難しいように思うのですが、文章が達者なのですんなりと読み進められました。解説者は、震災を描いた終章付近を小説としての瑕瑾になるかのように書いていますが、おそらく私を含め読者の多くは、作品の価値を高める転調だと受けとめるのではないでしょうか。
調律師 Amazon書評・レビュー: 調律師より
4163821600
No.4
(5pt)

調律師の物語では

宮下奈都の調律師の話より、実際に現場で、ピアノを扱うレアル感がある、曲による、微妙な調性の感覚を上手く表現できていて物語として楽しめる。前半の設定から、後半東北震災後の、現実の影響が小説の構成や内容に及び、多少の違和感がある。震災後の仙台での、調律師としての活動が生々しく良い。お勧めの1冊。
調律師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 調律師 (文春文庫)より
416790506X

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