リアスの子



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    初公開日(参考)2016年02月
    分類

    長編小説

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    リアスの子 (光文社文庫)

    2016年02月09日 リアスの子 (光文社文庫)

    東北の港町・仙河海市の中学校で教師を勤める和也。担任するクラスに転校してきた早坂希は、問題を抱える少女だった。朝帰りの噂を聞いた和也が早朝、様子を見に行くと、希のジョギングする姿が。和也は、顧問を務める陸上部への入部を希に勧めるが―。多感な中学生と若き教師の心温まる物語。東日本大震災以降、仙河海市を舞台にした著書の先駆けとなった作品。(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    全てがここから始まる

    岩渕和也、桐生直美を主人公に「七夕しぐれ」「モラトリアムな季節」の続編でもあり、仙河海シリーズの始まりでもある物語。

    早坂希、幼なじみの上村奈津子、生徒会書記の昆野笑子、学級委員の川島聡太、長距離班班長の佐藤真哉、
    菅孝先生こと菅原孝之、相川先生、親分こと小野寺三千男先生
    全てがここから始まる。
    なお個人的には、仙河海シリーズの終わりに20年後の早坂希と岩渕和也の再会を見てみたい。
    リアスの子 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:リアスの子 (光文社文庫)より
    4334772358
    No.3:
    (3pt)

    出発点として見れば

    熊谷達也は、震災後にしばらく小説が書けないでいたが、一念発起して書き出したのが「仙河海サーガ」らしい。最新の「浜の甚兵衛」でそのことを知り、この作品がサーガの最初の小説だと聞いて紐解いた。

    それと知らずに読めば、一般的な青春学園小説である。舞台は架空の町「仙河海(せんがうみ)市」であるが、題名からも分かるように、作者の住んでいる仙台市がモデルでは無く、リアス式海岸になっていて、著者が教師として暮らしていた気仙沼市がモデルである。

    この本の語り手は著者の分身とも言える数学教師岩渕和也。1990年の話として進められている。しかし真の主人公は転校生早坂希(のぞみ)だろう。確かに一見スケバン風の登場をして、やがて素直な頑張り屋になり長距離ランナーとして稀有の才能を見せる希は、それなりに突出した個性だと思う。ただ、この作品は一冊の作品としてみると、あまりにも中途半端だった。主人公としては、これから活躍する直前に終わる。希が子ども時代、仙河海市に住んでいたとしても、それだけでは「リアスの子」とした説得性があまりにもない。岩渕の語り口調から、いかにも彼が20年前を回顧して語っているようにみせながら、とうとう現代の岩渕は一度も姿を見せなかった。なぜそういう形式にしたのか、という説明が、この作品の中には一切ない。あまりにも壮大なサーガの序章として位置づけるのならば(実際そういう意図なのだろうが)、わからなくもないが、そ この説明不足は「有り」なのか、私は判断がつかない。

    早坂希は甚兵衛の子孫なのだろうか。親分肌な所は似ていなくもない。しかし、彼に関係する金子、菅原、遠藤共に苗字が違う。果たしてどのように人物たちが絡まってゆくのか、しばらくはサーガを読んでゆきたい。

    2017年2月27日読了
    リアスの子 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:リアスの子 (光文社文庫)より
    4334772358
    No.2:
    (4pt)

    熊谷氏らしい作品

    熊谷氏らしい作品。さらっとしてほっとさせる。久々に氏の本を読んだが、熊シリーズ以来だ。なかなか面白い。
    リアスの子 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:リアスの子 (光文社文庫)より
    4334772358
    No.1:
    (4pt)

    モラトリアムからの卒業その1といったところでしょうか?

    リアス式海岸というと岩手県をイメージしますが、宮城県北部の海岸にも岩手県側に

    食い込むようにしてリアス式海岸が広がっていますネ。

    装画を見ると、またまたモラトリアムな世界が展開されるのかと思いましたが、

    そこは、モラトリアム卒業その1(教員生活)といったところでしょうか?

    泣かされる部分も多々ありましたが、ナオミさんが出て来たのには驚かされました。

    モラトリアム卒業その2も構想としてあるものと思われますので期待しています。

    熊谷達也ファンの方々は、もっとレビューを書きましょうネ?
    リアスの子 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:リアスの子 (光文社文庫)より
    4334772358



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