氷結の森



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初公開日(参考)2007年01月
分類

長編小説

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氷結の森 (集英社文庫)

2010年01月20日 氷結の森 (集英社文庫)

日露戦争に従軍した猟師の矢一郎は故郷を離れ、樺太で過去を背負い流浪の生活を続けていた。そんな彼を探し回る男が一人。矢一郎の死んだ妻の弟、辰治だ。執拗に追われ矢一郎はついに国境を越える。樺太から氷結の間宮海峡を越え革命に揺れる極東ロシアへ。時代の波に翻弄されながらも過酷な運命に立ち向かう男を描く長編冒険小説。直木賞・山本賞ダブル受賞の『邂逅の森』に連なる“森”三部作完結編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

氷結の森の総合評価:6.93/10点レビュー 15件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

氷結の森の感想

マタギの話かと思っていたら、ちょっと違いました。
どちらかと言えばハードボイルドなのでは?と思います。
先住民族としてはアイヌだけかと思っていたのですが、いわゆる北方領土にはそれぞれの先住民族が生活していたのだと始めて知りました。
主人公の矢一郎があまりにも完全無欠のヒーローのごとく、ストイック過ぎるのはどうかとも思うのですが、歴史的背景や戦争の現実はかなりリアリティーがあって、歴史を知ると言う意味でも読み応えがありました。
それにしてもロシアと日本でいつまでも解決しない北方領土の問題ですが、これを読んでいるとそのどちらにもそんな厚かましいこと言えないんじゃないかと思ってしまいます。

たこやき
VQDQXTP1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(3pt)

邂逅の森の勢いは

森三部作の最後の作品ではある。邂逅の森でエネルギーを出し切った感がする。
氷結の森 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:氷結の森 (集英社文庫)より
4087465128
No.13:
(5pt)

マタギがロシアへ

訳ありとはいえ、樺太からロシアへの逃避行。
氷結した大地と奔放な生への執着をもった男の逃避行。
いいですね。
彼のその後をぜひ作品にしてください。
氷結の森 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:氷結の森 (集英社文庫)より
4087465128
No.12:
(5pt)

Better!

さすが、熊谷作品、冒険(推理)小説だけど、ノンフィクションのようで、樺太の歴史、民俗等を あらためて勉強させてもらった。
氷結の森 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:氷結の森 (集英社文庫)より
4087465128
No.11:
(4pt)

こんな人がいたのか!!

主人公の試練に耐えながらも、あくまでも無垢な生きざまに感動。
氷結の森 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:氷結の森 (集英社文庫)より
4087465128
No.10:
(3pt)

冒険小説の趣の強い、<森シリーズ>マタギ3部作の完結編

過去も故郷も棄て流浪する男と彼を追う男。20世紀初頭の北東北・樺太・ロシア。流転する人生の行き着く先は・・・? 

「相剋の森」、直木賞・山本賞ダブル受賞作「邂逅の森」に連なる<森シリーズ>マタギ3部作完結編。とはいえ、本書は前の2作品とはかなり趣を異にしており、歴史冒険小説に仕上がっている。

第一次世界大戦が始まって4年。柴田矢一郎は故郷の秋田県阿仁を離れ、樺太の鰊場、伐採現場・・・と、ひとところに落ち着かず、流浪の生活を続けている。そんな彼を探し回る男・松岡辰治は、矢一郎の死んだ妻シズの弟だった。辰治は矢一郎を姉の仇と思い、10年も追跡を続けていたのだ。雪深い森で、辰治の散弾銃を浴びた矢一郎は、危機一髪、先住民族ニブヒ族の猟師・ラムジーンに救われる。彼の娘タイグークを連れ去った一味を追って、矢一郎はサハリンから凍結した間宮海峡を越え、ロシアに渡る。娘を探し出し樺太に送り届け、彼に思いを寄せ続ける香代と所帯を持とうとするが、またしても過酷な運命が矢一郎を待ち受けているのだった・・・。

結末が、ロシア(ソビエト)のパルチザンとの戦いで、哀しくて何ともやり切れない。
氷結の森 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:氷結の森 (集英社文庫)より
4087465128



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