呪縛の家



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初公開日(参考)1954年01月
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長編小説

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呪縛の家 新装版 (光文社文庫)

2015年05月12日 呪縛の家 新装版 (光文社文庫)

“今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし”紅霊教教祖の孫娘は、湯槽の中で血まみれとなって殺され、予言は的中する。だがそれは、呪われた一族に襲い来る悲劇の序章に過ぎなかった…。教祖を大伯父に持つ旧友の鬼気迫る依頼で、教団本部に出向いた松下研三だったが、ついに神津恭介に救援を求めた。名探偵は、恐るべき凶事の連鎖を止めることができるのか!?(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

呪縛の家の総合評価:7.08/10点レビュー 13件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

呪縛の家の感想

高木彬光は好きな作家だと思ってた。
読んでない本がいっぱいあったので、古いほうから読んでみた。
70年前の作品を批判したくないが読むのに1週間かかったぐらい
つまらなかった。
探偵小説を読んでも楽しめなくなった自分が悪いのだろう。


jethro tull
1MWR4UH4
No.1:
(7pt)

いろんな意味で70年近く前だから許される作品

1950年発表の神津恭介シリーズ第二作目(三作目とも)
過去、信仰の力を持って富と財をなした一癖も二癖もあるような人物ばかりの旧家で、血塗られた予言に見立てられながら連続殺人事件が起こるという
どちらかと言えば横溝御大のようなカラーの、それ以上にカーやヴァン・ダインからの影響が多分に感じられる作品ですね。

犯人に翻弄されるように、舞台に居合わせながら次々と殺人を許してしまう神津が正直ふがいないです。
連続殺人を防ぐことが出来ない探偵というのは金田一耕助もそうですし、ある意味お約束ではあるのですが、神津はなまじ完璧超人の格好いいキャラクター像を与えられているだけに、かえって情けなく見えてしまうのが否めません。

また、読者への挑戦文が挟まれる作品ですが、もはや挑戦というより挑発的な文章で
「わからないって?困りますね、そんな勘が悪くちゃ」とか「ここまで書いてわからないようじゃ、頭がどうかしています」とか今の作家がやったら冗談でも許されないレベルで酷いです(笑)
あと当たり前のように『グリーン家殺人事件』の犯人の名前挙げるのも酷いです。(私は幸い向こうを先に読んでたけど)

いろんな意味で1950年という時代だから許されているような作品で、いろいろ物申したい部分はありますが、今じゃとても読めないという意味では面白い作品でした。

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マリオネットK
UIU36MHZ
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未読の方はご注意ください

No.11:
(5pt)

引き込まれる!

不気味な予告殺人や密室のトリック、つい引き込まれる作品だった。現実的なことで考えれば、無理もあるが、とにかく楽しかった。
最後まで、考え抜かれた内容で、もっとこういう作品が読みたい。
呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)より
4334720803
No.10:
(1pt)

刺青殺人事件と二大駄作

駄作。
とにかく無駄で冗長。
名探偵も苦労と苦悩、煩悶の末に推理を導き出すのだ、と書きたいのかもしれませんが、あまりにごちゃごちゃしすぎ。4つのエレメンツがどうとか、工夫なんでしょうが、それが内容をごちゃごちゃさせています。
その場(犯行現場)にいた人すべてに疑いがあるとか言いながら、なぜ容疑をかけられた人のトリックを、そのまま真犯人に当てはめて考えることすらしないのでしょうか?
神津恭介が「日本三大名探偵」とか無理やりこじつけられながら、明智小五郎・金田一耕助より圧倒的に知名度が低く、三大名探偵に入れられるのがちゃんちゃらおかしい原因が、この呪縛の家と刺青殺人事件によくあらわれています。
呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)より
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No.9:
(5pt)

見立て殺人の傑作!!カルト教団に挑む神津恭介。

犯人は今回も意外でした。ラストの大どんでん返しには、びっくりします。全体して、スッキリまとまっていて面白い。ヴァン・ダインの『グリーン家』や、アガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』のコメントも良しです。お分かりいただけるでしょうか。高木彬光の快心作である。
呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)より
4334720803
No.8:
(4pt)

正統派

もともと1954年に和同出版社から出たもの。多数のバージョンがある。
 片田舎の資産家宅での連続殺人。いかにもな正統派ミステリだ。しかも、そこに予知能力や宗教がからんできて、ミステリ・ファンにはたまらない一冊となっている。「ラプラフの魔」「悪魔の弟子」「神秘宗教釈義」「地底の巫女」「地に埋もれて殺さるべし」など章題を並べてみただけでもたまらない。
呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:呪縛の家―神津恭介シリーズ (光文社文庫)より
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No.7:
(3pt)

基本、2時間サスペンスドラマ

神津恭介シリーズを読むのは3作目です。
ただ3作品を読んで思ったのは、基本的に犯人像が2時間ドラマ的ワンパターンだなということです。そのような意味では、2時間サスペンスドラマに出てくるキャラクターの役割、場面など基本フォーマットを確立した作家なのかもしれません。
この作品では、作者の主張のようなことが、物語の中に挟まれていますが、いささか唐突で、物語の流れを損なっているように思います。
呪縛の家 新装版 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:呪縛の家 新装版 (光文社文庫)より
4334768997



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