銀狼王
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熊谷達也さんが好きで、いくつか読んでます。 こちらは北の大地を舞台にした、自然の脅威と人の関わりを強く感じられる作品でした。 スッキリ読めて、読後感も悪くありません。 狼絶滅に一役買った猟師が、それを業だと感じながらも、最後の狼と対峙する… 人間らしいエゴとプライドなのか、それとも自然の中の弱肉強食のあり方なのか。 考えさせられるところも多かったです。 また、映画化でも話題のゴールデンカムイの作者、野田サトルさんが、こちらの銀狼王からインスピレーションを得てゴールデンカムイの一部としたとインタビューで言っています。 ゴールデンカムイを読んでからこれを読むと、二瓶への親近感も増しました。 | ||||
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途中までは、主人公と猟犬のもたらす緊張と緩和が心地よい。 後半、その構図を崩すことで終盤に向けた緊張感を増したかった のかもしれないが、緊張感が増すことは無く、逆に尻つぼみする。 結局、主人公は何のために狼を追ったのかよく伝わらなかっただけでなく、 自然からの恩恵でもって生計を立てているはずなのに、 猟犬をけなしたり、獲物をけなしたりする主人公には 最後まで全く感情移入ができなかった。 もし健気な猟犬がいなかったら、星一つ。駄作。 | ||||
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狼、北海道、熊谷達也、と大好きなフレーズがそろっていて、買ってしまった。設定自体も好みのはずでしたが…。開拓初期に大量に毒殺され、わずかに生き残った狼たちが、家族でつつましく自然の中で生きているだけなのに、銀毛に対する狩猟本能という、手前勝手な理屈だけで、駆られ殺されていく。そして、あっという間に絶滅…。直前に読んだ吉村氏の羆嵐に比べると、なんだか無慈悲で寂しい感じがしてしまいました。 | ||||
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明治時代の北海道を舞台にした人間と狼の闘いを描いた動物小説。仙台藩から北海道に入植した老猟師の二瓶が銀毛の巨大な狼を愛犬とともに追う。人間をも凌駕する知恵を持つ銀狼王に二瓶は勝利することが出来るのか。 北海道という過酷な自然の中で生きる猟師の知恵、人間よりも人間的な銀狼王を力強い筆致で描いており、熊谷達也の『邂逅の森』『相剋の森』『氷結の森』と連なるような佳作に仕上がっている。 面白いのだが、残念なのことにアーネスト・シートンの『狼王ロボ』と『邂逅の森』を足したようなストーリーから抜け出せていない。 | ||||
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熊谷氏、得意の自然と戦う人間の姿を描いた物。厳しい自然の中、オオカミと人間の知恵比べ、かけひきが繰り広げられる。常に緊迫感に満ち、読み始めると止められないものがあった。少しオオカミが擬人化されすぎていたか、と思うが。 | ||||
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