孤立宇宙
- SF (392)
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子どもの頃から国内・海外を問わずSFを読みあさってきたが、人生でベスト5に入るであろう傑作。 正直、SF界隈では聞いたことのない著者だったので、正月休みの時間つぶしになればそれでいいやくらいの気持ちで買ったのだが、嬉しい大誤算。世界観と登場人物たちに感情移入しすぎて読み終えるのが辛くなったレベルで、心の底から楽しめた。名だたるSF作家たちの作品にいっさい引けを取らない王道SFなのに、後からこの著者はSF初挑戦と聞いて、本気で冗談だろう思った。 著者のSF次回作を心待ちにしている。 | ||||
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●開巻後しばらく「蓮と彩音」の物語と「レンとミク」の物語が交互に登場する。時代背景や状況の 説明が少なく、違和感を抱きながらも読み進めて行くと少しずつピースが埋まってくる。その過程が ミステリー小説の謎解きの様で爽快感を覚えた。 物語は「小惑星による人類滅亡の危機に果敢に立ち向かう人達の壮絶なドラマ」である。著者は有 り余るほどのSFガジェットを惜し気もなく使用。サイバー内での人間生活やアーマーボット操縦、軌 道エレベーター、系外惑星への移住、量子テレポーテーションひいては地球生命誕生の秘密まで。 ガジェットの安易な使い過ぎ、話の広げ過ぎにも感じてしまう。 しかし、緻密に構築されたサスペンスフルな筋立てで、テンポよくかつ力強く描かれており、ペー ジをめくる手が止まらない。ボーイミーツガールもホロッとする場面も用意されていて、読み応え十 分の作品でした。 | ||||
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熊谷氏の作品はこれまで「邂逅の森」しか読んだことが無かったので、このたびのSF作品には正直驚いたが、氏の作品なら間違いはないと、安心して購入した。 隕石襲来のためシェルターに避難した人間たちの物語と、第二の地球を目指して旅立った人間たちの物語との二部構成だが、どちらにも共通する人物が登場する。 それは、人間の意識をデータとしてコンピュータ上に保管し、身体は冷凍保存することが可能になったためだ。また、そのデータは必要に応じて人体ロボットにダウンロードでき、超人的な活躍ができる。 そうして、意識は百年以上も連綿として続く仕組みだ。 理系出身の作家らしく、タイムトラベル的な荒唐無稽さは無く、宇宙エレベータを始め、科学的な根拠のありそうな設定となっているので、ハードSFファンにも納得していただけるだろう。 そうした事の他に、ロマンスも織り込まれているので、ハード一辺倒の話にもなっていない。 大人の鑑賞に耐えうるSF小説に仕上がっていると言えよう。 | ||||
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